明日注目すべき【好決算】銘柄 パナHD、住友ファーマ、東エレク (30日引け後 発表分)

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 10月30日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 パナHD <6752> [東証P]  ★今期最終を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も16円増額
 ◆27年3月期の連結最終利益を従来予想の4500億円→5400億円に20.0%上方修正。増益率が2.4倍→2.8倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は7月に続き、2回目。データセンター需要の拡大を追い風に、蓄電システムをはじめとするAIインフラ関連事業や周辺領域の伸びが一段と加速するほか、価格改定効果や米国関税の影響などもプラスに働く。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の54円→70円(前期は40円)に増額修正した。

 住友ファーマ <4506> [東証P]  ★今期最終を22%上方修正、4期ぶり15円で復配へ
 ◆27年3月期の連結最終利益を従来予想の770億円→940億円に22.1%上方修正。減益率が27.9%減→12.0%減に縮小する見通しとなった。米国で過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」を中心に販売が伸びることに加え、円安効果も上振れに貢献する。想定為替レートは1ドル=155円から157円に見直した。
  併せて、従来未定としていた期末一括配当を15円実施し、4期ぶりに復配する方針とした。

 NGK <5333> [東証P]  ★今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額
 ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の1050億円→1260億円に20.0%上方修正。増益率が10.3%増→32.4%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。AI関連需要の拡大を背景に、半導体製造装置用製品の旺盛な需要が継続することに加え、円安によるプラス効果も織り込んだ。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の106円→126円(前期は80円)に増額修正した。

 冶金工 <5480> [東証P]  ★今期経常を14%上方修正、配当も45円増額
 ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の145億円→165億円に13.8%上方修正。増益率が50.2%増→70.9%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は8月に続き、2回目。半導体関連分野の需要拡大やオイル・ガス関連分野での大型プロジェクトの進展など、戦略分野である高機能材の良好な受注環境が継続するほか、ステンレス一般材も半導体関連を中心に実需が底堅く推移することを織り込んだ。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の220円→265円(前期は220円)に増額修正した。年間配当利回りは5.27%に上昇。

 ストライクG <6196> [東証P]  ★今期経常は10%増で2期連続最高益、15円増配へ
 ◆26年9月期の連結経常利益は前の期非連結比64.3%増の104億円に拡大して着地。続く27年9月期も前期比10.2%増の114億円と、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力のM&A仲介で新規受託件数の増加が続く中、成約組数が365組(前期から33組増)に伸びる計画。
  業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比15円増の80円に増配する方針とした。また、発行済み株数(自己株式を除く)の5.2%にあたる300万株または40億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 Tホライゾン <6629> [東証S]  ★今期経常を一転2%増益に上方修正・最高益更新へ
 ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の27.5億円→29.5億円に7.3%上方修正。従来の減益予想から一転して2.2%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。映像&IT事業でサイバーセキュリティ分野やデータセンター向けなどの受注が好調に推移したほか、ロボティクス事業でもAI関連需要の拡大を背景に、光学ユニットの増産や光学モジュールの新機種立ち上げを着実に取り込んだことを反映した。

 エンプラス <6961> [東証P]  ★今期経常を40%上方修正、配当も30円増額
 ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の65億円→91億円に40.0%上方修正。増益率が0.3%増→40.4%増に拡大する見通しとなった。主力のセミコンダクター事業でAIエージェントの普及を追い風に、本格量産を開始したASIC関連向けソケットなどサーバー用途の好調が継続するほか、自動車用途も堅調に推移すると見込む。
  業績上振れに伴い、年間配当を従来計画の90円→120円(前期は90円)に大幅増額修正した。

 丸文 <7537> [東証P]  ★今期経常を32%上方修正、配当も23円増額
 ◆27年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の44.2億円に急拡大し、従来予想の19億円を上回って着地。デバイス事業でモビリティ向け半導体の需要が想定を上回ったうえ、システム事業も産業機器分野が堅調に推移したことが要因。商品ミックスの改善による利益率向上に加え、為替差益を計上したことも利益を大きく押し上げた。
  併せて、通期の同利益を従来予想の60億円→79億円に31.7%上方修正。増益率が42.2%増→87.3%増に拡大する見通しとなった。  
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の77円→100円(前期は50円)に増額修正した。年間配当利回りは5.62%に上昇。

 ニコン <7731> [東証P]  ★今期最終を60%上方修正
 ◆27年3月期の連結最終損益を従来予想の100億円の黒字→160億円の黒字(前期は860億円の赤字)に60.0%上方修正。映像事業における下期の販売計画が下振れする一方、好調な半導体市況を背景に精機事業で半導体露光装置のサービス売上が想定より伸びる。ヘルスケア事業やインダストリー事業の伸長に加え、費用抑制や米国における関税還付なども利益を押し上げる。

 東エレク <8035> [東証P]  ★非開示だった今期経常は87%増で2期ぶり最高益、配当実質52%増配へ
 ◆非開示だった27年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比87.0%増の1兆1790億円と、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。データセンター向けAIサーバーの需要拡大を追い風に、半導体検査装置の販売が拡大し、売上高3700億円と51.4%の大幅増収を見込む。
  併せて、従来未定としていた今期の年間配当は523円実施する方針とした。9月に実施した1→5の株式分割を考慮すると、実質52.1%増配となる。
  そのほか、発行済み株数(自己株式を除く)の1.1%にあたる2500万株または1500億円を上限に自社株買いを実施することも明らかにした。

 トレイダーズ <8704> [東証S]  ★今期経常を29%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆27年3月期の連結経常利益を従来予想の70億円→90億円に28.6%上方修正。増益率が13.6%増→46.1%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。中東情勢をはじめとする地政学的リスクの高まりに伴うトルコリラの短期金利の上昇に加え、日米協調介入や米国当局者による円安けん制発言などに端を発した為替相場の急変動が追い風となり、上期業績が計画を大きく上回ったことを反映した。

株探ニュース

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