来週の為替相場見通し=株価の調整が深まれば155円突破も
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来週のドル円相場は、株安を受けてグローバル市場で強まるリスクオフの流れが続くようだと155円を超えて円高が進む可能性がある。予想レンジは1ドル=154円50銭~159円00銭。 人工知能(AI)投資の採算性などを巡る不透明感やPHPショック(世界中のウェブサイトで使用されているプログラミング言語PHPに、きわめて深刻な脆弱性がみつかったことに伴う世界的な混乱やサービス停止のこと)などを背景に、世界的に株式市場が不安定な動きとなっている。フランスの財政懸念や政情不安も投資家心理を冷え込ます一因となっており、23日には米ムーディーズ・レーティングスがフランス国債の格付け見直しを予定している。 また、来週に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC、27~28日)と日銀金融政策決定会合(29~30日)で年内の追加利上げが示唆されるかも焦点。今回は両会合ともに政策金利の据え置きが見込まれているが、日米間のタカ派度合いの強弱がドル円相場に影響を与えそう。なお、日本経済新聞電子版は22日付で「日銀は29〜30日に開く金融政策決定会合で1.25%の政策金利を据え置く方針」と報じており、経済・物価情勢の展望(展望リポート)では「一時的な変動要因を除く基調的な物価上昇率は目標の2%に事実上到達したとの認識を示す公算が大きい」と伝えている。 来週に発表される主な米経済指標としては、27日に9月の新築住宅販売件数と10月の消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、29日に9月の個人消費支出(PCEデフレーター)と7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値、30日に7~9月期の雇用コスト指数と10月のシカゴ購買部協会景気指数など。国内では30日に10月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表される。 出所:MINKABU PRESS