15日の株式相場見通し=大幅続落か、CPI上振れで米早期利上げ観測が再燃

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市況

 15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落する公算が大きい。前日の欧州株市場では英国のFTSE100やドイツのDAX、フランスのCAC40がそろって小幅プラス圏で着地した。一方、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落。フィラデルフィア半導体株指数は4%超の大幅安となった。注目された同日発表の9月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.7%上昇となり、前月の3.4%上昇から伸びが加速した。市場予想(3.6%上昇)も上回った。食品とエネルギーを除くコア指数も前年同月比2.6%上昇と市場予想(2.5%上昇)を上回った。これを受けて米早期利上げ観測が再燃したが、これがAI向けクラウドサービスを手掛ける米コアウィーブ<CRWV>の社債価格急落を誘発。ハイテク株売りを強める格好となった。イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃が続くなか、この日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物が前日比0.95ドル高の1バレル=95.09ドルと上昇したことも市場センチメントを冷やした。この流れを引き継ぎ、きょうの東京市場も大きく値下がりすることが予想される。主力のAI・半導体関連株を中心に売りが広がるだろう。2月期企業の決算発表シーズンが佳境を迎え、きょうは東宝<9602.T>や高島屋<8233.T>、ベイカレント<6532.T>などの発表が予定されている。

 14日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比48ドル62セント安の5万1621ドル48セントと続落。ナスダック総合株価指数は同511.52ポイント安の2万6692.86だった。

 日程面では、きょうは8月の機械受注に注目。海外では米国の9月小売売上高や9月生産者物価指数、10月NY連銀製造業景況指数、新規失業保険申請件数、10月フィラデルフィア連銀景況指数など。台湾TSMC<TSM>の決算発表に対する関心が高い。このほか、G20財務大臣・中央銀行総裁会議がタイ・バンコクで開催される。

出所:MINKABU PRESS

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