前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
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■ビープラッツ <4381> 308円 (+80円、+35.1%) ストップ高 ビープラッツ <4381> [東証G]がストップ高 。国内メディアによると、トヨタ自動車 <7203> [東証P]が世界で販売する全50車種について、2030年までにソフトウェア定義車両(SDV)にする方針を打ち出した。トヨタは独自のソフト基盤「アリーン」を全車種に搭載し、ソフトの更新などにより稼ぐ課金型のビジネスモデルを強化すると伝わっている。ビープラッツが手掛ける サブスクリプション統合プラットフォームは、トヨタが展開するサブスクリプションサービス「KINTO」に採用された実績を持つ。トヨタをはじめとする自動車大手のSDVによる課金型サービスの拡大が、ビープラッツの事業にプラス効果をもたらすとの思惑から、買い注文が集まったようだ。 ■ぐるなび <2440> 135円 (+21円、+18.4%) 一時ストップ高 ぐるなび <2440> [東証S]が4日続急騰、一時ストップ高となった。高市早苗首相が前週末16日の参院予算委員会で、食料品の消費税減税で影響を受ける外食業界への支援策として、GoToイートやプレミアム商品券なども選択肢として検討する考えに言及した。支援策によって外食需要が喚起されれば飲食店予約サービスの利用が増えるとの見方から、グルメサイト大手のぐるなびに思惑的な買いが入ったようだ。同業のRetty <7356> [東証G]も値を飛ばした。GoToイートはコロナ禍に実施された外食需要喚起策であり、これを巡って当時、株式市場ではグルメサイト関連株がたびたび人気化した経緯がある。 ■RSC <4664> 1,235円 (+185円、+17.6%) 一時ストップ高 アール・エス・シー <4664> [東証S]が続急騰、一時ストップ高となった。同社は警備事業を展開しており、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]傘下のソフトバンクロボティクスとAI警備ソリューションの共同推進を目的として資本・業務提携を実施している。米ブルームバーグ通信は17日、ソフトバンクGが米警備最大手のアライド・ユニバーサルの買収を検討していると報じた。協議はまだ初期段階にあるという。仮に買収が実現した場合、ソフトバンクG傘下企業との関係性を通じ、サービスの更なる成長が可能になるとの思惑が広がり、RSCに買いが集まったようだ。報道によると、ソフトバンクGによる買収総額は、負債を含めて300億ドル近くに上る可能性があるという。 ■TWOST <7352> 579円 (+80円、+16.0%) ストップ高 TWOSTONE&Sons <7352> [東証G]がストップ高 。15日の取引終了後に発表した27年8月期業績予想で、営業利益15億3100万円(前期比89.0%増)と大幅増益を見込むことが引き続き好感されたことに加えて、19日は子会社TWOSTONE Syncがサイバーセキュリティクラウド <4493> [東証G]と業務提携したと発表しており、これも好材料された。TWOSTONE Syncは今年9月に設立した、企業のAI実装を支援するTWOSTの100%子会社。今回の提携によりTWOSTONE Syncは、サイバーセキのクラウド型WAF「攻撃遮断くん」をはじめとするWebセキュリティーサービスの提供を開始するほか、TWOSTグループが有するIT 人材ネットワークを組み合わせることで、顧客企業のWebセキュリティー対策を導入から継続的な運用まで支援するとしている。 ■東宝 <9602> 1,633.5円 (+107.5円、+7.0%) 東宝 <9602> [東証P]が急反発。映画「ちいかわ 人魚の島のひみつ」が大ヒットとなったことが社会的な関心を集めている。15日の27年2月期第2四半期累計(3-8月)連結決算発表時に、通期の業績予想は投資有価証券の一部売却による影響を反映する形で純利益予想のみ引き上げた。「ちいかわ」の本業の部分での大きな業績貢献を見込んでいた市場参加者には失望感が広がる形となったものの、11月に映画「ゴジラ-0.0」の世界同時期公開を控えており、会社側は自社配給網を本格稼働し世界規模のヒットを狙う姿勢を示している。更に、中期的にはゴジラグッズやカードゲームの販売や、アジア圏でのゴジラ・ストアの拡大などを進める方針を掲げており、株式市場においてゴジラのIP(知的財産)市場規模成長への期待も高まっている。株価は75日移動平均線近辺で前週末に下げ渋ったとあって、値頃感を意識した買いが入りショートカバーを誘発。上昇に弾みをつけたとみられる。 ■ベイカレント <6532> 10,740円 (+545円、+5.4%) ベイカレント <6532> [東証P]が続急伸。大和証券は16日、同社株の目標株価を7500円から1万1200円に引き上げた。投資判断は5段階で2番目の「2(アウトパフォーム)」を継続した。決算内容に関して、営業利益は同証券の予想を上回った。また、高い売上高成長に加えて、一段の利益率の引き上げを示した中期経営計画及び長期計画もポジティブな内容とみている。コンサルティング業界に求められる需要は、従来型のDX投資の実行支援のみならず、 サイバーセキュリティー、防衛領域が拡大しており、営業体制の強化、人材の確保などで先行してきた効果が発揮されていることなどを評価している。 ■INPEX <1605> 3,806円 (+136円、+3.7%) INPEX <1605> [東証P]が大幅続伸。16日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前日15日比3.44ドル高の1バレル=101.41ドルと9月中旬以来、約1ヵ月ぶりの高値圏に上昇した。サウジアラビアとイエメンの親イラン武装組織フーシによる攻撃の応酬により、中東情勢に対する警戒感が引き続き高まった。また、ウクライナがロシアの製油所に対する大規模な攻撃を行ったと伝わったことも原油価格の上昇要因となった。 ■エディア <3935> 753円 (+23円、+3.2%) エディア <3935> [東証S]が大幅続伸。19日正午ごろ、ニンテンドースイッチ用新作乙女ゲーム「アストライアの罪咎」を来年3月25日に発売すると発表し、あわせて予約受け付けを開始したことが好感された。同作品は女性向けゲームブランド「MintLip+」の完全新規タイトル第1弾で、本格クライムサスペンス恋愛アドベンチャーゲーム。物語を彩るメインキャラクターから、後日発表となるサブキャラクターに至るまで、実力派声優陣を起用し、一言の台詞やわずかな息遣いまでもが紡ぎ出す濃密な没入感が特徴としている。 ■クリングル <4884> 633円 (+19円、+3.1%) クリングルファーマ <4884> [東証G]が大幅続伸。19日午前10時45分ごろ、脊髄損傷急性期を対象として開発を進めている「オレメペルミン アルファ」(組み換えヒトHGFタンパク質)について、米国食品医薬品局(FDA)による新薬臨床試験開始申請(IND)の審査期間が終了し、INDが発効したと発表しており、株価の支援材料となったようだ。外傷性脊髄損傷は交通事故や転倒などにより脊髄が損傷することで、運動機能や感覚機能、自律神経機能に障害を来す状態。米国では外傷性脊髄損傷を有する患者数が約31万1560人と推定されている。 ■すかいらーく <3197> 3,543円 (+101円、+2.9%) すかいらーくホールディングス <3197> [東証P]が3日続伸。16日の参議院予算委員会で高市早苗首相が、食料品の消費減税関連法案を巡って税率10%が維持される外食産業の需要喚起策として、プレミアム付き商品券などを検討していると明らかにしたことが刺激材料となったようだ。 ■i-plug <4177> 1,399円 (+38円、+2.8%) i-plug <4177> [東証G]が続伸。19日、若者のキャリア及び生き方の「今と未来」を独自データと分析に基づき解明するシンクタンク「i-plug Early Career総合研究所」を設立すると発表しており材料視された。同研究所では、表面的な世代論にとどまらず、若者のポテンシャルやキャリア観を深く理解し、本質を理解し、「これからの育成・関わり方」やミスマッチ解消に向けた課題を多角的に分析。定期的なデータ公開や考察記事を発信し、人と組織がともに成長する新たな人事戦略とキャリアのあり方について課題提言を行うとしている。 ■エンバイオH <6092> 784円 (+21円、+2.8%) エンバイオ・ホールディングス <6092> [東証S]が続伸。前週末16日取引終了後、太陽光発電設備の開発・販売を手掛けるネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)から一部事業を譲り受けると発表した。対象となるのは住宅用太陽光発電設備の開発・販売事業、産業用太陽光発電設備のEPC・保守メンテナンス事業、海外事業。今後設立する予定の子会社を通じて事業譲受するという。 ■ユニオンツル <6278> 14,200円 (+360円、+2.6%) ユニオンツール <6278> [東証P]が続伸。前週末16日の取引終了後に、見附工場(新潟県見附市)の敷地内に新棟(第4工場)を建設すると発表。また、新たな生産拠点として新潟県長岡市に新工場を建設すると発表した。主力製品である切削工具の生産能力増強を図るとともに、今後の事業拡大に対応する生産・開発基盤を整備するのが狙いで、これを材料視する買いが入った。なお、見附第4工場は28年2月の竣工を予定。長岡市の新工場は30年の竣工を予定している。 ■JR西日本 <9021> 3,061円 (+75円、+2.5%) 西日本旅客鉄道 <9021> [東証P]が7日続伸。前週末16日、収入概況を発表した。10月の14日時点の運輸取扱収入(速報値)が前年同期比2.2%増となり、増加基調を継続していることが株価の支援材料となったようだ。山陽新幹線は同2%減となったものの、北陸新幹線は同10%増の水準で推移した。なお、今月6日に公表した9月の運輸取扱収入は前年同月比4.6%増だった。また、前週末16日にはJR東海 <9022> [東証P]と東海道・山陽新幹線の「のぞみ」と「みずほ」の指定席特急料金を値上げすることも開示しており、こちらも引き続き好感された。 ■PowerX <485A> 1,801円 (+31円、+1.8%) パワーエックス <485A> [東証G]が続伸。前週末16日の取引終了後、8月1日から10月16日までに高圧案件を中心に定置用蓄電システム計47台・総額48億5400万円の販売契約を締結したと発表した。うち、29億1600万円分の受注は8月13日に公表した決算説明資料における「正式受注及び受注見込み」に含まれていなかった案件と明らかにしており、株価の支援材料となったようだ。今回の受注に関する売上高は26年12月期から28年12月期にかけて計上する見通し。また、定置用蓄電システムの累計設置拠点数が10月1日時点で111拠点となり、100拠点を突破したとも開示した。 ■OLC <4661> 3,222円 (+55円、+1.7%) オリエンタルランド <4661> [東証P]が10日続伸。全体相場が下落するなか、AI・半導体関連からディフェンシブ銘柄へと物色の流れがシフトしており、好実態とも相まって買われたようだ。10月からは東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの「1デーパスポート」の最高価格が引き上げられることもあり、更なる業績向上が期待されている。 ■アサヒペン <4623> 1,878円 (+31円、+1.7%) アサヒペン <4623> [東証S]が3日ぶり反発。19日午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を215億円から228億円(前期比35.5%増)へ、営業利益を10億円から10億5000万円(同67.2%増)へ、純利益を6億7000万円から6億8000万円(同6.5%減)へ上方修正したことが好材料視された。26年1月30日付で時計用品を取り扱う保土ヶ谷電子販売グループ4社を子会社化したことに加えて、中東情勢の影響による石油由来製品の一時的な需要増の影響などにより、上期業績が計画を上回る見通しであることが要因としている。 ■MTI <9438> 567円 (+8円、+1.4%) エムティーアイ <9438> [東証P]が3日ぶり反発。19日午前11時ごろに、法人向け気象アラートサービス「WERIMO」の提供を開始したと発表したことが好材料視された。「WERIMO」は雨や雷、熱中症などに関する気象情報を確認でき、危険の接近をアラートで知らせるサービス。ゴルフ場や建設・土木の現場、学校、屋外イベントなど屋外で活動する場面での利用を想定し、まずはゴルフ場への導入を開始。今後、各業界のニーズの把握を進め、表示する情報やアラート条件のカスタマイズを通じて他業界への導入を進めるという。 ■コメダ <3543> 2,928円 (+31円、+1.1%) コメダホールディングス <3543> [東証P]が3日続伸。前週末16日、「コメダ珈琲店」のタイ1号店を11月16日にバンコクでオープンすると発表しており、好感した買いが優勢になった。同社は31年2月期を最終年度とする中期経営計画(27年2月期~)で海外展開の加速を重要な成長戦略の1つと位置付け、31年2月期に海外180店舗体制を構築することを目指している。今回のタイ初出店はアセアン地域における事業基盤を拡大し、海外事業の持続的な成長を進めるための重要な一歩になるという。 ■冨士ダイス <6167> 1,034円 (+10円、+1.0%) 冨士ダイス <6167> [東証P]が続伸。同社は前週末16日の取引終了後、ダイジェット工業 <6138> [東証S]との業務提携に基づく第2弾の施策開始を発表。これを材料視した買いが株価をサポートしたようだ。冨士ダイスが開発した省タングステン・コバルト合金「サステロイ」について、両社の販売ネットワークや顧客基盤を活用し、販路拡大を推進する。サステロイをダイジェトに提供し、ダイジェトがそのまま素材として、または加工したうえで工具・金型として顧客に販売する。 ※19日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース