「サイバーセキュリティ」がランキング首位、企業へのサイバー攻撃加速を受けセキュリティー関連が急騰ラッシュ<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 サイバーセキュリティ 2 半導体 3 地方銀行 4 フィジカルAI 5 半導体製造装置 6 TOPIXコア30 7 人工知能 8 データセンター 9 自動運転車 10 JPX日経400 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「サイバーセキュリティ」が1位に輝いた。 防衛コストの上昇は国家安全保障の観点から世界的に不可逆的な流れとなっているが、人工知能(AI)がその能力を飛躍的に進化させるなか、防衛力強化はもはや物理的空間に限らず、サイバー空間のリスクに対する対応こそが喫緊の課題となっている。前日の米国株市場ではマイクロソフト<MSFT>が続伸し、年初来高値を更新するなど注目度が高まっている。米ウォール街の独立系リサーチ会社として名を馳せるメリウス・リサーチが、同社の投資判断を「買い」に引き上げたことが追い風となったが、同社株を評価する背景となっているのがAIの暴走に対するストッパー役としての存在感である。そして、同社とともにサイバーセキュリティー企業の必要性についても言及している。 これに先立って、今月1日には米サイバーセキュリティー企業のプルーフポイントが、中国のハッカー集団が日米のシンクタンクや大学などの関係者を狙って、パスワードなどを盗むフィッシング攻撃を行っていたことを発表、サイバー犯罪のリスクに対する懸念が改めて意識されている。 言うに及ばず、日本国内では企業に対するサイバー攻撃が連鎖的に続き、危機感を煽っている。今年に入ってからもKDDI<9433.T>やニチレイ<2871.T>で被害が相次ぎ、更に9月29日にはパーク24<4666.T>が、カーシェアサービス「タイムズカー」の不正アクセスで運転免許証画像などの本人確認書類情報が漏洩(ろうえい)したアカウントが約160万件あったと発表。これを背景に同社の株価も大きく売り込まれる憂き目に遭った。 更に直近では、前日に大和証券が不正アクセスによって個人情報が22万件漏洩したことを開示したほか、「焼肉きんぐ」を手掛ける物語コーポレーション<3097.T>も同じく不正アクセスによる情報漏洩を発表、同社は3日時点で、アプリ登録者の9割超にあたる約1078万件の個人情報が漏洩したことを確認したという。くしくも前週1日に「能動的サイバー防御」関連法が施行されたばかりのタイミングで、挑戦的ともいえるサイバー犯罪が後を絶たないことで、株式市場でもサイバーセキュリティー関連株への注目度ががぜん高まっている。 きょうは、カウリス<153A.T>やZenmuTech<338A.T>、ブロードバンドセキュリティ<4398.T>などがいずれもストップ高カイ気配に張り付く異彩人気となったほか、FFRIセキュリティ<3692.T>、サイバーセキュリティクラウド<4493.T>、セキュアヴェイル<3042.T>、アズジェント<4288.T>、網屋<4258.T>、テリロジーホールディングス<5133.T>、S&J<5599.T>、セグエグループ<3968.T>なども大きく株価水準を切り上げている。このほかでは、ソリトンシステムズ<3040.T>やアドソル日進<3837.T>などもマークしておきたい。 出所:MINKABU PRESS