話題株ピックアップ【夕刊】(1):FIG、ハートシード、インフォMT

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■FIG <4392>  1,325円   +95 円 (+7.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位
 FIG<4392>が続急騰、一時12%高で1377円まで噴き上げる場面があった。今月7日に開示した26年12月期上期(1~6月)決算は営業利益段階で前年同期比49%増の5億8200万円と好調だった。トップライン、営業利益いずれも通期予想に対する進捗率は過半に達し、後者は58%に達している。これを契機に株価は急浮上に転じている。同社はモバイルクリエイトと石井工作研究所を中心に発足した共同持ち株会社で、移動体管理システム開発のほか、半導体関連装置、車載関連装置、金型などの製造で実力を発揮。更にGPSを活用したタクシー配車システムなど広範にわたるビジネスを展開する。成長分野に位置付けるロボット・オートメーション分野でAGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)など自動化ソリューションに傾注、フィジカルAI関連株の一角として株式市場でも存在感を示している。48時間連続飛行が可能な次世代インフラドローンを開発しており、ドローン関連の側面でも注目度が高い。株式需給面では外資系証券手口で貸株市場を経由した空売りが積み上がっており、その買い戻しが株価に浮揚力を与えている。

■Heartseed <219A>  2,062円   +117 円 (+6.0%)  本日終値
 Heartseed<219A>は高い。17日取引終了後、東京都に対して再生医療等製品製造販売業の業許可申請を行ったと発表した。開発を進めている重症心不全に対する他家iPS細胞由来心筋球の将来的な製造販売承認申請と国内商業化・上市を見据えたもの。今回の製造販売業許可の申請は、研究開発フェーズから将来の商業化・上市に向けた実務的な体制構築フェーズへ移行するものになるという。これを手掛かり視する向きがあるようだ。

■インフォマート <2492>  599円   +31 円 (+5.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位
 インフォマート<2492>は反発。17日の取引終了後、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が9.74%から10.94%に上昇したことが明らかになり、思惑視した買いが入った。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は8月7日。保有目的には「発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレート・ガバナンスを改善すること」などを挙げている。

■日本化学工業 <4092>  5,800円   +240 円 (+4.3%)  本日終値
 日本化学工業<4092>が4日続伸。同社はきょう、福島第1工場でチタン酸バリウムの生産設備を増強すると発表しており、これが材料視されたようだ。これはチタン酸バリウムの供給能力を拡充し、AIデータセンター向けを中心とした高性能MLCC(積層セラミックコンデンサー)市場の需要拡大に対応するもの。この能力増強により、同社の電子セラミック材料におけるAIサーバー向け需要への対応力は、現行比1.5倍に拡大する見込みだとしている。

■商船三井 <9104>  6,881円   +252 円 (+3.8%)  本日終値
 商船三井<9104>が4日続伸。日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>も堅調に推移し、海運株の出直りが鮮明となっている。ホルムズ海峡の封鎖や、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海上での戦闘行為を背景に、海上輸送網が世界的に混乱し、輸送料に上昇圧力が掛かっている。こうしたなか、デンマークの海運大手であるマースクが前週13日に好決算を発表し、業績予想を上方修正した。日本の海運大手3社も4~6月期決算は良好な結果となり、決算発表に先立ち各社は通期の業績予想を引き上げていた。マースクの決算発表を起点として、海上輸送料の上昇が各社の業績を押し上げる要因となるとの見方が改めて台頭。運用資金を海運株にシフトさせる流れが続いている。18日の東証の業種別指数で海運業は上昇率トップとなっている。

■電通総研 <4812>  2,749円   +93 円 (+3.5%)  本日終値
 電通総研<4812>は反発。アクティビストとして知られる香港の投資会社オアシス・マネジメントが17日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、電通総研株を5.00%取得したことが判明。これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「発行者の経営陣との間で、経営方針について意見交換を行い、中長期的な企業価値と株主価値の保護・向上、及びコーポレート・ガバナンスを改善すること」としている。報告義務発生日は8月7日。

■コメ兵ホールディングス <2780>  5,500円   +180 円 (+3.4%)  本日終値
 コメ兵ホールディングス<2780>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボが17日、コメ兵HDの目標株価を従来の6400円から6700円に引き上げた。レーティングは「アウトパフォーム」を継続する。買い取り専門店を積極出店した効果で、個人買い取り額が増加基調にあり、好調に推移していると指摘。リユース市場の拡大により中長期で収益の伸びが継続するとみる。東海東京インテリジェンス・ラボはコメ兵HDの29年3月期営業利益予想を従来の151億9000万円から156億3000万円に引き上げた。

■INPEX <1605>  3,900円   +125 円 (+3.3%)  本日終値
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が日本時間18日の取引で一時1バレル=85.3ドル台まで上昇した。17日の清算値(終値に相当)は前週末比2.1ドル高の84.5ドルだった。米国とイランの覚書による60日間の交渉期限を17日に迎えた。トランプ米大統領は交渉期限の延長を求めない姿勢を示していることから、イラン情勢の不透明感が強まり、原油相場は強含み基調となっている。

■東和薬品 <4553>  3,830円   +115 円 (+3.1%)  本日終値
 東和薬品<4553>は反発。17日、ジェネリック医薬品7成分18品目の製造販売承認を取得したと発表しており、株価の支援材料となっている。7成分のうち、注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療剤のグアンファシン徐放錠、2型糖尿病治療剤である胆汁排泄型選択的DPP-4阻害剤のリナグリプチン錠などの4成分はジェネリック医薬品として初めて承認を取得したという。

■フィナHD <4419>  1,314円   +39 円 (+3.1%)  本日終値
 Finatextホールディングス<4419>が反発。前日に急落した後とあって自律反発狙いの買いが入ったことに加え、SBI証券が目標株価を引き上げており、投資家の関心が向かった。同証券は17日、フィナHDの目標株価を3000円から3200円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続している。第1四半期の売上高の内訳として証券はやや物足りない成長率となったものの前年同期の伸び率が高く本質的懸念材料ではないと指摘。保険は順調で、クレジットは非常に好調だと評価した。クレジットカード発行企業について与信・貸し付けなどの基幹SaaSを手掛けるフィナHDがカード発行インフラSaaSを提供するのは非常に合理的で、顧客需要も強いとし、同証券はフィナHDの予想売上高について証券を引き下げ、保険とクレジットを引き上げた。

株探ニュース

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