塩野義が上げ幅を拡大、27年3月期業績予想及び配当予想を上方修正

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 塩野義製薬<4507.T>が上げ幅を拡大している。午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を7000億円から7200億円(前期比44.1%増)へ、営業利益を2200億円から2300億円(同35.1%増)へ、純利益を2100億円から2125億円(同1.6%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各38円の年76円から中間40円・期末46円の年86円(前期71円)へ引き上げたことが好感されている。

 海外事業で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬ラジカヴァに関する事業承継が円滑に進み、希少疾患の事業基盤の構築が着実に進展したほか、従来からの強みである感染症領域で欧米におけるセフィデロコルの販売が順調に推移したことが寄与。また、国内事業では、不眠症治療薬クービビック、鳥居薬品関連製品、ALS等治療薬ラジカットなどのQOL疾患領域の製品が伸長し、業績を押し上げた。更に、収益基盤であるHIV事業についても、ヴィーブ社で主力製品の経口2剤配合剤であるドウベイトに加えて、今後の中長期的な収益源となる長時間作用型注射製剤であるカベヌバとアプレチュードの販売が、引き続き好調に推移し、ロイヤリティー収入や持ち分法投資利益が増加したことも業績を牽引した。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高3503億7700万円(前年同期比64.5%増)、営業利益1152億4400万円(同55.8%増)、純利益1195億4600万円(同44.0%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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