話題株ピックアップ【夕刊】(1):クオリプス、ダイナマップ、宇宙開発関連
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■クオリプス <4894> 7,000円 +810 円 (+13.1%) 本日終値 クオリプス<4894>が続急伸。この日、同社が開発し、今年3月に条件・期限付きで厚生労働省から製造販売承認を受けたiPS細胞由来の心筋シート「リハート」に関し、これを用いた世界初となる手術を受けた患者が記者会見を開き、その内容が国内メディア各社を通じて伝わっている。報道によると、術後については良好で、22日に退院する予定だという。重い心臓病に向けたリハートを用いた治療の拡大に弾みがつくとの見方から、買い注文が集まったとみられている。 ■GMO-GS <3788> 2,645円 +220 円 (+9.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位 GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>が大幅続伸し、新値追いとなっている。同社はID管理・認証サービス「GMOトラスト・ログイン」などを提供しており、セキュリティー関連の一角として物色意欲が強まっているもよう。また、同社はきょう、子会社のGMO AIコネクトと連携し、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」において、AIエージェントとの連携を可能にする「AI Flowオプション」の提供を開始したことを明らかにしている。このオプションにより、普段利用している生成AIから「GMOサイン」に保管された契約書の検索・参照や署名依頼などが可能になり、契約業務の効率化を支援。AIと外部サービスを接続する共通規格「MCP」に対応し、契約業務へのAI活用を促進するとしている。 ■ヘリオス <4593> 280円 +22 円 (+8.5%) 本日終値 ヘリオス<4593>が大幅高で3日ぶりに反発。この日、同社の細胞製造拠点「Healios/KOBE Cell Innovation Center」(KCIC)が入居予定のレンタルラボ「DP-Lab KOBE」が竣工したと発表しており、好材料視された。「DP-Lab KOBE」は、大和ハウス工業<1925.t>が神戸医療産業都市(KBIC)内に建設したレンタルラボで、最新設備の導入が可能な次世代型研究拠点として、バイオ・ライフサイエンス分野をはじめとする多様な研究開発ニーズに対応した施設。ヘリオスはグローバル市場に対応可能な細胞製造拠点であるKCICを整備し28年1月に稼働を開始する予定で、これによりCDMO(医薬品開発製造受託)事業を本格的に始動することから、中長期的な成長への寄与が期待されている。 ■伊勢化学工業 <4107> 4,015円 +295 円 (+7.9%) 本日終値 伊勢化学工業<4107>は大幅高。同社が生産・販売するヨウ素はペロブスカイト太陽電池の主原料として知られている。パナソニック ホールディングス<6752>が20日、開発を進めてきたガラス型ペロブスカイト太陽電池の本格量産を当初の予定から1年前倒しして29年4月から始めると発表したことをきっかけに、ヨウ素供給量において世界でも高いシェアを誇る伊勢化へ物色人気が向かったようだ。 ■ダイナマップ <336A> 1,314円 +80 円 (+6.5%) 本日終値 ダイナミックマッププラットフォーム<336A>が3日ぶりに急反発。同社は21日の寄り前、グループ会社のダイナミックマッププラットホームノースアメリカ(DMPNA)が、北米の大学生を対象とするモビリティ技術開発コンペティションにスポンサーとして参画し、10大学のチームに高精度3次元地図データを提供すると発表。これを手掛かりとした買いが入ったようだ。AIやコネクテッド・自動運転システム、先進パワートレインなどを活用したモビリティソリューションの開発に取り組む4年間のコンペティション「EcoCAR Innovation Challenge」に参画する。同コンペティションのうち、ゼネラル・モーターズが支援する「GM Track」に参加するジョージア工科大学など10大学に対し、高精度3次元地図データを提供し、自動運転技術の開発を支援する。 ■Synspective <290A> 1,214円 +73 円 (+6.4%) 本日終値 Synspective<290A>やQPSホールディングス<464A>など宇宙開発関連株が買われた。米スペースX が20日発表した26年7~9月期(第3四半期)の決算は、売上高が前年同期比で2.6倍と高成長を示し、1株利益とともに市場予想を上回る結果となった。最終損益は上場後初の黒字転換で、AI関連事業が力強く成長したほか、衛星通信部門も好調だった。なお、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はテスラ との経営統合に向けた議論を進めるため、特別委員会を設置したと明らかにしている。これらを背景に引け後の時間外取引でスペースXの株価は急伸。東京市場において宇宙開発関連株の選好姿勢を強める結果となった。Ridge-i<5572>やアストロスケールホールディングス<186A>、アクセルスペースホールディングス<402A>が大幅高。スペースXへの出資企業とされるアステリア<3853>が急伸している。 ■山善 <8051> 1,949円 +72 円 (+3.8%) 本日終値 山善<8051>は後場上昇。同社は工作機械や工具を卸売りする生産財関連事業を主力とする。きょう午後2時ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を5850億円から6180億円(前期比14.0%増)、営業利益を150億円から179億円(同48.7%増)に引き上げており、業況を評価した買いが集まった。第2四半期累計(4~9月)の業績が前回予想から上振れして着地。生産財関連事業で半導体・AIやデータセンター、航空・宇宙、造船、防衛産業などの需要が想定を大きく上回る水準で推移した。加えて、現時点における海外生産財事業の受注残高及び有力引き合いの保有状況、製品調達の見通しなども踏まえ、通期業績予想を修正した。 ■AIメカテック <6227> 6,320円 +230 円 (+3.8%) 本日終値 AIメカテック<6227>が大幅高で3日ぶりに反発。20日の取引終了後に、筆頭株主である東京応化工業<4186>と合弁会社「Zerо Newton Solutions」を設立すると発表しており、これを好感した買いが入った。パネルレベルパッケージ(PLP)用テンポラリーボンダー・デボンダーをはじめとする、次世代先端半導体パッケージ向け装置の事業化を加速するのが狙い。新会社「Zerо Newton Solutions」は東応化51%、AIメカ49%の出資で10月31日に設立の予定で、AIメカにとって持ち分法適用関連会社となる予定だ。なお、同件による27年6月期業績への影響は軽微としている。 ■ドトル日レス <3087> 3,470円 +125 円 (+3.7%) 本日終値 ドトール・日レスホールディングス<3087>が5日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券は20日、同社株の投資判断を3段階で真ん中の「イコールウエート」から最上位の「オーバーウエート」へ引き上げた。目標株価は3300円から4000円に見直した。店舗と一般卸の双方で低価格競争力を支える独自のコーヒー製造卸売モデルを再評価。自社焙煎工場と安定した販売先(店舗事業)を持つことで、原料・為替を長期予約できる事業構造がインフレ環境下で同社の強みとして顕在化している。この構造的な強みが利益成長の持続性を高めるとみている。 ■フリュー <6238> 1,507円 +52 円 (+3.6%) 本日終値 フリュー<6238>は大幅高。20日の取引終了後、9月度の月次概況(速報)を発表した。売上高が前年同月比28.6%増の41億2600万円だったとしており、好感した買いが入った。8カ月連続の増収となった。クレーンゲーム景品やコンビニ向けキャラクターくじなどを手掛ける世界観ビジネスが同39.5%増の28億2800万円で2カ月ぶりに前年実績超え。国内クレーンゲーム景品や海外物販が好調だった。プリントシール事業展開のガールズトレンドビジネスは既存筐体のコンバージョンキット販売などにより、同17.9%増の12億3200万円と3カ月連続で前年実績を上回った。 株探ニュース