外為サマリー:ショートカバーで157円10銭台に戻す場面も
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23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=156円89銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル安・円高となっている。 人工知能(AI)投資の採算性などを巡る不透明感やPHPショック(世界中のウェブサイトで使用されているプログラミング言語PHPに、きわめて深刻な脆弱性がみつかったことに伴う世界的な混乱やサービス停止のこと)などを背景に、世界的に株式市場が不安定な動きとなっていることから相対的に低リスク通貨とされる円に買いが先行。日経平均株価が朝方に一時1400円以上下落したことが投資家心理を一段と冷え込ませ、ドル円相場は午前9時30分すぎに156円08銭まで下押す場面があった。ただ、この日は実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル需要が意識されやすく、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けてドル買い・円売りが流入。株価が下げ渋るなか短期筋のショートカバーを巻き込みながら午前11時40分ごろには一時157円12銭まで持ち直した。とはいえ、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合を控えていることから積極的には動きにくく、午後はおおむね156円台後半で推移した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1211ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=175円89銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS