「サイバーセキュリティ」が1位、「能動的サイバー防御」発動の可能性<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 サイバーセキュリティ 2 TOPIXコア30 3 半導体 4 情報セキュリティ 5 フィジカルAI 6 不動産関連 7 地方銀行 8 外食 9 データセンター 10 ドローン みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「サイバーセキュリティ」が1位となっている。 生成AIの登場以来、AIの進化は驚異的なスピードで我々の日常生活と同期するようになった。しかし、AI全盛時代への移行にあたって、不可避の重要課題として横たわるのがサイバー空間における安全である。 世界的に国家安全保障の観点からサイバー攻撃への対応に腐心する状況となっている。日本国内でも昨今は民間企業に対するサイバー攻撃が次から次へと後を絶たず、株式市場もサイバーセキュリティー関連株への物色人気に波及している。直近ではGMOインターネットグループ<9449.T>がサイバー攻撃によって深刻な事態に遭遇し、政府に「能動的サイバー防御」の発動を求めて緊急要請したのは記憶に新しい。GMOは26日、不正アクセス問題で、サイバー攻撃を仕掛けている側から5000万ドル、日本円にして約80億円の支払いを要求されていたことを明らかにした。 こうした状況下、高市早苗政権も可及的速やかに対応する必要に迫られている。26日に開かれたサイバーセキュリティーに関する関係閣僚会議で、高市首相はアクセス・無害化措置も含め、あらゆるオプションを戦略的に選択・実行すると強調した。サイバー攻撃に対してアクセス・無害化措置をとるというのは、サイバー対処能力強化法及びサイバー対処能力強化法整備法の成立を背景とした「能動的サイバー防御」の発動とほぼ同義である。一方、民間企業に対して国が「サイバー攻撃の報告義務」や、違反した場合の罰則を設けていることは、民間企業の活力を奪う足かせとなり得るため、諸刃の剣という見方も根強い。 株式市場では社会問題的な要素をはらむテーマに対しては関連銘柄への物色人気が貪欲に継続するケースが多い。今回のサイバー攻撃対応は紛れもなくその案件に該当する。ただし、株価は既に急騰に次ぐ急騰を演じた銘柄も目立つ。空売り対象としては貸株規制がかかっている銘柄も少なくない。個人投資家は買いの一方通行で参戦を強いられる形となりやすく、その反動も警戒されるだけにここからの参戦は相応に注意を要する。 きょうはセキュアヴェイル<3042.T>が連続ストップ高を演じたほか、ショーケース<3909.T>の上げ足も鮮烈。このほか、網屋<4258.T>、グローバルセキュリティエキスパート<4417.T>、FFRIセキュリティ<3692.T>、セグエグループ<3968.T>なども買われている。 出所:MINKABU PRESS