話題株ピックアップ【昼刊】:ローツェ、サンバイオ、オンワード

投稿:

材料

■ローツェ <6323>  5,134円   +700 円 (+15.8%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ローツェ<6323>は3日ぶりに急反発している。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を1590億2100万円から1800億700万円(前期比39.8%増)、営業利益を381億1200万円から530億7800万円(同70.4%増)、最終利益を278億900万円から377億7900万円(同98.3%増)に引き上げた。あわせて期末一括配当予想を20円から28円(前期17円)に増額しており、業況を評価した買いが集まっている。生成AIの需要拡大などによる半導体設備投資の増加を背景に、主力の半導体関連装置が好調に推移している。なお、8月中間期決算は売上高797億3300万円(前年同期比21.5%増)、営業利益230億9600万円(同42.4%増)、最終利益158億3900万円(同45.7%増)だった。受注高は1285億4600万円となっており、受注残高は1114億8500万円となった。

■サンバイオ <4592>  969円   +100 円 (+11.5%)  11:30現在
 サンバイオ<4592>が急反発している。同社は5日、外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善を効能、効果または性能とする細胞治療薬「アクーゴ脳内移植用注」について、市販後1例目となる患者への投与が北海道大学病院で実施されたと発表。北大病院は8日に記者会見を行っている。国内メディアによると、手術後の麻痺の症状は改善傾向がみられるという。アクーゴの投与拡大による成長シナリオが改めて意識されることになったほか、株価は前日まで年初来安値に迫っていたこともあって、値頃感を意識した買いが優勢となったようだ。

■オンワード <8016>  751円   +52 円 (+7.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 オンワードホールディングス<8016>が3営業ぶりに急反発している。同社は8日取引終了後、期末に創業100周年の記念配当3円を実施すると発表しており、これが好感されているようだ。これにより、中間配当16円と期末配当20円(普通配17円、記念配3円)をあわせた年間配当は36円(前期は30円)となる。同時に公表した27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.3%増の1175億2500万円、営業利益が同7.0%増の61億3900万円で着地。戦略強化ブランドを中心としたプロモーション施策などが奏功した。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。

■乃村工藝社 <9716>  1,239円   +63 円 (+5.4%)  11:30現在
 乃村工藝社<9716>は6日ぶりに大幅反発している。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。売上高が733億2200万円(前年同期比9.0%減)、営業利益が52億6100万円(同23.7%減)だった。直近の第2四半期(6~8月)は売上高が375億8800万円(同5.4%減)、営業利益が27億6900万円(同17.1%増)との計算になる。また、8月中間期の受注高が919億7100万円(同21.1%増)、受注残高が888億4400万円(同38.3%増)となっており、足もとの大幅増益や好調な受注状況を評価した買いが集まっている。同社は集客環境作りの調査・コンサルティングから、デザイン・設計、制作・施工、運営・活性化まで手掛けるディスプレイ事業を手掛けている。8月中間期は前年同期の大阪・関西万博案件や大型都市再開発などの反動により、大幅減益での着地となった。

■吉野家ホールディングス <9861>  3,928円   +181 円 (+4.8%)  11:30現在
 吉野家ホールディングス<9861>は4日続伸している。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を2420億円から2480億円(前期比9.9%増)、営業利益を85億円から100億円(同23.6%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を中間・期末各12円の合計24円(前期は22円)と2円増額しており、これらを好感した買いが集まっている。8月中間期の実績を踏まえた。8月中間期は売上高が前回予想の1190億円から1214億9400万円(前年同期比10.0%増)、営業利益が46億円から57億8200万円(同30.3%増)に上振れして着地。商品施策や各種キャンペーンなどの客数獲得施策が奏功したほか、デジタル化の推進や各事業での店舗拡大が業績を押し上げた。

■霞ヶ関キャピタル <3498>  7,980円   +360 円 (+4.7%)  11:30現在
 霞ヶ関キャピタル<3498>は反発。SBI証券が8日付で投資判断「買い」を据え置いた上で、目標株価を1万5200円から2万300円へ引き上げた。これが材料視されているようだ。会社側が発表した通期決算を受け、業績予想を見直したという。カタリストはホテルの運営収益拡大、米国の積極開発とし、ダウンサイドリスクは金利上昇による投資市場の縮小などを挙げた。

■エクサウィザーズ <4259>  837円   +36 円 (+4.5%)  11:30現在
 エクサウィザーズ<4259>は朝安後切り返し、9日ぶりに大幅反発している。8日、グループ会社の法人向け生成AIサービス「エクサベースAI」において、米アンソロピックが9月29日にリリースした最新モデル「Claude Sonnet 5.5」の提供を始めると発表しており、株価の支援材料となっているようだ。Claude Sonnet 5.5は長時間にエージェントタスクや、資料・スライド作成などの業務に強みを持つ。前モデルから処理速度とコスト効率が向上しており、特にコーディングに関する性能は一部のベンチマークで、上位モデル「Claude Opus 5.5」を上回っているという。

■デジタルガレージ <4819>  2,480円   +103 円 (+4.3%)  11:30現在
 デジタルガレージ<4819>は続伸。同社はカード決済に対応していない請求書の支払いを銀行振込からクレジットカード払いに切り替えることができるサービス「DGFT請求書カード払い」を展開している。8日の取引終了後、建設業界向けAIソリューションなどを手掛けるWIREBASE(ワイヤーベース、東京都港区)と協業し、ワイヤーベースの顧客である建設業者に向けて同サービスの提供を始めると発表しており、好感した買いが集まっている。

■コジマ <7513>  1,464円   +54 円 (+3.8%)  11:30現在
 コジマ<7513>が3営業日ぶりに反発している。同社は8日取引終了後、27年8月期通期の単独業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比4.4%増の90億円としていることや、期末一括配当計画を前期比1円増配の30円としていることが買い手掛かりとなっているようだ。売上高は同0.8%増の3000億円を見込む。他社との差別化を図るとともに家電販売力の向上に努め、成長事業と位置付けているEC事業、法人事業、住設事業の収益拡大に注力するとしている。

■寿スピリッツ <2222>  2,573円   +83 円 (+3.3%)  11:30現在
 寿スピリッツ<2222>が反発している。同社は8日の取引終了後、27年3月期第2四半期(7~9月)の売上状況について開示。売上高は概算で前年同期比11.4%増の209億5800万円となる見込みだと発表した。増収率は第1四半期(4~6月)の10.0%を上回って成長を継続しており、評価されたようだ。国際線ターミナルにおけるインバウンド売上高は中国からの訪日観光客の大幅な減少による影響を受けながらも、同0.5%増の24億4700万円となる見込み。セグメント別ではシュクレイグループや寿製菓グループ、販売子会社が2ケタの増収で着地する見通しという。

■タムロン <7740>  1,560円   +50 円 (+3.3%)  11:30現在
 タムロン<7740>は反発。8日の取引終了後、旧村上ファンドの流れを汲むシンガポールの投資顧問会社エフィッシモ・キャピタル・マネージメントによる株式保有割合が17.38%から18.54%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入っている。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は10月5日。保有目的は純投資。うち3165万8900株については投資一任契約に基づく顧客資産運用のためとしている。

■三菱自動車工業 <7211>  352円   +8.5 円 (+2.5%)  11:30現在
 三菱自動車工業<7211>が続伸している。読売新聞オンラインが9日、「ホンダは、三菱自動車から主力車種のピックアップトラック『トライトン』のOEM(相手先ブランドでの生産)供給を受ける方針を固めた」と報じた。ホンダ<7267>と三菱自の協業交渉による提携第1弾で、2028年にも東南アジアで販売、他地域に広げることも検討すると伝えている。三菱自の工場の稼働率向上につながり、収益にプラス効果をもたらすとの見方から、買いが入ったようだ。

■日本精化 <4362>  2,842円   +68 円 (+2.5%)  11:30現在
 日本精化<4362>は朝安後切り返し、5日続伸している。きょう、化粧品向けに製造・販売している主要原料9品目で、ハラール認証を取得したと発表。イスラム圏を中心にハラール対応化粧品ニーズが高まっているなか、グローバル市場での採用拡大を見据えているとしており、材料視した買いが入っている。現在はハラール認証製品としての製造可能数量に限りがあるため、販売先を限定しているものの、今後は順次販売の拡大を進める。

■小野薬品工業 <4528>  2,261円   +14 円 (+0.6%)  11:30現在
 小野薬品工業<4528>はしっかり。8日取引終了後、米バイオヘイヴンとの間で、免疫グロブリンG(IgG)分解薬アセットを日本と韓国、台湾、アセアン諸国で独占的に開発・商業化できるライセンス契約を締結したと発表した。IgG分解薬は、自己免疫疾患の原因となる自己抗体を除去する新たなクラスの治療薬という。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,739円   -301 円 (-5.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 ソフトバンクグループ<9984>が大幅続落し、75日移動平均線を下抜けた。同社が出資する米オープンAIが、9月末時点の年換算売上高について500億ドル近くとなったと投資家に説明したと英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が8日報じた。それまでにメディアで報じられていた水準は700億ドル近くで、これを大きく下回った。市場が期待するオープンAIの収益拡大シナリオが実現に至らない可能性が意識されるようになり、ソフトバンクG株への下押し圧力が高まっている。8日の米国市場ではAI・半導体関連株に対し幅広く売り注文が膨らみ、ソフトバンクG傘下のアーム・ホールディングスのADR(米預託証券)は6%を超す下落となった。

●ストップ高銘柄
 ハイブリッド <4260>  289円   +80 円 (+38.3%) ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。