株価指数先物【引け後】 半導体株の戻りが鈍く、6万5000円を挟んで攻防

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先物

大阪12月限
日経225先物 64780 +380(+0.59%)
TOPIX先物 4052.0 +27.0(+0.67%)

 日経225先物(12月限)は、前日比380円高の6万4780円で取引を終了。寄り付きは6万5380円と、シカゴ日経平均先物(6万4940円)を大きく上回る形で買いが先行した。現物市場の寄り付き後ほどなくして6万5540円まで上げ幅を広げ、買い一巡後は前場中盤にかけて6万4790円まで上げ幅を縮める場面もみられた。しかし、前場終盤にかけてはショートカバーを交えながらロングが優勢となり、6万4920円~6万5190円辺りで保ち合いを継続。

 後場中盤にこのレンジを下抜け、6万4690円まで上げ幅を縮めたが、半導体やAI(人工知能)関連株が買われたことで、ショートを仕掛けにくい状況となり、終盤にかけては6万4770円~6万4970円辺りでの推移だった。

 20日の米国市場では、AI投資の収益化を巡る懸念は依然として強く、ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。ただ、スペースXが20日夕に発表した2026年7~9月期決算は市場予想を上回り、半導体やAI関連株への物色を促したとの見方があった。

 こうした流れを受け、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などが買い先行で始まり、先物市場でもリバウンド狙いのロングが優勢となったようである。

 しかし、アドバンテストなどはプラス圏で推移したものの、上値の伸びは鈍く、積極的なロングを手控える動きにつながった面もあった。一方で、韓国KOSPI指数の上昇率が3%を超えたほか、前日にKOSDAQ市場に新規上場し、公開価格を32%下回ったデータセンター・AIクラウド事業を手掛けるエリスが本日は30%近く上昇した。こうした韓国市場の強い動きもあり、ショートを仕掛けにくい状況だったようだ。

 日経225先物は、ボリンジャーバンドの-1σ(6万4220円)と25日移動平均線(6万6520円)とのレンジで推移している。節目の6万5000円処では強弱感が対立しているが、アドバンテストなど半導体株に底堅さがみられる局面では、押し目狙いのロング対応が意識されそうだ。週足では-1σ(6万4220円)と13週線(6万6010円)とのゾーンとなる。まずは6万5000円を回復し、同水準を支持線に変えられるかを見極めたい。

 NT倍率は、先物中心限月で15.98倍(20日は16.00倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を牽引するなかで、16.12倍まで切り上がる場面もみられた。しかし、前場中盤以降は半導体株の伸び悩みにより、NTロングを巻き戻す形になっている。-1σ(15.85倍)と25日線(16.26倍)とのレンジであり、中心値の16.00倍辺りでロング・ショートの判断が分かれそうだ。

 手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万2021枚、ソシエテジェネラル証券が9529枚、バークレイズ証券が7528枚、サスケハナ・ホンコンが2958枚、モルガンMUFG証券が2881枚、ゴールドマン証券が2204枚、野村証券が950枚、JPモルガン証券が947枚、ビーオブエー証券が799枚、フィリップ・キャ証券が720枚だった。

 TOPIX先物はバークレイズ証券が1万9397枚、ABNクリアリン証券が1万7568枚、ソシエテジェネラル証券が1万6678枚、JPモルガン証券が7119枚、モルガンMUFG証券が4580枚、ゴールドマン証券が4290枚、サスケハナ・ホンコンが3276枚、シティグループ証券が1319枚、ビーオブエー証券が1280枚、ドイツ証券が675枚だった。

株探ニュース

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