話題株ピックアップ【夕刊】(2):ムービン、りそなHD、トクヤマ

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■ムービン <421A>  3,650円   +195 円 (+5.6%)  本日終値
 ムービン・ストラテジック・キャリア<421A>が3日続伸。12日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、売上高を58億円から64億円(前期比68.4%増)へ、営業利益を26億6000万円から30億3000万円(同71.8%増)へ、純利益を17億5000万円から19億8700万円(同72.3%増)へ上方修正したことが好感された。キャリアアドバイザーの採用強化をはじめとした各種施策の効果が計画を上回るペースで発現しており、想定以上に転職支援1件当たりの成約単価が上昇し、かつ成約件数も増加していることが要因としている。なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高31億6800万円(前年同期比76.1%増)、営業利益15億7600万円(同62.9%増)、純利益10億3600万円(同63.6%増)だった。

■りそなホールディングス <8308>  2,446.5円   +102.5 円 (+4.4%)  本日終値
 りそなホールディングス<8308>が大幅続伸し年初来高値を更新した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株が後場に一段高となっている。米ブルームバーグ通信がこの日、政府が日米協調の為替介入の効果を維持する観点から、早期の利上げを支持していると報じた。日銀は9月か10月に開催する金融政策決定会合での政策金利の引き上げを視野に入れているという。報道を受け邦銀の事業環境の更なる好転を期待した買いが入ったようだ。富山第一銀行<7184>や福井銀行<8362>など地銀株の一角が大幅高となっている。

■トクヤマ <4043>  4,215円   +175 円 (+4.3%)  本日終値
 トクヤマ<4043>は大幅続伸。12日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの株式保有割合が5.01%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は8月4日となっている。

■コクサイエレ <6525>  9,015円   +358 円 (+4.1%)  本日終値
 日本時間の13日早朝に世界的な株価指数であるMSCIの定期入れ替えが発表された。今回の見直しでは、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が新規採用された。一方、JFEホールディングス<5411>と西武ホールディングス<9024>が除外された。13日の市場では、半導体関連人気に乗るコクサイエレは新規採用を好感し値を上げ、除外となった西武HD、JFEは安い。

■JPホールディングス <2749>  657円   +26 円 (+4.1%)  本日終値
 JPホールディングス<2749>は後場に上げ幅を拡大。同社は保育園や学童クラブなどを運営する。きょう午後2時30分ごろ、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が107億9200万円(前年同期比4.2%増)、営業利益が17億1700万円(同25.2%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。東京都を中心に児童数が増加したほか、新規事業としてALT(外国語指導助手)事業を展開したことなどが業績を押し上げた。

■アドバンテスト <6857>  35,940円   +1,390 円 (+4.0%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>が3日続伸し、上場来高値を更新した。前日の米株式市場では好決算を発表したAIクラウドのコアウィーブやAIサーバーのスーパー・マイクロ・コンピューターの株価が急伸し、AI・半導体関連株に対する選好姿勢が一段と強まった。更に直近でシンガポール政府系ファンドによる韓国の半導体メモリー大手SKハイニックスやサムスン電子への投資計画が報じられたことが両社の株価の刺激材料となっており、韓国総合株価指数(KOSPI)が7月末の安値から20%を超す上昇となったことが話題となっている。東京市場においてもAI・半導体株の物色意欲が回復する形となり、資金回帰の流れが鮮明となっている。イビデン<4062>や村田製作所<6981>、キオクシアホールディングス<285A>が大幅高となった。

■日本マイクロニクス <6871>  14,460円   +510 円 (+3.7%)  本日終値
 日本マイクロニクス<6871>が大幅高で3日続伸。12日の取引終了後に、第3四半期累計(1~9月期)連結業績予想について、売上高を716億円から742億円(前年同期比47.2%増)へ、営業利益を219億円から224億円(同98.2%増)へ上方修正するとともに、未開示だった26年12月期通期業績予想を売上高1038億円(前期比47.9%増)、営業利益314億円(同89.8%増)を見込むと発表したことが好感された。第3四半期業績予想の上方修正は、メモリ向けプローブカードの需要の増加に対応した増産の前倒しなどが寄与する見通し。また、通期予想では生成AIに関連したメモリ半導体市場の拡大に対応した生産能力の増強により前期に比べて大幅な増収増益を見込む。なお、未定としていた期末一括配当予想は178円(前期95円)を予定している。同時に発表した6月中間期決算は、売上高492億600万円(前年同期比48.6%増)、営業利益155億5700万円(同2.1倍)だった。

■明星工業 <1976>  1,838円   +51 円 (+2.9%)  本日終値
   明星工業<1976>が大幅高で4日ぶりに反発。12日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、イギリスに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドとその共同保有者による株式保有割合が12.60%から13.61%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は8月4日となっている。

■K&Oエナジーグループ <1663>  1,888円   +46 円 (+2.5%)  本日終値
 K&Oエナジーグループ<1663>が大幅高で5日続伸。12日の取引終了後に、26年12月期の連結業績予想について、売上高を870億円から999億円(前期比9.4%増)へ、営業利益を92億円から96億円(同9.4%減)へ、純利益を63億円から68億円(同18.8%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を15円から29円へ引き上げたことが好感された。輸入エネルギー価格の影響によるガス販売価格の上昇などにより売上高は増加を見込む。また、為替相場が想定よりも円安で推移したことなどに伴いヨウ素の販売価格が上昇し、ヨウ素事業の営業利益が増加していることも寄与する。なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高479億3700万円(前年同期比1.2%増)、営業利益66億400万円(同横ばい)、純利益44億7000万円(同18.7%減)だった。

■オムロン <6645>  7,002円   +152 円 (+2.2%)  本日終値
 オムロン<6645>が反発。大和証券は12日、同社株の投資判断を5段階で真ん中の「3(中立)」から2番目の「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は4000円から8000円に見直した。「ようやく業績・株価反転のタイミングを迎えた」と指摘している。制御機器事業(IAB)が好調で第1四半期(4~6月)の連結営業利益は188億5700万円と同証券予想を大幅に上回った。(1)AI需要を背景とした半導体投資と定置用蓄電池投資需要の獲得(2)AIサーバー向けの基板検査装置(AXI)の需要増加(3)代理店との関係強化――などが寄与した。同証券では27年3月期通期の同利益は910億円(会社計画800億円)を予想している。

株探ニュース

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