話題株ピックアップ【昼刊】:宇宙開発関連、ダイナマップ、ノート
投稿:
■Synspective <290A> 1,215円 +74 円 (+6.5%) 11:30現在 Synspective<290A>やQPSホールディングス<464A>など宇宙開発関連株が買われ、一斉蜂起の様相を呈している。米スペースXが20日発表した26年7~9月期(第3四半期)の決算は、売上高が前年同期比で2.6倍と高成長を示し、1株利益とともに市場予想を上回る結果となった。最終損益は上場後初の黒字転換で、AI関連事業が力強く成長したほか、衛星通信部門も好調だった。なお、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はテスラ との経営統合に向けた議論を進めるため、特別委員会を設置したと明らかにしている。これらを背景に引け後の時間外取引でスペースXの株価は急伸。東京市場において宇宙開発関連株の選好姿勢を強める結果となった。Ridge-i<5572>やアストロスケールホールディングス<186A>、アクセルスペースホールディングス<402A>が大幅高。スペースXへの出資企業とされるアステリア<3853>が急伸している。 ■ダイナマップ <336A> 1,301円 +67 円 (+5.4%) 11:30現在 ダイナミックマッププラットフォーム<336A>が3日ぶりに急反発している。同社は21日の寄り前、グループ会社のダイナミックマッププラットホームノースアメリカ(DMPNA)が、北米の大学生を対象とするモビリティ技術開発コンペティションにスポンサーとして参画し、10大学のチームに高精度3次元地図データを提供すると発表。これを手掛かりとした買いが入ったようだ。AIやコネクテッド・自動運転システム、先進パワートレインなどを活用したモビリティソリューションの開発に取り組む4年間のコンペティション「EcoCAR Innovation Challenge」に参画する。同コンペティションのうち、ゼネラル・モーターズ が支援する「GM Track」に参加するジョージア工科大学など10大学に対し、高精度3次元地図データを提供し、自動運転技術の開発を支援する。 ■note <5243> 3,005円 +136 円 (+4.7%) 11:30現在 note<5243>が3日ぶりに反発している。20日の取引終了後に、東京証券取引所プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を行うことを決定したと発表しており、好感されている。同社は現在、東証グロース市場に上場しているが、中長期での成長や企業価値の更なる向上を目指すためにプライム市場への変更申請に向けた準備を行う。なお、現時点で変更申請日や承認日は未定であるほか、そのほかにも不確定な要素が含まれているため、変更申請に向けた準備を中止する可能性がある。また、変更申請が承認を受けられるかどうかについても不確定な要素を含んでおり、最終的に承認を受けられない場合がある。 ■AIメカテック <6227> 6,310円 +220 円 (+3.6%) 11:30現在 AIメカテック<6227>が大幅高で3日ぶりに反発している。20日の取引終了後に、筆頭株主である東京応化工業<4186>と合弁会社「Zerо Newton Solutions」を設立すると発表しており、これを好感した買いが入っている。パネルレベルパッケージ(PLP)用テンポラリーボンダー・デボンダーをはじめとする、次世代先端半導体パッケージ向け装置の事業化を加速するのが狙い。新会社「Zerо Newton Solutions」は東応化51%、AIメカ49%の出資で10月31日に設立の予定で、AIメカにとって持ち分法適用関連会社となる予定だ。なお、同件による27年6月期業績への影響は軽微としている。 ■FUJI <6134> 6,784円 +236 円 (+3.6%) 11:30現在 FUJI<6134>が7営業日ぶりに反発している。同社は20日、ニトリホールディングス<9843>の環八用賀店でスマートロッカーシステム「Quist」を利用した店舗受け取りサービスの実証実験を開始したと発表。これが株価を刺激しているようだ。この実証実験では、これまで培ったFUJIの技術・ノウハウも活用しつつ、顧客が注文した商品を店舗で受け渡す業務の運用有効性や顧客の利便性向上に関する検証を実施。また、店舗スタッフの作業負荷軽減効果やQuistでの受け取りに適したサービス・商品選定などについてもあわせて評価を行うとしている。 ■フリュー <6238> 1,507円 +52 円 (+3.6%) 11:30現在 フリュー<6238>は堅調に推移している。20日の取引終了後、9月度の月次概況(速報)を発表した。売上高が前年同月比28.6%増の41億2600万円だったとしており、好感した買いが入っている。8カ月連続の増収となった。クレーンゲーム景品やコンビニ向けキャラクターくじなどを手掛ける世界観ビジネスが同39.5%増の28億2800万円で2カ月ぶりに前年実績超え。国内クレーンゲーム景品や海外物販が好調だった。プリントシール事業展開のガールズトレンドビジネスは既存筐体のコンバージョンキット販売などにより、同17.9%増の12億3200万円と3カ月連続で前年実績を上回った。 ■プレイド <4165> 778円 +25 円 (+3.3%) 11:30現在 プレイド<4165>が3日ぶりに反発している。午前9時ごろ、タワーレコード(東京都大田区)が運営する「タワーレコード オンライン」のオムニチャネルCX(顧客体験)の高度化を支援すると発表しており、好材料視されている。CXプラットフォーム「KARTE」シリーズの提供とCX変革を加速するプロフェッショナルサービス「PLAID ALPHA」を通じて支援するとしており、「タワーレコード オンライン」における店舗連携を含むマルチチャネルでのパーソナライズドコミュニケーションの高度化に取り組むという。 ■東京きらぼし <7173> 1,520円 +41 円 (+2.8%) 11:30現在 東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>は大幅高となっている。20日の取引終了後、地銀を中心に投資するありあけキャピタル(東京都中央区)による株式保有割合が9.00%から10.09%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが集まっている。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は10月13日。保有目的には投資一任契約に基づく運用を目的とする純投資を基本としつつ、経営陣との建設的な対話などを行っていることなどを記載した。東京圏の営業基盤の価値最大化やグループ内外の経営資源の組合せを含む成長戦略などについて意見交換をしているという。 ■フェローテック <6890> 8,530円 +230 円 (+2.8%) 11:30現在 フェローテック<6890>が高い。20日の取引終了後に、中国子会社の杭州大和熱磁電子を通じて、AIデータセンター向け光インターコネクト・ソリューションを提供する中国の中際旭創(イノライト社)と戦略的協業契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが流入している。今回の提携は、光通信分野でレーザーなどの温度制御に用いられる半導体熱電冷却素子(TEC)や、半導体チップなどを搭載しパッケージング及び放熱を支える部材であるサブマウントなどの製品供給と共同開発、並びにそのほかのAIデータセンター向け光インターコネクト製品に必要な技術・材料分野における協業を行うもの。フェローテクではイノライト社との協力を通じて、AI・データセンター向け高速光通信分野におけるTEC・サブマウントなどの事業機会の拡大を図るとともに、次世代デバイス・材料の開発に取り組むとしている。なお、同件が26年12月期以降の業績に与える影響は具体的な取引や共同開発の進捗を踏まえて精査する。 ■アドバンテスト <6857> 34,310円 +440 円 (+1.3%) 11:30現在 アドバンテスト<6857>がカイ気配で始まり、3日ぶりに大きく切り返しているほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連が揃って上値指向を強めている。ここ調整色が強かったが、きょうは突っ込み警戒感から買い戻しを誘発している。前日の米国株市場ではNYダウが1%強の上昇で切り返した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小安く引けたものの、引け後に発表されたスペースX の決算は好調を極め時間外で大きく買われているほか、イーロン・マスクCEOが同日の決算発表と併せテスラ との統合を検討していることを正式に認めた形となり、これがAI関連株への物色人気に波及している面もあるようだ。 ■エクサウィザーズ <4259> 785円 +9 円 (+1.2%) 11:30現在 エクサウィザーズ<4259>が3日ぶりに反発している。この日の寄り前に、子会社Exa Enterprise AIの法人向け生成AIサービス「エクサベースAI」が「デジタル化・AI導入補助金2026」の対象ITツールとして登録されたと発表しており、好材料視されている。「デジタル化・AI導入補助金」(旧・IT導入補助金)は、中小企業・小規模事業者などの労働生産性の向上を目的に、業務効率化やDXなどに向けたITツール(ソフトウェア、サービスなど)の導入費用の一部を補助する制度。今回、対象ツールに認定されたことで、導入する中小企業・小規模事業者は導入費用の一部の補助金を申請することができるため、利用層の拡大が期待されている。 ■NEC <6701> 5,408円 +59 円 (+1.1%) 11:30現在 NEC<6701>が続伸。同社株が今月に入ってから直近まで下げた日は2営業日のみで、前日も全体相場は主力ハイテク株を中心に波乱となったが、同社株は我が道を行く展開でプラス圏で着地する強さをみせていた。ICTソリューション(AIソリューション)のほか、防衛省との関係性も密で防衛関連株としてのポジションを確保しているが、宇宙分野でもキーカンパニーに位置付けられる。前日に好決算を発表し時間外で大きく買われたスペースⅩ だが、同社の強みは「スターリンク」によって数千基もの衛星同士をレーザー通信でリンクさせていること。これに対しNECも宇宙空間における衛星間レーザー通信システム開発でJAXAと連携した実績や、米宇宙関連スタートアップとも同分野で協業するなど、市場では「スペースⅩに対抗できる世界でも数少ない企業としてマーケットで認知されている」(中堅証券マーケットアナリスト)との評価があり、改めてクローズアップされている。 ■リログループ <8876> 2,494.5円 +26 円 (+1.1%) 11:30現在 リログループ<8876>は反発。20日取引終了後、医療機関向け経営コンサルティングサービスを手掛けるATIV Medical(シンガポール)の株式を議決権ベースで90%取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡実行日は10月30日の予定。ATIV Medicalは日本人駐在員・旅行客向けヘルスケアサービスを東南アジア各国で提供しており、リログループが展開する海外赴任支援事業とのシナジーを見込む。これが手掛かりとなっているようだ。 ■大栄環境 <9336> 3,910円 +30 円 (+0.8%) 11:30現在 大栄環境<9336>は堅調。20日取引終了後、同社を代表とする企業グループが、滋賀県高島市からDBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式による「(仮称)高島市新ごみ処理施設整備・運営事業」の落札の決定を受けたと発表した。契約金額は287億2870万円(消費税・地方消費税含む)。 ■パナHD <6752> 3,904円 +26 円 (+0.7%) 11:30現在 パナソニック ホールディングス<6752>が反発している。全体相場の地合い改善が追い風となっているもよう。また、同社は20日に開発を進めてきたガラス型ペロブスカイト太陽電池の本格量産計画を1年前倒しし、2029年4月から長浜拠点(滋賀県)で生産を開始すると発表しており、これが材料視されている面もあるようだ。同社のガラス型ペロブスカイト太陽電池は、独自の材料技術、インクジェット塗布製法、レーザー加工技術を組み合わせることで、サイズ・透過性・デザインの高い自由度を実現。更に耐久性を高める材料技術及びガラス封止技術により、建材に求められる性能を備えた「発電するガラス」として幅広い建築物への導入を目指すとしている。 ■ククレブ <276A> 4,480円 +700 円 (+18.5%) ストップ高 11:30現在 ククレブ・アドバイザーズ<276A>がストップ高。SBI証券は20日、同社株の目標株価を1万3500円から1万7300円に引き上げた。投資判断は3段階で最上位の「買い」を継続した。同社は人工知能(AI)を活用した企業不動産(CRE)に関するソリューションの提供などを行っている。第4四半期(6~8月)実績は売上高が38億9000万円(前年同期比約6.6倍)、営業利益は5億4000万円(同7.2倍)だった。会社の四半期計画通りだが、前年同期比の伸び率は高く「好印象」と指摘。また、27年8月期の売上高は110億円(前期比57%増)、営業利益は22億円(同92%増)と中期経営計画を上回る見通しが示された。市場ニーズを捉えビジネスパイプラインは順調に拡大していることを評価している。同証券では、今期営業利益は24億9500万円を見込んでいる。 ●ストップ高銘柄 ユビキタスAI <3858> 500円 +80 円 (+19.1%) ストップ高 11:30現在 セキュアヴェイル <3042> 950円 +150 円 (+18.8%) ストップ高 11:30現在 ショーケース <3909> 725円 +100 円 (+16.0%) ストップ高 11:30現在 など、4銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース