「データセンター」が9位、過剰投資懸念が再浮上し関連銘柄に逆風<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 サイバーセキュリティ 2 半導体 3 情報セキュリティ 4 TOPIXコア30 5 フィジカルAI 6 不動産関連 7 外食 8 人工知能 9 データセンター 10 地方銀行 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「データセンター」が9位となっている。 近年は生成AIの社会実装が驚異的なスピードで進んだが、そのインフラの中核であるデータセンター建設ラッシュの動きに暗雲が立ち込めている。米ビッグテックをはじめ、AI・半導体関連企業の業績は極めて好調が続いているのだが、一方マーケットでは将来に向けた設備投資に対する警戒感が漂う。過剰投資のツケが回るのではないかという疑念が拭い切れず、データセンター建設に向けた資金調達の動きに変調がみられる。 こうした懸念は日米の株式市場でも浮き彫りとなってきた。米クラウドコンピューティングサービス大手のコアウィーブ<CRWV>の社債利回りが急上昇したことで、リスクオフに火がついた。IMF試算では世界の投資適格債の発行において、ハイパースケーラーが占める割合は約10%まで膨張している。2年ほど前は1%に満たなかったという。巨額投資を回収するだけの商業的な見返りがあるのかどうかという点に関しては、かねてから議論の対象となっていたが、直近のコアウィーブ・ショックを契機に悲観論が大手を振り始めた印象も否めない。 関連銘柄の株価は既に大きく調整しているが、ここからの値動きは注意が必要だ。信用買い残が積み上がるなか、単なる値頃感だけで逆張りに動くのは危険との見方も出ている。データセンター関連の筆頭格はキオクシアホールディングス<285A.T>だが、このほかフジクラ<5803.T>や古河電気工業<5801.T>などの光ファイバー関連や、村田製作所<6981.T>や太陽誘電<6976.T>などのMLCC関連株の復活場面がみられるのかどうか、10月相場ではその正念場を迎えている。 出所:MINKABU PRESS