話題株ピックアップ【夕刊】(1):サンバイオ、ローツェ、HENNGE
投稿:
■サンバイオ <4592> 1,019円 +150 円 (+17.3%) ストップ高 本日終値 サンバイオ<4592>が急反発。同社は5日、外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善を効能、効果または性能とする細胞治療薬「アクーゴ脳内移植用注」について、市販後1例目となる患者への投与が北海道大学病院で実施されたと発表。北大病院は8日に記者会見を行っている。国内メディアによると、手術後の麻痺の症状は改善傾向がみられるという。アクーゴの投与拡大による成長シナリオが改めて意識されることになったほか、株価は前日まで年初来安値に迫っていたこともあって、値頃感を意識した買いが優勢となったようだ。 ■ローツェ <6323> 5,134円 +700 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ ローツェ<6323>は3日ぶりに急反発。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を1590億2100万円から1800億700万円(前期比39.8%増)、営業利益を381億1200万円から530億7800万円(同70.4%増)、最終利益を278億900万円から377億7900万円(同98.3%増)に引き上げた。あわせて期末一括配当予想を20円から28円(前期17円)に増額しており、業況を評価した買いが集まった。生成AIの需要拡大などによる半導体設備投資の増加を背景に、主力の半導体関連装置が好調に推移している。なお、8月中間期決算は売上高797億3300万円(前年同期比21.5%増)、営業利益230億9600万円(同42.4%増)、最終利益158億3900万円(同45.7%増)だった。受注高は1285億4600万円となっており、受注残高は1114億8500万円となった。 ■HENNGE <4475> 1,894円 +159 円 (+9.2%) 本日終値 HENNGE<4475>が大幅高。同社はきょう、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」において、自社ドメインを悪用したなりすましメールを検出、対策する新サービス「HENNGE Domain Protection」の提供を開始したと発表。これが材料視されたようだ。HENNGE Domain Protectionは、同社が提唱するゼロトラスト戦略の重要コンポーネントとして、ID管理、エンドポイント保護、データ漏えい防止に加えて、企業の信頼の基盤であるドメインの保護を実現するもの。なりすましを防止する「DMARC」に対応することで、メール送信者のアイコンに企業の公式ロゴを表示させる「BIMI」導入の第一歩となり、ブランド保護につながるという。 ■オンワード <8016> 741円 +42 円 (+6.0%) 本日終値 オンワードホールディングス<8016>が3営業ぶりに急反発。同社は8日取引終了後、期末に創業100周年の記念配当3円を実施すると発表しており、これが好感されたようだ。これにより、中間配当16円と期末配当20円(普通配17円、記念配3円)をあわせた年間配当は36円(前期は30円)となる。同時に公表した27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.3%増の1175億2500万円、営業利益が同7.0%増の61億3900万円で着地。戦略強化ブランドを中心としたプロモーション施策などが奏功した。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。 ■吉野家ホールディングス <9861> 3,950円 +203 円 (+5.4%) 本日終値 吉野家ホールディングス<9861>は4日続伸。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を2420億円から2480億円(前期比9.9%増)、営業利益を85億円から100億円(同23.6%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を中間・期末各12円の合計24円(前期は22円)と2円増額しており、これらを好感した買いが集まった。8月中間期の実績を踏まえた。8月中間期は売上高が前回予想の1190億円から1214億9400万円(前年同期比10.0%増)、営業利益が46億円から57億8200万円(同30.3%増)に上振れして着地。商品施策や各種キャンペーンなどの客数獲得施策が奏功したほか、デジタル化の推進や各事業での店舗拡大が業績を押し上げた。 ■日本毛織 <3201> 1,976円 +87 円 (+4.6%) 本日終値 日本毛織<3201>が大幅高。9日午後3時に26年11月期第3四半期累計(25年12月~26年8月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.4%増の891億8600万円、最終利益は同26.9%増の70億4400万円となった。大幅な最終増益となったほか、決算発表に合わせて創立130周年の記念配当の実施も発表しており、好感されたようだ。産業機材事業で今期から連結範囲に含めたカコテクノスが業績に寄与した。昨年1月完成のオフィスビル「八重洲通フィルテラス」が収益貢献した不動産賃貸事業が好調となり、スクールユニフォームの流通在庫過多の影響が出て低調だった衣料繊維事業を補う形で増収増益を確保した。期末配当予想については、従来の普通配当32円に新たに記念配当10円を加える形で42円とした。年間配当予想は記念配当を含めて60円(前期比13円増配)となる。 ■霞ヶ関キャピタル <3498> 7,960円 +340 円 (+4.5%) 本日終値 霞ヶ関キャピタル<3498>は反発。SBI証券が8日付で投資判断「買い」を据え置いた上で、目標株価を1万5200円から2万300円へ引き上げた。これが材料視されたようだ。会社側が発表した通期決算を受け、業績予想を見直したという。カタリストはホテルの運営収益拡大、米国の積極開発とし、ダウンサイドリスクは金利上昇による投資市場の縮小などを挙げた。 ■エクサウィザーズ <4259> 835円 +34 円 (+4.2%) 本日終値 エクサウィザーズ<4259>は9日ぶりに大幅反発。8日、グループ会社の法人向け生成AIサービス「エクサベースAI」において、米アンソロピックが9月29日にリリースした最新モデル「Claude Sonnet 5.5」の提供を始めると発表しており、株価の支援材料となったようだ。Claude Sonnet 5.5は長時間にエージェントタスクや、資料・スライド作成などの業務に強みを持つ。前モデルから処理速度とコスト効率が向上しており、特にコーディングに関する性能は一部のベンチマークで、上位モデル「Claude Opus 5.5」を上回っているという。 ■プレイド <4165> 735円 +28 円 (+4.0%) 本日終値 プレイド<4165>は高い。きょう、インテグラル・グループ<5842>傘下で総合アパレルメーカーのイトキンのAI・データ活用の内製化を支える顧客データ基盤の構築支援を始めると発表しており、好感した買いが入った。プレイドはウェブサイトやアプリのパーソナライズや広告配信の最適化などを通じCX(顧客体験)を向上させるプラットフォーム「KARTE(カルテ)」などの提供を通じ、イトキンの顧客データ基盤の構築から実装・グロースに伴走する。 ■福山通運 <9075> 6,100円 +220 円 (+3.7%) 本日終値 福山通運<9075>は3日ぶりに反発。きょう、9月度の輸送実績月次速報を発表した。特別積み合わせ貨物運送業(ネットワーク事業)の運賃収入は前年同月比2.6%増となり、増収基調を継続していることが好感された。9月の輸送重量は同0.1%減となったものの、1日当たりの輸送重量は同4.1%増と2カ月ぶりに拡大。運賃単価は同2.7%増と4カ月連続で増えた。 株探ニュース