前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
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■日エンター <4829> 138円 (+36円、+35.3%) 日本エンタープライズ <4829> [東証S]が急騰。21日の取引終了後に、物流事業を展開するハニー・ビー(大阪市北区)の全株式を10月22日付で取得し子会社化すると発表しており、これを好感した買いが入った。ハニー・ビーは、物流を効率化するIoTサービスや、IT機器配送における付加価値としてキッティング(初期設定やセットアップ)支援やデータ消去などのサービスも提供しており、同社を子会社化することで、IT端末の調達から廃棄までの一連のプロセスを一元管理するLCM事業全般の拡充・拡大が見込めると判断したという。取得価額は1円。なお、27年5月期業績への影響は精査中としている。 ■GMOプラ <5250> 1,399円 (+300円、+27.3%) ストップ高 GMOプライム・ストラテジー <5250> [東証S]がストップ高。プログラミング言語「PHP」の重大な脆弱性が発覚し、ウェブサイトやウェブサービスを停止した企業が相次いでいる。欧州では政府系サイトを遮断する動きも広がった。日本時間21日深夜に修正プログラムが公表されたが、これに先立ち高市早苗首相がSNSを通じてPHPの脆弱性への対応を巡り「大至急のお願い」を呼びかけるなど、異例の事態となっている。不正アクセスによる被害の拡大を背景に物色人気化した サイバーセキュリティー関連株に対しては、PHP問題が新たな刺激材料となり、「ワードプレス」のセキュリティー運用の自動化を促すサービスを提供するGMOプラを含め、投資マネーが再度流入することとなった。 ■UEX <9888> 1,477円 (+295円、+25.0%) 一時ストップ高 UEX <9888> [東証S]が続急騰、一時ストップ高となった。22日午後2時ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を540億~590億円から550億~600億円(前期比10.6~20.7%増)、営業利益を21億~26億円から29億~34億円(同2.2~2.6倍)に引き上げており、業況を評価した買いが流入した。9月中間期においては先高観が台頭し駆け込み需要が発生するなか、仕入価格に対応した販売価格の改定を推進。 半導体関連需要の急激な回復もあり、販売数量が計画を上回った。通期では仮需の落ち着きが見られるものの、半導体や造船、インフラ関連需要は引き続き旺盛と見込む。 ■GRCS <9250> 1,649円 (+300円、+22.2%) ストップ高 GRCS <9250> [東証G]がストップ高。同社はITセキュリティーの各種コンサルティングを手掛けるセキュリティソリューション事業を展開しており、第三者の不正アクセスによる個人情報漏えいのニュースが相次ぐ状況下において、物色人気が向かった。そんななか、21日の取引終了後、国内外の脆弱性情報を配信するサービス「脆弱性TODAY」の導入支援キャンペーンを実施すると発表しており、株価の支援材料となったようだ。キャンペーンでは12月18日の申し込み受け付け分まで、無償のトライアル期間が通常の1ヵ月間から3ヵ月間まで延長され、従来はトライアルの対象外だったAPI連携も利用可能となる。 ■AIFCG <254A> 1,287円 (+182円、+16.5%) AIフュージョンキャピタルグループ <254A> [東証S]が続急騰。22日午後0時30分ごろ、子会社ショーケース <3909> [東証S]と本人確認・認証関連サービスの販売に関する契約を締結したと発表しており、好材料視された。AIFCGが連携してきた地方銀行、信用金庫などの地域金融機関とのネットワークを活用し、主にこれらの金融機関の融資先を含む取引先企業を対象に、ショーケースの総合型本人確認サービス「ProTech ID Checker」をはじめとする本人確認・認証関連サービスの販売・導入支援を行うという。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。 ■TWOST <7352> 517円 (+72円、+16.2%) 一時ストップ高 TWOSTONE&Sons <7352> [東証G]が3日ぶり急反騰、一時ストップ高となった。22日午前10時ごろ、大塚商会 <4768> [東証P]子会社のアルファネットと共同で企業のサイバーセキュリティー対策支援を推進していると発表しており、株価の刺激材料となったようだ。両社はそれぞれのノウハウを生かし、これまで複数の企業に対して企業のセキュリティーリスクの調査・分析から対策方針の策定、ソリューションの導入、実行・定着までを支援してきた。今後は相互の顧客基盤に対するセキュリティートータルソリューションの提案を通じ、両社の取り組みを更に拡大していく。 ■SHIFT <3697> 1,147円 (+90.5円、+8.6%) 東証プライムの上昇率3位。SHIFT <3697> [東証P]が3日ぶり急反発。SBI証券は21日、同社株の目標株価を2400円から2700円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続した。生成AIの登場により、同社及びソフトウェアテストの在り方に超悲観論が蔓延していたが、業績推移や定量的変化などを踏まえれば、悲観論の勢いは弱まると予想。15日に決算を発表したが、第4四半期(6-8月)の連結営業利益は60億6000万円(前年同期比63%増)となり収益性は予想以上に改善。この業績改善は短期的・一過性ではなく、直近数年間の試行錯誤の結果と好意的に捉えており、27年8月期以降の業績拡大に期待している。 ■トーカイ <9729> 2,801円 (+173円、+6.6%) 東証プライムの上昇率6位。トーカイ <9729> [東証P]が急反発。22日午後3時ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を1654億円から1679億8000万円(前期比5.2%増)、営業利益を89億8500万円から102億8600万円(同9.6%増)に引き上げた。営業利益及び経常利益は減益予想から一転、増益を見込む。同時に期末配当予想を前回予想から9円増額の49円に上方修正しており、これらを好感した買いが集まった。なお、年間配当予想は89円(前期実績は68円)となる。第2四半期累計(4-9月)は調剤薬局事業における処方箋単価が薬剤料・技術料ともに計画を上回って推移したうえ、シルバー事業におけるレンタル資材の効率的な運用の取り組み効果が前期から継続。下半期も調剤薬局事業の好調が続くとみられることや7月にリハビリデイサービス事業を展開するQLCプロデュースを子会社化したことも踏まえ、通期業績予想を修正した。 ■イーガーディ <6050> 1,703円 (+70円、+4.3%) イー・ガーディアン <6050> [東証P]が大幅続伸。21日の取引終了後、芸能事務所向けに「誹謗中傷AI監視ソリューション」のベータ版の提供を始めると発表しており、好感した買いが入った。同サービスではSNS・掲示板・口コミサイトなどを横断して所属タレントに関する誹謗中傷や危険投稿を収集。事務所と合意した基準によるAIのスコアリング、画像・動画を含めた専門オペレーターの判定、証拠保全、プラットフォームへの通報・削除要請までの支援を一貫して行う。先行導入企業との検証を経て、順次正式提供へ移行する。 ■ヒトトヒトH <549A> 464円 (+19円、+4.3%) ヒトトヒトホールディングス <549A> [東証S]が大幅続伸。同社は4月7日に東証スタンダード市場に新規上場した直近IPO銘柄で、スポーツイベントの安全確保や商業施設の警備などに取り組んでいる。22日午前11時30分ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を201億2000万円から260億2000万円(前期比39.6%増)、M&Aに伴う一時的費用を控除した調整後営業利益を11億4000万円から13億円(同43.5%増)に引き上げており、業況を評価した買いが優勢になった。7月31日に完全子会社が警備業を営むSPD&Companyをグループ化した影響について精査が進んだほか、既存事業の業績が堅調に推移すると見込む。 ■タスキHD <166A> 1,029円 (+36円、+3.6%) タスキホールディングス <166A> [東証P]が大幅続伸。21日取引終了後、26年9月期連結業績予想について売上高を1004億5000万円から1019億円(前の期比36.9%増)へ、営業利益を110億円から136億5000万円(同54.8%増)へ上方修正すると発表した。これが好感された。従来の最高益予想に更に上乗せする形で、引き続き高成長路線を維持する見通しとなった。良好な事業環境を背景にプロジェクトの販売価格が想定を大きく上回り、利益率が改善したことが要因。なお、販売価格の上昇を踏まえ、一部プロジェクトについては収益の最大化を目指し、販売時期を当期中から翌期へ戦略的に変更したという。 ■ストライクG <6196> 1,436円 (+48円、+3.5%) ストライクグループ <6196> [東証P]が大幅続伸。21日の取引終了後に、集計中の26年9月期の連結業績について、売上高が従来予想の245億円から270億7700万円へ、営業利益が83億円から104億100万円へ、純利益が57億円から71億3900万円へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。前の期は連結決算を行っていないため比較はできないものの、第3四半期以降に上期の実績を上回る水準で成約が積み上がり、成約数が想定以上となったことに加えて、複数の大型案件が成約に至り案件単価が上昇したことも寄与した。 ■イオンFS <8570> 1,469円 (+46円、+3.2%) イオンフィナンシャルサービス <8570> [東証P]が4日ぶり大幅反発。21日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が10.80%から11.82%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、「株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有している」としており、「提出者は、発行者の中長期的な企業価値に関連すると考える事項、主には発行者の資本構成、コーポレートガバナンス、投資、データの利活用などについて、発行者との対話を現に行っている」という。なお、報告義務発生日は10月14日となっている。 ■eWeLL <5038> 2,383円 (+69円、+3.0%) eWeLL <5038> [東証G]が続伸。同社は22日、訪問看護ステーションの経営状態の把握から改善策の提示、収益への影響試算までを支援するAI新サービス「iBowボード Pro」の提供を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。このサービスは、今年2月に提供を開始した経営分析ツール「iBowボード」の機能を拡張したもので、訪問看護ステーションの経営に関わる12項目の独自の評価指標をスコアリングし、経営状態を可視化。すぐに取り組める具体的な改善策と、改善後の収益シミュレーションをAIが提示するという。 ■セラク <6199> 1,520円 (+37円、+2.5%) セラク <6199> [東証S]が反発。同社は22日、ソフトバンク <9434> [東証P]が提供する法人向けAI活用プラットフォーム「AGENTIC STAR」の導入・活用を推進するパートナープログラム「AGENTIC STAR インテグレーションパートナー アライアンス」に参画し、ソフトバンクとの協業を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。同社はアライアンスを通じて、FDEサービス(エンジニアが顧客企業の現場に入り込み、業務理解を踏まえながら、AIやデータプラットフォームの導入・活用・定着までを一気通貫で支援するもの)やAI開発力、ITインフラの構築・運用などで培った実績・ノウハウと「AGENTIC STAR」を組み合わせ、「AGENTIC STAR」導入企業のAI活用を支援するとともに、AIソリューションカンパニーへの変革を進めるとしている。 ■PAコンサル <4071> 2,321円 (+45円、+2.0%) プラスアルファ・コンサルティング <4071> [東証P]が続伸。22日寄り前、生成AIを活用したロールプレイング(ロープレ)ツール「AIプラストーク」に、ロープレコンテンツを自動生成する「シナリオ作成支援機能」を搭載したと発表しており、好感した買いが入った。新機能により、現場のマニュアルやナレッジを生かし、自社業務に即した教材を短時間で作成できるようになるという。 ■ロジザード <4391> 1,163円 (+22円、+1.9%) ロジザード <4391> [東証G]が反発。21日の取引終了後に、 ブロックチェーンを活用し、企業の垣根なく運送情報を共有する共通デジタル荷札「Bit Waybill(ビットウェイビル)」の開発を完了し、正式提供を開始したと発表しており、好材料視された。同サービスは、貨物ごとに共通IDを発番し、ブロックチェーン上でNFTとして管理することで、複数企業間でもデータの真正性・唯一性を維持したまま、安全に物流情報を共有することを可能にしたもの。また、運送履歴や更新情報を時系列で保持することで、高いトレーサビリティも実現する。なお、同件による業績への影響は、27年6月期業績予想に織り込み済みとしている。 ■中外薬 <4519> 6,614円 (+103円、+1.6%) 中外製薬 <4519> [東証P]が3日続伸。22日午後2時15分ごろ、同社が属するロシュ・グループが2026年1~9月の販売実績をこの日付で発表したと開示。ロシュ・グループの売上高は固定為替レートベースで前年同期比6%増の464億9300万スイスフラン、うち医薬品部門の日本における売上高は25%増の23億5200万スイスフランだったと明らかにしており、これらが株価の支援材料となったようだ。 ■安田倉 <9324> 2,654円 (+41円、+1.6%) 安田倉庫 <9324> [東証P]が続伸。22日、茨木営業所(大阪府茨木市)が動物用医薬品製造業(包装・表示・保管)の許可を新たに取得したと発表しており材料視された。同社グループは、加須(埼玉県加須市)・吉川(埼玉県吉川市)・茨木・九州(福岡県大刀洗町)の各営業所及び子会社安田ロジファーマの各センターで人用の医薬品物流を展開している。今回の茨木営業所における許可取得により、動物用医薬品にも対応することになり、人用・動物用医薬品の製造・販売物流を一貫して提供することになる。 ■明星工 <1976> 1,720円 (+22円、+1.3%) 明星工業 <1976> [東証P]が続伸。21日の取引終了後、英ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドらと共同保有者による株式保有割合が13.62%から14.62%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが優勢になった。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は10月14日。ニッポン・アクティブの保有目的には「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」などが記載されている。 ■技研製 <6289> 2,051円 (+26円、+1.3%) 技研製作所 <6289> [東証P]が続伸。22日午後1時ごろ、同社の鋼管杭回転切削圧入工法「ジャイロプレス工法」が、日本橋の首都高速道路地下化事業の高架橋架け替え工事に採用されたと発表しており、好材料視された。首都高速道路地下化事業における採用は、前年の河川拡幅工事に続くもので、会社側では都市部でのインフラ更新における同工法の高い施工性と汎用性を示すものとしている。 ※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース