東京株式(大引け)=1637円高、米早期利上げ観測後退で半導体株中心に買われる

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市況

 5日の東京株式市場はAI・半導体関連株を中心に大きくリスクオンに傾き、日経平均株価は一時7万円大台を回復した水準で推移した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比1637円40銭高の6万9946円86銭と急反発。プライム市場の売買高概算は22億5895万株、売買代金概算は7兆7509億円。値上がり銘柄数は863、対して値下がり銘柄数は633、変わらずは56銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場で半導体関連を中心に買われたことを受け、同関連の主力銘柄を軸にリスク選好の地合いとなった。米国では注目された9月の米雇用統計が事前予想を大幅に下回る低調な内容であったことから、FRBの早期利上げ観測が後退し、全体相場を押し上げる背景となった。この流れを引き継いで日経平均は一時1700円を超える上昇をみせ、フシ目の7万円を上回って推移する場面があった。もっとも、7万円台に乗せた水準では目先達成感からの売り圧力も顕在化し、後場は伸びを欠く値動きとなった。また、値上がり銘柄は売買代金上位の大型株が中心で、半導体関連セクターにやや偏っており、全体的に見れば下落した銘柄も少なくない。値上がり数はプライム市場全体の56%にとどまった。

 個別では、売買代金2位に食い込んだアドバンテスト<6857.T>が大幅高で5連騰と気を吐いたほか、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連が値を飛ばした。太陽誘電<6976.T>、村田製作所<6981.T>など電子部品株も物色人気、ソフトバンクグループ<9984.T>も買いが優勢だった。ファーストリテイリング<9983.T>が値を上げ、レゾナック・ホールディングス<4004.T>も高い。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅高、第一工業製薬<4461.T>は値上がり率トップに買われた。TDK<6762.T>の上げ足も目立つ。ブイ・テクノロジー<7717.T>、IDEC<6652.T>なども上昇した。

 半面、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A.T>は冴えず、フジクラ<5803.T>や古河電気工業<5801.T>も小安く引けた。任天堂<7974.T>、ソニーグループ<6758.T>などもやや売りが優勢となった。インフロニア・ホールディングス<5076.T>が急落したほか、塩野義製薬<4507.T>、トーセイ<8923.T>なども値を下げた。シンクロ・フード<3963.T>、円谷フィールズホールディングス<2767.T>、TOKYO BASE<3415.T>なども下値を探る展開だった。

出所:MINKABU PRESS

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