株価指数先物【引け後】 -1σの底堅さを受け、押し目狙いのロング対応

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先物

大阪12月限
日経225先物 64980 -540(-0.82%)
TOPIX先物 4076.0 -5.5(-0.13%)

 日経225先物(12月限)は、前日比540円安の6万4980円で取引を終了。寄り付きは6万3870円と、シカゴ日経平均先物(6万3925円)にサヤ寄せする形で売りが先行した。直後につけた6万3730円を安値としてショートカバーが優勢となり、前場中盤にかけて6万4830円まで下落幅を縮めた。ランチタイムで6万4600円~6万4800円辺りで保ち合い、現物市場の後場開始時には6万5000円台を回復。終盤にかけては6万5210円まで下落幅を縮めた。

 週末の米国市場の流れが波及する形で、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]など、半導体・AI(人工知能)関連株の下げが重荷になった。しかし、売り一巡後は下げ渋る動きをみせており、キオクシアがプラス圏を回復。先物市場でもショートカバーを誘う流れになったようだ。

  また、寄り付き直後に6万3730円まで売られた後は、6万4000円~6万4400円辺りでの推移となり、ボリンジャーバンドの-1σ(6万4220円)水準での攻防をみせていた。その後、同バンドを上回って推移する場面が目立ち、ショートカバーを誘った面もあるのだろう。週足の-1σも6万4250円で推移しており、13週移動平均線(6万6030円)とのゾーンが意識される。

 前場中盤以降は日足の-1σを上回って推移したことから、25日線(6万6520円)とのレンジが期待されるが、節目の6万5000円辺りでは強弱感が対立しやすいとみられる。また、直近の大幅な下げによって、ポジションはある程度ショートに傾いていると考えられる。ただし、積極的なショートによる下げというよりは、持ち高調整に伴うロングの解消の影響が大きかった可能性もある。 

 そのため、需給状況が改善するまでは本格的なリバウンドは期待しにくいだろう。ただし、-1σ水準での底堅さがみられるなか、短期的には同水準での押し目を狙ったロング対応が有効とみられる。まずは-1σと25日線とのレンジを意識した対応になろう。

 NT倍率は先物中心限月で15.94倍(16日は16.05倍)に低下。指数インパクトの大きい半導体株が売られるなかで、相対的にTOPIX型優位の展開となった。ただし、一時15.79倍と200日線(15.81倍)を下回った後は、NTショートを巻き戻す形でリバランスが入っているようだ。-1σ(15.87倍)を上回って推移するようだと、NTロングによるスプレッド狙いの動きが強まりそうだ。

 手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5210枚、ソシエテジェネラル証券が1万1646枚、バークレイズ証券が6573枚、ドイツ証券が2630枚、サスケハナ・ホンコンが2446枚、モルガンMUFG証券が2403枚、三菱UFJ証券が1808枚、ゴールドマン証券が1774枚、楽天証券が1155枚、JPモルガン証券が1011枚だった。

 TOPIX先物はバークレイズ証券が2万0545枚、ABNクリアリン証券が2万0109枚、ソシエテジェネラル証券が1万8737枚、JPモルガン証券が6951枚、ゴールドマン証券が6067枚、モルガンMUFG証券が4340枚、サスケハナ・ホンコンが3305枚、ビーオブエー証券が1657枚、UBS証券が1644枚、シティグループ証券が1328枚だった。

株探ニュース

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