前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■オリンパス <7733> 1,759円 (-273.5円、-13.5%) 東証プライムの下落率トップ。オリンパス <7733> [東証P]が3日ぶり急反落。同社は13日の取引終了後、米食品医薬品局(FDA)から警告書を受領したと発表。これを嫌気した売りが膨らんだ。対象となる施設はオリンパスメディカルシステムズのほか、ドイツと米国の拠点を含む全6施設。警告書は、FDAが査察の後に指摘した品質マネジメントシステム及びプロセスに関する事項について、オリンパス側が提出した回答の妥当性を対象とするものだという。受領は7日付。受領後15営業日以内に、オリンパス側は回答を提出する予定。なお、オリンパス側はすでに相当の是正措置及び予防措置を実施しているとしたうえで、警告書は製品の生産や販売などを制限するものではなく、製品の回収を求めるものでもないと説明している。 ■大黒天 <2791> 3,845円 (-360円、-8.6%) 東証プライムの下落率2位。大黒天物産 <2791> [東証P]が急反落。年初来安値を更新した。13日取引終了後、第1四半期(6-8月)連結決算を発表。売上高は832億7300万円(前年同期比5.5%増)だった一方、営業利益は5億8200万円(同65.2%減)と大きく落ち込んだ。新規出店に伴う費用増などが響いた。これを嫌気した売りが優勢となった。 ■イオン <8267> 1,125.5円 (-74.5円、-6.2%) 東証プライムの下落率5位。イオン <8267> [東証P]が続急落。13日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表した。売上高が5兆9041億5700万円(前年同期比13.8%増)、営業利益が1307億4300万円(同10.7%増)、最終利益が133億2100万円(同3.3倍)だった。足もとの第2四半期(6-8月)は売上高が2兆9621億7600万円(前年同期比12.9%増)、営業利益が555億4000万円(同10.2%減)、最終損益が4億8800万円の赤字(前年同期は106億1800万円の黒字)との計算になる。直近の営業減益や最終赤字への転落などが嫌気されたようだ。8月中間期としては利益成長ドライバーと位置付けるヘルス&ウエルネス、ディベロッパー・エンタメ、アセアンが業績を牽引。同社は7月の熊本地震でイオンモールの爆発事故が発生しており、現在は外部専門家による事故調査委員会が調査を進めている。災害による損失を41億9800万円計上したものの、特別損失の合計額は前年同期に比べ減損損失や関係会社株式売却損が縮小したことで減少した。なお、27年2月期の通期業績予想は売上高12兆円(前期比12.0%増)、営業利益3400億円(同25.7%増)、最終利益730億円(同0.4%増)の従来見通しを据え置いた。 ■アークス <9948> 3,325円 (-195円、-5.5%) 東証プライムの下落率8位。アークス <9948> [東証P]が急反落。13日取引終了後、上期(3-8月)連結決算を発表。売上高は3186億8500万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は77億6600万円(同2.7%減)と増収減益で着地した。原材料費や資材価格の高騰などが響いた。通期で増収・営業増益を見込んでいるだけに失望売りを誘ったようだ。 ■ディップ <2379> 1,659円 (-92円、-5.3%) ディップ <2379> [東証P]が3日続急落。約5ヵ月ぶりに年初来安値を更新した。13日取引終了後、27年2月期連結業績予想について売上高を490億~530億円(前期比3.4~10.7%減)、営業損益を25億円の赤字~25億円の黒字(前期91億1200万円の黒字)に見直すと発表。従来予想(売上高535億~576億円、営業利益50億~100億円)から下方修正した。競合との競争激化による影響のため。これが嫌気されたようだ。 ■Jフロント <3086> 2,635.5円 (-131.5円、-4.8%) J.フロント リテイリング <3086> [東証P]が7日ぶり大幅反落。13日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表した。売上高が2138億2100万円(前年同期比2.8%減)、営業利益が268億1300万円(同10.5%減)、最終利益が173億7900万円(同5.3%減)だったとしており、業況を嫌気した売りが出た。8月中間期は前年の大阪・関西万博関連の反動や大丸梅田店の大型改装に伴う売場閉鎖の影響を受けた百貨店事業、前年の内装・施設関連大口受注の反動減があったデベロッパー事業が減収減益で着地。また、SC(ショッピングセンター)事業も昨年に大型改装を実施した渋谷PARCOや6月に開業した「HAERA(ハエラ)」が好調で増収になったものの、事業整理損の計上などにより大幅な営業減益となった。 ■東エレク <8035> 11,240円 (-315円、-2.7%) 東京エレクトロン <8035> [東証P]が続落。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは14日、26年12月期第3四半期(7-9月)の決算を発表。売上高は116億6200万ユーロ(前年同期比55%増)、純利益は49億6000万ユーロ(同2.3倍)となった。市場のコンセンサスを上回る結果となったが、半導体関連株への選好姿勢を強める方向には至らず、東エレクに対しては利益確定目的の売りがかさんだもようだ。第4四半期の売上高について、ASMLは142億~152億ユーロになると予想。27~28年の供給力に関し顧客の需要を完全に満たすことはできないと想定し、28年に向け更なる生産能力の増強を検討する方針を示している。 ■松竹 <9601> 10,590円 (-290円、-2.7%) 松竹 <9601> [東証P]が4日ぶり反落。14日午後2時ごろ、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表した。売上高が489億2100万円(前年同期比1.4%減)、営業利益が34億5000万円(同18.8%減)だったとしており、大幅減益を嫌気した売りが出た。歌舞伎座の「團菊祭五月大歌舞伎」「八月納涼歌舞伎」などが盛況だった劇場運営で売り上げを大きく伸ばした演劇事業は大幅な増収増益となったものの、主力の映像関連事業が大幅減益で着地した。 ■サンエー <2659> 3,020円 (-70円、-2.3%) サンエー <2659> [東証P]が反落。同社は沖縄流通大手で、食品スーパーや飲食店を手掛ける。13日、月次売上高前年比を発表した。既存店売上高が前年同月比3.6%減となっており、3ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。 ■三菱UFJ <8306> 3,482円 (-69円、-1.9%) 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が反落。足もとで新発10年債利回りはやや水準を切り上げているものの、前週から低下傾向にある。また、前日13日の米国株市場では、好調が際立ったゴールドマン・サックス・グループ をはじめ、シティグループ 、ウェルズ・ファーゴ などの大手金融機関がいずれも好決算にもかかわらず、株価を下落させており、この地合いを引き継ぐ格好となった。米国でも長期金利は上昇一服局面にあることで、メガバンクの米国での運用環境においても期待がやや剥落した状態。なお、14日は地銀株もほぼ全面安商状となった。 ■タマホーム <1419> 2,772円 (-29円、-1.0%) タマホーム <1419> [東証P]が3日続落。13日取引終了後、第1四半期(6-8月)連結決算を発表。売上高は276億1300万円(前年同期比5.1%減)、営業損益は45億5900万円の赤字(前年同期44億3500万円の赤字)となった。主力の住宅事業で減収・セグメント赤字となった。これが買いを手控えさせたようだ。 ※14日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース