午後:債券サマリー 先物は続急伸、株安で国債選好姿勢強まる 長期金利急低下し2.920%で推移
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15日の債券市場で、先物中心限月12月限は続急伸した。この日は日経平均株価の下げ幅が一時3600円を超えた。株安を受け、国債への選好姿勢が強まった。 前日の米国市場ではコアウィーブ<CRWV>の社債価格が急落した。同社のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)スプレッドは拡大し、データセンター運営企業の財務危機が警戒されるようになった結果、AI・半導体関連企業への売り圧力が強まった。東京株式市場でも関連銘柄が売られ、全体相場を押し下げた。加えて、米長期金利は時間外取引で低下(債券価格は上昇)し、円債相場には支援材料となった。15日は財務省による利付国債の入札や日銀による国債買い入れオペといった需給イベントがなかった。 日銀の小枝淳子審議委員はこの日、熊本市で開いた金融経済懇談会で挨拶を行った。物価の上昇リスクが相応にあるとの見方を示したうえで、「利上げに過度に慎重になることはない」との見解を示した。その後の記者会見では、物価の上振れリスクがあるなかで、適時適切な政策調整が必要、との認識を示した。円債相場の反応は総じて限られた。 先物12月限は前営業日比61銭高の125円60銭で終了した。新発10年債利回り(長期金利)は急低下し、2.920%で推移。一時2.910%をつけた。 出所:MINKABU PRESS