話題株ピックアップ【夕刊】(3):ニフコ、キッセイ、キーエンス

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■ニフコ <7988>  2,479.5円   +95 円 (+4.0%)  本日終値
 ニフコ<7988>が後場一段高。同社はきょう午後1時ごろ、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比6.7%増の268億1000万円となり、通期計画の508億円に対する進捗率は52.8%となった。売上高は同7.4%増の1859億5000万円で着地。自動車メーカーの生産台数や稼働日数の増加などを受け、主力の合成樹脂成形品事業が堅調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■キッセイ薬品工業 <4547>  3,805円   +90 円 (+2.4%)  本日終値
 キッセイ薬品工業<4547>は4日ぶりに反発。29日の取引終了後に集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の448億円から455億円(前年同期比0.7%減)へ、営業利益が5億円から16億円(前年同期68億3700万円の赤字)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。今年3月に発売した子宮筋腫治療薬イセルティや過活動膀胱治療薬ベオーバ、透析患者におけるそう痒症治療薬コルスバが伸長したことに加えて、コ・プロモーションフィーの拡大や情報サービス事業の上振れなどが売上高・営業利益を押し上げた。なお、血管炎治療薬タブネオスの製造販売承認取り消しを含む行政手続きが進められていることを考慮し、棚卸資産及び長期前払費用などのタブネオスに関する資産について特別損失を計上したことから、最終利益は74億円から51億円(同34.5%減)へ下振れたとしている。

■キーエンス <6861>  78,000円   +1,640 円 (+2.2%)  本日終値
 キーエンス<6861>は反発。29日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(3月21日~9月20日)の連結決算を発表した。売上高が7353億9900万円(前年同期比34.9%増)、営業利益が4082億6200万円(同50.0%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。製造業を中心に設備投資が継続しており、世界経済は各地域で好調に推移。うち、北中南米は幅広い業界で堅調さがみられたほか、アジアでは半導体・電気精密業界を中心に成長が続いているという。また、中間配当は前回予想から50円増額の325円(前期の中間実績は275円)とする。同時に11月20日を基準日として、1株を5株に株式分割すると開示。期末配当予想は65円とし、株式分割前ベースで実質50円の増額となる。これらも株価の支援材料となったようだ。

■ダイヘン <6622>  2,402円   +35 円 (+1.5%)  本日終値
 ダイヘン<6622>は高い。29日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を2800億円から3000億円(前期比26.2%増)へ、営業利益を250億円から300億円(同59.8%増)へ上方修正すると発表した。半導体関連企業による設備投資・生産自動化投資の増加や、再生可能エネルギー導入拡大を背景とした蓄電池システムの受注増が要因。期末配当予想も21円から30円に増額した。これが手掛かりとなったようだ。

■KSK <9687>  1,587円   +23 円 (+1.5%)  本日終値
 KSK<9687>が後場に入りプラス圏に転換。正午ごろに27年3月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、好材料視された。毎年3月末日時点で2単元(200株)以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に合わせてQUOカードを1000~5000円相当提供する。同時に発表した9月中間期連結決算は、売上高136億3400万円(前年同期比8.7%増)、営業利益17億8400万円(同3.2%減)、純利益12億7600万円(同8.5%減)だった。システムコア事業で半導体関連分野の設計開発案件が堅調に推移したほか、通信機器部品の機構設計及び組み込みソフトウェア開発の受注に加え、医療機器分野における設計開発業務についても引き続き安定して推移したことが業績を牽引。ITソリューション事業で企業の効率化や生産性向上を目的としたシステム開発案件の需要も増加した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高281億円(前期比9.1%増)、営業利益31億円(同13.1%増)、純利益23億円(同5.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■栗田工業 <6370>  5,647円   -1,500 円 (-21.0%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率トップ
 栗田工業<6370>はストップ安。29日取引終了後、27年3月期連結業績予想について純利益を507億円から287億円(前期比79.9%増)へ大幅に下方修正すると発表した。米国の電子産業向け水処理装置案件1件について工事損失を計上する見込みとなったため。これを嫌気した売りが膨らんでいる。なお、売上高については4250億円から4550億円(同12.9%増)へ上方修正した。薬品事業の売り上げ進捗や装置事業の受注状況を踏まえた。また、配当は従来予想を据え置いた。

■トーエネック <1946>  1,795円   -394 円 (-18.0%)  本日終値  東証プライム 下落率2位
 トーエネック<1946>は5日ぶりに急反落し、年初来安値を更新した。同社は中部電力<9502>系の電気工事会社。29日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が1252億7600万円(前年同期比0.5%増)、営業利益が101億7800万円(同18.8%増)、最終利益が75億7300万円(同5.0%増)だった。直近の第2四半期(7~9月)は売上高が638億8100万円(前年同期比0.5%増)、営業利益が51億1600万円(同0.4%減)、最終利益が31億8600万円(同38.3%減)との計算になり、これを嫌気した売りが出ている。

■富士通 <6702>  3,622円   -700 円 (-16.2%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率3位
 富士通<6702>はストップ安。29日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が1兆6263億5800万円(前年同期比3.8%増)、調整後営業利益が1139億6100万円(同6.1%減)、最終利益が825億8100万円(同68.5%減)だったとしており、嫌気した売りが膨らんでいる。ハードウェアソリューションは売り上げが拡大したものの、システムプロダクトにおいて部材コスト上昇などが響き減益で着地。ユビキタスソリューションは前年にあったウィンドウズ10の更新需要の反動により、減収減益となった。なお、主力のサービスソリューションは増収増益だった。最終利益については前年同期に1463億4100万円あった非継続事業からの中間利益が剥落。同社は前年同期に新光電気工業(長野市)の売却益を計上していた。

■イビデン <4062>  8,359円   -1,500 円 (-15.2%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率4位
 イビデン<4062>がストップ安の水準となる8359円に売られた。29日の大引け直前に同社は27年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。株価は乱高下したものの、やがて買いが優勢となりプラス圏で取引を終えた。その後、米インテルが米株市場29日引け後に26年7~9月期(第3四半期)の決算とともに公表した10~12月期(第4四半期)の売上高と1株利益の見通しは、市場予想を下回った。PC向けの低迷が浮き彫りとなり、時間外取引でインテル株は急落。30日の東京市場において、インテル関連株の筆頭格と位置付けられたイビデンには大量の売り注文が集まる結果となり、下押しを余儀なくされた。

■東光高岳 <6617>  5,460円   -880 円 (-13.9%) 一時ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率5位
 東光高岳<6617>は後場急落し、一時ストップ安となる前営業日比1000円安の5340円に売られた。同社は電力プラント機器や配電機器、各種計量器などを製造・販売している。きょう午後2時ごろ、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が499億6000万円(前年同期比3.2%増)、営業利益が37億6100万円(同10.5%増)だった。一方、直近の第2四半期(7~9月)は売上高が246億6700万円(前年同期比2.5%減)、営業利益が16億3100万円(同15.5%減)との計算になり、足もとの業況を嫌気した売りが出ている。

■PEGASUS <6262>  573円   +80 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値
 PEGASUS<6262>が後場終盤に急伸。その後カイ気配となりストップ高の水準に買われた。同社はこの日、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を修正した。未定としていた期末配当予想は65円とし、中間配当とあわせた年間配当予想は前期比50円増配の80円とした。中期経営計画も公表し、株主還元に関してはDOE(株主資本配当率)6%以上の配当を実施する方針を示した。大幅増配計画と配当利回りの高さを好感した買い注文が集まった。なお、同社は27年3月期の売上高予想を従来見通しから18億7400万円減額して203億600万円(前期比6.2%減)、最終損益予想を2億5000万円の黒字から4億3500万円の赤字(前期は3億2300万円の黒字)に見直した。バングラデシュやインドにおいて設備投資に慎重な姿勢がみられており、アパレルマシナリー事業の売上高が下振れする。オートモーティヴ事業での利益率の低下による影響なども通期予想に反映した。

■AIAIグループ <6557>  755円   +100 円 (+15.3%) ストップ高   本日終値
 AIAIグループ<6557>は後場終盤に急騰し、ストップ高となる前営業日比100円高の755円に買われた。きょう午後3時ごろ、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を260億円から300億円(前期比2.1倍)、営業利益を12億円から20億円(同80.9%増)に引き上げた。同時に初配当として期末一括配当15円を実施すると開示しており、これらを好感した買いが集まった。保育施設における公定価格の上昇や充足率向上、療育施設の伸長が寄与している。加えて、下半期から9月1日に子会社化したハビー及び同社グループの業績が加わることも踏まえた。なお、9月中間期は売上高が128億3200万円(前年同期比86.6%増)、営業利益が7億1700万円(同85.1%増)だった。

●ストップ高銘柄
 アサヒエイト <5341>  229円   +50 円 (+27.9%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 菊水ホールディングス <6912>  2,188円   -500 円 (-18.6%) ストップ安   本日終値
 など、4銘柄

株探ニュース

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