話題株ピックアップ【夕刊】(3):パナHD、NEC、エクサWiz
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■パナHD <6752> 3,905円 +27 円 (+0.7%) 本日終値 パナソニック ホールディングス<6752>が反発。全体相場の地合い改善が追い風となったもよう。また、同社は20日に開発を進めてきたガラス型ペロブスカイト太陽電池の本格量産計画を1年前倒しし、2029年4月から長浜拠点(滋賀県)で生産を開始すると発表しており、これが材料視された面もあるようだ。同社のガラス型ペロブスカイト太陽電池は、独自の材料技術、インクジェット塗布製法、レーザー加工技術を組み合わせることで、サイズ・透過性・デザインの高い自由度を実現。更に耐久性を高める材料技術及びガラス封止技術により、建材に求められる性能を備えた「発電するガラス」として幅広い建築物への導入を目指すとしている。 ■NEC <6701> 5,384円 +35 円 (+0.7%) 本日終値 NEC<6701>が続伸。同社株が今月に入ってから直近まで下げた日は2営業日のみで、前日も全体相場は主力ハイテク株を中心に波乱となったが、同社株は我が道を行く展開でプラス圏で着地する強さをみせていた。ICTソリューション(AIソリューション)のほか、防衛省との関係性も密で防衛関連株としてのポジションを確保しているが、宇宙分野でもキーカンパニーに位置付けられる。前日に好決算を発表し時間外で大きく買われたスペースXだが、同社の強みは「スターリンク」によって数千基もの衛星同士をレーザー通信でリンクさせていること。これに対しNECも宇宙空間における衛星間レーザー通信システム開発でJAXAと連携した実績や、米宇宙関連スタートアップとも同分野で協業するなど、市場では「スペースXに対抗できる世界でも数少ない企業としてマーケットで認知されている」(中堅証券マーケットアナリスト)との評価があり、改めてクローズアップされている。 ■エクサウィザーズ <4259> 777円 +1 円 (+0.1%) 本日終値 エクサウィザーズ<4259>が3日ぶりに反発。この日の寄り前に、子会社Exa Enterprise AIの法人向け生成AIサービス「エクサベースAI」が「デジタル化・AI導入補助金2026」の対象ITツールとして登録されたと発表しており、好材料視された。「デジタル化・AI導入補助金」(旧・IT導入補助金)は、中小企業・小規模事業者などの労働生産性の向上を目的に、業務効率化やDXなどに向けたITツール(ソフトウェア、サービスなど)の導入費用の一部を補助する制度。今回、対象ツールに認定されたことで、導入する中小企業・小規模事業者は導入費用の一部の補助金を申請することができるため、利用層の拡大が期待されている。 ■GRCS <9250> 1,349円 +300 円 (+28.6%) ストップ高 本日終値 GRCS<9250>が急反騰。20日の取引終了後に、相次ぐ不正アクセスや情報漏えいに備える「サイバーセキュリティ・ガバナンス特別相談窓口」を開設したと発表しており、これを好感した買いが入った。特別相談窓口は、リスクの全体像と具体的な対応策を明確化し、経営主導によるセキュリティの推進やガバナンス強化を支援するもの。自社・サプライチェーンに潜むリスクの「可視化」と「具体的な対応策」の提示やリソース配分(予算・人材)に関する「経営判断」の迅速化、経営ガバナンスと現場対策の一体化などをサポートするとしている。 ■ウインテスト <6721> 242円 +50 円 (+26.0%) ストップ高 本日終値 ウインテスト<6721>は後場急騰。きょう午後2時30分ごろ、中国Youibot Roboticsが開発・製造する自律走行搬送ロボット(AMR)製品を取り扱う産業用搬送ロボット販売事業に新規参入すると発表しており、材料視した買いが集まった。同事業ではウインテストが有する半導体・電子部品関連企業を中心とした顧客基盤及び営業ネットワークを活用。新たな設備投資や固定費の増加を抑えつつ、事業領域の拡大と収益機会の創出を目指す。 ■ククレブ <276A> 4,480円 +700 円 (+18.5%) ストップ高 本日終値 ククレブ・アドバイザーズ<276A>がストップ高。SBI証券は20日、同社株の目標株価を1万3500円から1万7300円に引き上げた。投資判断は3段階で最上位の「買い」を継続した。同社は人工知能(AI)を活用した企業不動産(CRE)に関するソリューションの提供などを行っている。第4四半期(6~8月)実績は売上高が38億9000万円(前年同期比約6.6倍)、営業利益は5億4000万円(同7.2倍)だった。会社の四半期計画通りだが、前年同期比の伸び率は高く「好印象」と指摘。また、27年8月期の売上高は110億円(前期比57%増)、営業利益は22億円(同92%増)と中期経営計画を上回る見通しが示された。市場ニーズを捉えビジネスパイプラインは順調に拡大していることを評価している。同証券では、今期営業利益は24億9500万円を見込んでいる。 ■ヴィアHD <7918> 119円 +18 円 (+17.8%) 本日終値 ヴィア・ホールディングス<7918>は商い伴い急伸。20日取引終了後、27年3月期連結業績予想について純利益を3000万円から2億7000万円(前期5億1200万円の赤字)へ大幅に上方修正すると発表した。これを好感した買いが集まった。8月中旬以降の天候不順で客数が想定を下回った影響を織り込み、売上高については174億円から171億円(前期比1.8%減)へ下方修正した。ただ、人員配置の最適化や仕入れ・物流機能の集約、各種経費の見直しなどの取り組みが想定を上回るスピードで進展しており、これが利益を押し上げる。店舗の移転に伴う受取補償金を特別利益に計上することも寄与する見通し。 ■リネットJ <3556> 1,010円 +110 円 (+12.2%) 本日終値 リネットジャパングループ<3556>は続急騰。20日の取引終了後、子会社で小型家電リサイクル事業を手掛けるリネットジャパンリサイクルがLINEヤフー<4689>と共同で、Yahoo!ショッピングにおける「買い替え回収」の実証を19日から始めたと発表しており、好感した買いが集まった。両社は小型家電の買い替え時に回収サービスを案内するマーケティングを共同で検証。家庭の使用済み小型家電を適正に回収・再資源化するモデルを構築することで、都市鉱山の活用を推進し、国内資源循環の拡大に貢献する。同事業は環境省「2025年度補正予算 都市鉱山回収量増加に向けた回収実証モデル事業」の一環として取り組まれる。なお、リネットJは前日にストップ高に買われていた。19日の取引終了後、JX金属<5016>子会社で非鉄金属や使用済みリチウムイオン電池(LiB)のリサイクル事業を営むJX金属サーキュラーソリューションズ、「佐川急便」のSGホールディングス<9143>、スマートフォンの中古品などを取り扱う米PCSワイヤレスと資本・業務提携契約を締結したと開示したことが株価の刺激材料となっていた。 ●ストップ高銘柄 サイバートラスト <4498> 2,060円 +400 円 (+24.1%) ストップ高 本日終値 デジタリフト <9244> 1,600円 +300 円 (+23.1%) ストップ高 本日終値 農中DAXU <535A> 2,360円 +400 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値 アクリート <4395> 932円 +150 円 (+19.2%) ストップ高 本日終値 ユビキタスAI <3858> 500円 +80 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値 など、10銘柄 ●ストップ安銘柄 BCC <7376> 737円 -150 円 (-16.9%) ストップ安 本日終値 以上、1銘柄 株探ニュース