午後:債券サマリー 先物は横ばい、重要イベント控え買い続かず

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市況

 13日の債券市場で、先物中心限月12月限は横ばい。朝方の売りが一巡したあとはプラス圏に浮上する場面があったものの、重要イベントを控えていることから買いは続かなかった。

 イエメンの親イラン武装組織フーシが10〜11日にかけ、サウジアラビアの首都リヤドにある国際空港を攻撃したことで、中東産原油の供給安定化が遠のくとの見方から12日の米原油先物相場が続伸。エネルギー価格の上昇を通じたインフレ圧力の高まりが懸念され、債券先物は朝方に124円74銭まで軟化する場面があった。ただ、日経平均株価が大幅安となるなか、次第に相対的な安全資産とされる債券に買いが流入。また、時間外取引で米長期金利が低下したことも支援材料となり、午後1時20分すぎには一時125円06銭まで上伸した。とはいえ、14日に米9月消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることや、15日には日銀の小枝淳子審議委員が熊本県金融経済懇談会への出席やタイのバンコクで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が予定されていることから上値の重さは否めず。日銀の植田和男総裁は午後の衆院予算委員会で、基調的な物価上昇率が足もとでは2%の物価安定目標に「かなり近づいてきていると認識している」と述べたが、相場の反応は限定的だった。

 先物12月限の終値は、3連休前の9日と同じ124円93銭だった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で9日に比べて0.005%低い3.005%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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