<注目銘柄>=デクセリ、光トランシーバー用製品が成長を牽引

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 デクセリアルズ<4980.T>の上昇一服局面は拾い場と考えたい。

 同社は、光学材料部品や電子材料部品を手掛ける機能性材料メーカー。8月に発表した第1四半期(4~6月)連結決算では、ハイエンドスマートフォン向け精密接合用樹脂や形状加工異方性導電膜(ACF)が好調だったほか、データセンター向け光トランシーバー用製品の出荷数量が増加し業績を牽引。メモリ価格高騰によるモバイルIT製品へのネガティブ影響が想定ほどは発現しなかったことや円安効果もあって、事業利益は82億7500万円(前年同期比4.8%増)と市場予想を上回って着地した。

 クラウド・生成AI市場の拡大を背景に、データセンター需要は増加の一途を辿っており、光トランシーバー用製品など光半導体事業は中期的に急拡大が予想されている。それに伴い先行投資負担増も見込まれるが、ハイエンドスマホ向けACF・精密接合用樹脂の伸長などもあってこれを吸収する見通しで、会社側では29年3月期に事業利益630億円(27年3月期予想400億円)を目標としている。

 株価は、26年3月期決算と同時に発表した中期経営計画の数値目標の上方修正などで5月から6月下旬までに高騰したが、その後はAI半導体関連のセンチメント悪化により大きく調整していた。9月11日安値2762円を底に反発基調に転じているが、4割程度を戻したに過ぎず、上昇余地を十分に残している。光半導体事業の中期的な収益貢献を考えるとここは拾い場といえそうだ。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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