話題株ピックアップ【夕刊】(2):F&LC、日電硝、不二越

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■F&LC <3563>  5,468円   +128 円 (+2.4%)  本日終値
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が続伸。同社はきょう、協立(静岡県三島市)と持続可能な水産資源の安定調達を目的に、合弁会社「FOOD & LIFE KYORITSU MARINE」(出資比率はF&LCが60%、協立が40%)を設立したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。地球温暖化に伴う海水温上昇に対し、養殖条件が比較的安定した駿河湾の特性に着目し、静岡県を中心に養殖事業者の生産支援とサプライチェーン強化を推進する構え。事業の開始として、地元の養殖事業者との協業でブリ(はまち)の生産を進めており、10月から一部スシロー店舗での販売を予定しているという。

■日本電気硝子 <5214>  5,267円   +109 円 (+2.1%)  本日終値
 日本電気硝子<5214>が朝安後に切り返した。同社は6日、宇宙用超薄板カバーガラスの新製品を開発したと発表。これに反応した買いが入ったようだ。開発した新製品「BDX─3」は、放射線によるガラスの着色を抑制するとともに、より高い紫外線遮蔽性能を備える。低軌道を中心に、中高軌道を含めて幅広い宇宙環境での利用を想定。有償サンプルの販売を始め、人工衛星などへの量産採用を目指す。

■不二越 <6474>  5,900円   +120 円 (+2.1%)  本日終値
 不二越<6474>が続伸。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年12月~26年8月)連結決算が、売上高1923億2600万円(前年同期比10.4%増)、営業利益114億5700万円(同72.8%増)、純利益66億2900万円(同82.1%増)と大幅増益となったことが好感された。部品事業で欧米や中国を中心とした建設機械向け油圧機器やアセアンの市販向けベアリングの需要が回復したことに加えて、機械工具事業で国内・米州の工具や米州・アセアンでロボットの需要が増加した。また、国内や中国で特殊鋼が増加したことも寄与した。26年11月期通期業績予想は、売上高2550億円(前期比8.1%増)、営業利益153億円(同56.6%増)、純利益75億円(同42.8%増)の従来見通しを据え置いている。同時に11月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。

■チヨダ <8185>  989円   +18 円 (+1.9%)  本日終値
 チヨダ<8185>がしっかり。5日の取引終了後に発表した9月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比5.8%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。休日が前年より1日多かったことなどにより客数が同3.0%増と増加したほか、客単価も同2.8%上昇した。スニーカーが引き続き好調に推移したほか、スパットシューズが新作のカジュアルタイプを中心に幅広いカテゴリーで販売を伸ばした。また、PayPay決済や自社アプリを活用したポイント還元セールに加え、重点ブランドの期間限定キャンペーンを実施したことも寄与した。なお、全店売上高は同3.9%増だった。

■ワールド <3612>  1,541円   +24 円 (+1.6%)  本日終値
 ワールド<3612>は高い。5日取引終了後、上期(3~8月)連結決算を発表。売上高は1424億8900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は84億900万円(同1.2%増)だった。ライトオンなど新規連結効果が寄与した。あわせて、9月度の月次売り上げ概況を明らかにした。国内小売り売上高は前年同月比12.8%増と、3カ月連続でプラスとなった。これらが好感されたようだ。

■オンワード <8016>  704円   +6 円 (+0.9%)  本日終値
 オンワードホールディングス<8016>はしっかり。同社は総合アパレルメーカーを中核に事業を展開している。5日の取引終了後、9月度の月次売上概況を発表した。既存店売上高が前年同月比5.2%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。長雨の影響もあり、気温が低く推移したことから、カーディガンやジャケットなどの秋物アイテムの販売が好調だった。

■スズキ <7269>  1,981.5円   +12.5 円 (+0.6%)  本日終値
 スズキ<7269>は続伸。SBI証券は5日、同社株の投資判断は3段階で最上位の「買い」を継続した。目標株価も3000円で据え置いた。同社の第1四半期(4~6月)のインド国内販売台数は前年同期比33.0%増の53万5000台と好調で、会社通期想定の前年比10%増から大幅に上振れている。また、アフリカへの輸出も増加するとみている。同証券では、中間期決算で会社予想の増額修正の可能性大と指摘。27年3月期通期の連結営業利益は前期比1.1%増の6300億円と会社予想の5400億円(前期比13.3%減)から一転して増益となると見込んでいる。

■川崎重工業 <7012>  2,369円   +14.5 円 (+0.6%)  本日終値
 川崎重工業<7012>は後場にプラス圏へ浮上した。きょう午後1時ごろ、グループビジョン2030進捗報告会の資料を開示。防衛事業の売上収益目標を前回見通しの5000~7000億円から約7000~8000億円(27年3月期は約5100億円の見通し)に上方修正したと発表しており、株価の支援材料となったようだ。防衛費増額が追い風になる。30年代半ばには1兆円超の達成を目指す方針。また、契約制度改正などにより、28年3月期以降の事業利益率は10%を超える見込みとも公表した。

■サクサ <6675>  2,065円   +9 円 (+0.4%)  本日終値
 サクサ<6675>が堅調な動き。この日、子会社で有機ELデバイスの開発・製造受託サービスを手掛けるソアーが、高性能バリア膜技術の実用化に向けてフレキシブル有機EL及びペロブスカイト太陽電池の試作を行ったと発表しており、好材料視された。有機ELディスプレイやペロブスカイト太陽電池は水分や酸素の影響を受けやすく、性能劣化や寿命低下の要因となることから、高性能なバリア膜による保護が不可欠となっており、高性能バリア技術の確立が重要な課題とされている。今回の取り組みは有機エレクトロニクス分野における先端的知見を有するOPERA Solutions(福岡市西区)と共同で取り組んだもので、ペロブスカイト太陽電池の高耐久化に向けた可能性を実証したことから、今後の展開への期待が持たれている。

■TOKAI <3167>  1,331円   +4 円 (+0.3%)  本日終値
 TOKAIホールディングス<3167>が3日ぶりに反発。5日の取引終了後に、子会社TOKAIを通じて神奈川県における有力LPガス供給事業者であるシティ・ガス(横浜市瀬谷区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。神奈川県において有力な市場ポジションを獲得し、隣接する主要市場間での連携やシナジー強化を図るという。取得価額は非開示。なお、同件が27年3月期業績に与える影響は軽微としている。

株探ニュース

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