東京株式(大引け)=1272円高と急反発、AI・半導体関連買われ全体押し上げる

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市況

 30日の東京株式市場は主力株中心に広範囲に買われ、日経平均株価は大幅反発。一時1400円以上水準を切り上げ6万7000円台目前に迫る場面があった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比1272円45銭高の6万6753円72銭と急反発。プライム市場の売買高概算は27億6231万株、売買代金概算は9兆1212億円。値上がり銘柄数は1127、対して値下がり銘柄数は368、変わらずは55銘柄だった。

 きょうの東京市場は総じてリスク選好の地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数は軟調だったものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が切り返し、これに追随する形で、東京市場でもAI・半導体関連やその周辺株に物色の矛先が向いた。金利上昇が警戒されるなか、前日の米国では10年債利回りが急上昇し株式市場で嫌気されたが、国内では長期・短期ともに金利が低下基調となり、株式の相対的な割高感が緩和された。また、需給面では先物を絡めた海外投資家の買いが観測され、全体指数の上昇に反映された。個別株の物色意欲も活発で、値上がり銘柄数は後場に急増し、結局全体の73%が上昇して取引を終えた。また、売買代金は4日ぶりに9兆円台に乗せている。

 個別では、売買代金トップに浮上したアドバンテスト<6857.T>が堅調、売買代金で2位に後退したキオクシアホールディングス<285A.T>もしっかり。ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅高に買われたほか、太陽誘電<6976.T>が物色人気を集めた。KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>なども上昇した。ファーストリテイリング<9983.T>や中外製薬<4519.T>にも投資資金が流入。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも高い。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>が急騰、旭有機材<4216.T>、SUMCO<3436.T>も大幅高。

 半面、村田製作所<6981.T>が軟調に推移し、カプコン<9697.T>も冴えない。NEC<6701.T>、京セラ<6971.T>もやや売りに押される展開。低位株のアドバンスクリエイト<8798.T>が急落、I-ne<4933.T>、ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>なども下値を探った。日本ケミコン<6997.T>、DTS<9682.T>なども売りが優勢だった。

出所:MINKABU PRESS

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