<動意株・6日>(大引け)=信越化、サイバSOL、サンバイオなど

投稿:

材料

 信越化学工業<4063.T>=上値指向。売り買い交錯、前日まで4連騰をみせていたこともあり、目先利益確定売りが観測されるものの下値も固い。塩ビ樹脂や半導体シリコンウエハー、いずれも世界トップシェアを誇るグローバル企業だが、米国株市場が主導する形でAI・半導体関連株への買いが再燃するなか、同社株にも見直し買いが継続している。前日に格付投資情報センター(R&I)が、同社の発行体格付けを「ダブルAプラス」から最上級の「トリプルA」に引き上げたことを発表しており、これも物色人気を支える格好に。R&Iは、データセンターなどAIインフラ投資の拡大を背景とした半導体材料の需要増勢などを評価ポイントに挙げており、中期視野に立ったリターンリバーサル狙いの動きを誘導している。

 サイバーソリューションズ<436A.T>=上昇加速でストップ高。この日、生成AIがメールリスクを監視・防止する新ブランド「AiSE(アイシー)」の提供開始を記念して、キャンペーンを実施すると発表しており、利用層の拡大を期待した買いが入っているようだ。通常5万円の初期登録費用や、契約初月の利用料を無料にするなどの特典を来年3月25日到着分の注文まで実施する。

 サンバイオ<4592.T>=大幅続伸。5日の取引終了後、同社が展開する細胞治療薬「アクーゴ脳内移植用注(バンデフィテムセル)」について、北海道大学病院で医療現場における市販後初となる患者への投与が実施されたと発表しており、好感した買いが集まっている。対象疾患は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺。外傷性脳損傷は世界中の主な死因及び障害の原因の1つであり、2016年の世界における急性外傷性脳損傷の新規患者数は2700万人、外傷性脳損傷に続発する慢性障害の患者数は5500万人と推定されている。同製品は24年7月に製造販売承認を取得し、今年5月から販売が始まっていた。

 サイバーセキュリティー関連=一斉高。カウリス<153A.T>やZenmuTech<338A.T>をはじめ、FFRIセキュリティ<3692.T>、セキュアヴェイル<3042.T>、ブロードバンドセキュリティ<4398.T>、網屋<4258.T>などサイバーセキュリティー関連株に物色の矛先が向かった。ここ企業に対するサイバー攻撃が連鎖的に続いている。直近では大和証券が5日、不正アクセスによって個人情報が22万件漏洩(ろうえい)したことを開示し耳目を集めたほか、同日に「焼肉きんぐ」を手掛ける物語コーポレーション<3097.T>も同じく不正アクセスによる情報漏洩を発表、同社は3日時点で、アプリ登録者の9割超にあたる約1078万件の個人情報が漏洩したことを確認した。前週1日に「能動的サイバー防御」関連法が施行されたが、くしくもサイバー攻撃の苛烈化が株式市場でも強く認識される状況で、関連株への買いに拍車がかかっている。

 ヘッドウォータース<4011.T>=大幅高。きょう午前10時ごろ、ソフトバンク<9434.T>が提供する法人のAI活用を推進するプラットフォームサービス「AGENTIC STAR」に関し、同社と基本合意書(MOU)を締結したと発表した。ヘッドウォは企業のAIエージェント実装・導入を支援する「AGENTIC STARインテグレーションパートナー アライアンス」に参画。今回のMOU締結を新たな契機とし、AGENTIC STARを活用したエンタープライズ企業へのAIエージェント導入と事業展開に取り組むとしており、これを好感した買いが集まったようだ。

 KeePer技研<6036.T>=上げ足強め年初来高値更新。5日取引終了後、9月度の月次速報を発表。「キーパーラボ運営事業」「キーパー製品等関連事業」を合わせた全社売り上げは前年同月比12.6%増だった。キーパーラボ運営事業においては需要の高い関東で天候不順が続いた影響があったものの、堅調さをキープした。キーパー製品等関連事業では新車販売の好調による追い風があった。これが好感されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。