栗田工、上期最終を一転57%減益に下方修正、通期も減額
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栗田工業 <6370> [東証P] が10月29日大引け後(15:30)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。27年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の246億円→73億円(前年同期は171億円)に70.3%下方修正し、一転して57.5%減益見通しとなった。 上期業績の悪化に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の507億円→287億円(前期は159億円)に43.4%下方修正し、増益率が3.2倍→79.9%増に縮小する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 米国連結子会社であるクリタ・アメリカ, Inc.が現在施工中の電子産業向け大型水処理装置案件1件について、案件完了までに要する見積工事原価総額を改めて精査しました。当該案件では、米国固有の規格・設計認証や顧客要件への対応において、設計の遅れや品質上の課題が生じ、設計の見直し、部材の追加調達、モジュールの再製作等の追加対応が必要となりました。これまでも設計の進捗に応じて見積工事原価総額を見直してきましたが、今回、設計が進み、必要な物量や残存工程がより具体化したことから、単価、製作方法、現地施工を含めて改めて精査し、見積工事原価総額の見通しを大幅に引き上げることとなりました。これに伴い、工事進行基準を適用している当該案件では、見積工事原価総額に対する実発生原価の割合である工事進捗率が低下し、これまで計上していた売上高および利益が減少しました。また、見積工事原価総額が受注高を超過することが見込まれることから、損失見込額を工事損失引当金として計上しました。これらの結果、当該案件による前回公表予想からの減益影響は、2027年3月期第2四半期(中間期)で200億円、2027年3月期通期で236億円となることが見込まれ、各段階利益の予想を前回発表予想から引き下げました。 一方、売上高の予想については、主に薬品事業の売上進捗や装置事業の受注状況を踏まえ、前回発表予想から引き上げました。