大平金、上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額
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大平洋金属 <5541> [東証P] が10月29日後場(15:00)に業績修正を発表。27年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の7.5億円の赤字→9.5億円の黒字(前年同期は10.8億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の6.9億円→18.3億円(前期は33.2億円)に2.6倍上方修正し、減益率が79.0%減→44.9%減に縮小する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 連結業績予想につきましては、中国における内需の低迷、金融資本市場の動き、地政学的リスクの高止まり等、複合的な要因に伴う影響を受けて世界的に依然不確実性が高い状態で推移しております。 当社フェロニッケル製品の数量面については環境に大きな変化は見られず、収益性の観点から数量抑制の方針を継続しておりますが、在庫状況及び損益への影響等を検討し、前回公表計画から一部増加しております。 価格面について、フェロニッケル製品の販売価格面では、当社適用価格相場に加えてニッケル銑鉄の価格も一部参考とした価格水準のため収入は一定程度抑えられ、また、調達価格面では、主原料であるニッケル鉱石価格及び原燃料や電力の価格は引き続き高水準であるため、損益に大きな影響を与えることが見込まれます。 その他では、棚卸資産簿価切下げ額の影響について、上期は追加計上の一方、下期では簿価切下げ額の縮小で戻入れが発生し、前回公表計画と同様、上期と下期の損益傾向は異なり、また、営業外収益では「営業外収益(持分法による投資利益)の内容」のとおり、持分法による投資利益の影響が見込まれます。 なお、中東情勢に伴う原油価格の大幅な変動により、エネルギー関連コストが上昇し、コスト面に影響を及ぼしております。これらの影響は経済活動全般に広がっており、定量的な予測は困難な状況ですが、機動的な調達体制の構築などを通じて徹底したコスト管理を行い、収益基盤の強化に努めてまいります。 このように、厳しい状況は継続しておりますが、こうした事業環境等への対応は、「中長期戦略PAMCOvision2031」において当社グループが掲げる基本方針等で取り組む活動に合致しており、引き続き強く推し進めて参ります。 そのため、連結業績予想を上記のとおり修正いたしました。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。