OSGは4日ぶり反発、通期業績・配当予想を上方修正 自社株買いも実施
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OSG<6136.T>は4日ぶりに反発している。同社は主に工作機械で使われる消耗工具を製造・販売しており、ねじ穴を作る工具タップでは世界トップクラスのシェアを有する。前営業日9日の取引終了後、26年11月期第3四半期累計(25年12月~26年8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を1850億円から1930億円(前期比20.2%増)、営業利益を300億円から360億円(同77.1%増)、最終利益を210億円から240億円(同67.4%増)に引き上げた。同時に期末配当予想を15円増額の91円に修正しており、これらを好感した買いが集まっている。年間配当予想は130円(前期は88円)となる。 第3四半期累計は主要市場における需要が総じて底堅く、日本からの輸出販売が増加。特に航空・防衛関連、電子部品・半導体製造装置及びデータセンター向け、エネルギー関連、医療関連の需要が好調だった。加えて、タングステン価格上昇前に調達した原材料在庫の使用が想定以上に継続し、販売価格改定の効果が想定を超えた。過年度に課された米国関税に係る還付金の計上も利益を押し上げ、売上高1432億4500万円(前年同期比23.5%増)、営業利益275億4300万円(同2.0倍)、最終利益213億6400万円(同2.2倍)で着地した。 同時に取得総数150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.80%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いを行うと開示しており、こちらも株価の支援材料となっているようだ。取得期間は10月13日から11月30日まで。OSGは13日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で一部の自社株を取得。今後、今回取得した分を差し引いた株式総数と取得総額を上限とし、東証における市場買い付けを実施する。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、13日に100万株を1株3653円で取得した。 出所:MINKABU PRESS