東京株式(大引け)=33円安、半導体株中心に後場終盤に軟化

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市況

 14日の東京株式市場は強弱観対立のなか、中盤まで買い優勢の展開だったが、日経平均株価は後場終盤に値を消し、結局小幅安で取引を終えた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比33円23銭安の6万7744円29銭と5日続落。プライム市場の売買高概算は21億8982万株、売買代金概算は7兆4507億円。値上がり銘柄数は604、対して値下がり銘柄数は892、変わらずは56銘柄だった。
 
 きょうの東京市場は、前場は自律反発狙いの買いが優勢で日経平均は前引け時点で400円あまり上昇した。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って下落したが、先物主導のインデックス買いなどで浮揚力が働いた。後場寄りも買い意欲が強く日経平均は一段高となったが、午後2時頃を境に地合いが軟化した。これはオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>が発表した7~9月期決算発表が契機となっている。決算は申し分のない内容だったが、市場の想定内で材料出尽くし感からの売り圧力が働いた。あすは台湾の半導体受託生産最大手のTSMC<TSM>の決算発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた面もあるようだ。最終盤に若干戻したものの、結局小幅マイナス圏で取引を終えた。

 個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が下値模索を続け、レーザーテック<6920.T>も終盤売られた。東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>なども軟調。イビデン<4062.T>も冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが値を下げ、イオン<8267.T>が大きく下落した。パナソニック ホールディングス<6752.T>も売りが優勢だった。オリンパス<7733.T>が急落し値下がり率トップ。ソディック<6143.T>も大幅安。ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>、山形銀行<8344.T>、山梨中央銀行<8360.T>など地銀株にも下げが目立った。

 半面、太陽誘電<6976.T>に買いが集まり、ソフトバンクグループ<9984.T>もしっかり。フジクラ<5803.T>も堅調だった。ファーストリテイリング<9983.T>が上昇、リクルートホールディングス<6098.T>も上値を追った。日立製作所<6501.T>、任天堂<7974.T>も頑強な値動き。リソー教育グループ<4714.T>がストップ高で値上がり率トップに買われ、FIG<4392.T>も同じくストップ高で値上がり率2位となった。サンウェルズ<9229.T>が活況高、古野電気<6814.T>、宝ホールディングス<2531.T>、トーメンデバイス<2737.T>なども物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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