<動意株・29日>(大引け)=ロンシール、トライアイズ、サンテックなど

投稿:

材料

 ロンシール工業<4224.T>=後場上げ幅を急拡大し年初来高値更新。29日、27年3月期の業績・配当予想の増額修正を発表しており、ポジティブ視された。通期の売上高予想は従来の見通しから7億円増額して232億円(前期比4.9%増)、最終利益予想は3億5000万円増額して14億円(同37.4%増)に引き上げた。販売価格の改定による効果が4~9月期において現れ、業績予想に反映した。期末一括配当予想はこれまでの85円から、創立100周年の記念配当20円を含めて120円に修正。前期の実績は85円だった。

 トライアイズ<4840.T>=急反発。28日の取引終了後に、今年6月に業務提携を開始したコーピー(東京都千代田区)が発行する第5回J-KISS型新株予約権を取得し、資本面でも連携すると発表したことが好感されている。コーピーは、製造業をはじめとする現場領域におけるAIの開発・運用・品質管理に強みを有するAIスタートアップ企業で、トライアイズとは、フィジカルAIをはじめとする高度なAIの研究開発・実装に加え、M&A実行、子会社PMI(統合プロセス)及びM&A関連システム開発全般におけるフィジカルAIの活用・開発を対象とした業務提携を行っている。今回、資本面でも連携することで、承継する企業の生産性・品質・収益性の向上や、M&A・PMI関連業務の高度化に向けて、両社の知見を組み合わせることを目指すとしている。なお、取得価額の総額は1000万円。26年12月期業績への影響は軽微としている。

 サンテック<1960.T>=上げ足強め新高値。28日の取引終了後に集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の320億円から349億2200万円(前年同期比23.8%増)へ、営業利益が10億円から23億7800万円(同2.0倍)へ、純利益が7億円から18億5100万円(同54.8%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好材料視されている。マレーシアにおけるデータセンターの電気設備工事が想定を上回ったことに加えて、原価低減に努めた結果、大型工事で計画よりも売上総利益が増加する見込みであることが要因。また、太陽光発電所工事の工事代金の回収に伴う貸倒引当金の戻入を計上したことも寄与する。

 フライトソリューションズ<3753.T>=切り返し急で年初来高値を更新。28日の取引終了後に、加賀電子<8154.T>とICチップを活用した本人確認の普及に向けて協業を開始したと発表しており、これを材料視した買いが流入している。フライトのⅠCチップを活用した本人確認ソリューション「myVerifist」は、これまで自社の「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」シリーズを本人確認書類の読み取り端末として利用してきたが、機能を拡張することで加賀電子が調達・販売するiPadとブルートゥースで接続可能なNFCカードリーダーに初めて対応する。これにより、事業者は利用目的に応じた端末を選択できるようになり、利用者層の拡大が期待されている。

 ASAHI EITOホールディングス<5341.T>=ストップ高。同社は28日の取引終了後、新規事業である希ガス事業の進捗状況を開示した。中国政府による輸出規制の影響でヘリウムに関して取引開始時期の見通しが不透明な状況が続く半面、特定希ガス製品についてエンドユーザーとの協議が具体的な商談段階へ進展し、事業実施体制の整備が完了したと明らかにした。発表内容を手掛かりとした買いが入ったようだ。あわせて同社は第12回新株予約権について、取得と消却を完了したと発表している。

 ノジマ<7419.T>=3日ぶり大幅反発。同社は29日寄り前、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想は従来の見通しから300億円増額して1兆600億円(前期比7.9%増)、最終利益予想は60億円増額して540億円(同38.7%増)に引き上げており、ポジティブと受け止めた買いを集めた。4~9月期においてエアコンを中心とした季節家電が好調に推移した。キャリアショップ運営事業やプロダクト事業、海外事業も堅調となり、中間期の売上高が想定を上振れして着地。通期の業績予想に反映した。中間期の売上高は5037億5600万円(前年同期比8.9%増)、最終利益は335億9000万円(同72.9%増)だった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。