ダイセルが後場急伸、27年3月期業績予想及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感

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 ダイセル<4202.T>が後場急伸している。午後1時20分ごろに、27年3月期の連結業績予想について、売上高を5950億円から6470億円(前期比11.6%増)へ、営業利益を425億円から505億円(同20.0%増)へ、最終利益を320億円から410億円(同4.0倍)へ上方修正し、期末配当予想を35円から40円へ引き上げ年間配当予想を75円(前期60円)としたことが好感されている。

 ハイパフォーマンスポリマーズ事業で、AIサーバー向け高速通信コネクタやクーリングファンなど向けにLCP(液晶ポリマー)需要が急激に拡大していることに加えて、自動車分野での部材・製品確保や半導体、工作機械、スマート家電向けにPBT(ポリブチレンテレフタレート)の販売数量が増加していることなどが牽引。また、各事業における原料価格上昇に伴う価格転嫁や為替の影響も寄与する。

 同時に発表した9月中間期決算は、売上高3119億9300万円(前年同期比12.6%増)、営業利益285億2500万円(同41.8%増)、純利益184億5200万円(同1.9%減)となり、従来予想の営業利益165億円を大きく上回って着地した。

 また、上限を560万株(自己株式を除く発行済み株数の2.19%)、または80億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月10日から来年3月31日までで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得する。

出所:MINKABU PRESS

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