話題株ピックアップ【夕刊】(1):ティアフォー、ファストリ、アドテスト

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材料

■ティアフォー <593A>  2,193円   +292 円 (+15.4%)
 ティアフォー<593A>が急騰。同社はきょう、経済産業省の「令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)」に採択されたことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。同社は採択を受け、日本で実績を持つ自動運転技術を用いてサウジアラビアの環境に適した安全かつ拡張性の高いモビリティサービスの社会実装を目指し、自動運転バスの実証を推進する考え。また、現地の産業基盤の構築を目指し、現地の人材育成に寄与するプログラムを推し進めるとしている。

■IDEC <6652>  4,060円   +240 円 (+6.3%)
 IDEC<6652>が続急伸。操作スイッチなどに強みを有する制御機器の専業大手だが、ロボティクス分野などで商機を高め、足もとの業績も会社側の想定を上回って好調に推移している。前週末2日取引終了後、同社は27年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の755億円から850億円(前期比17%増)、営業利益は72億円から94億円(同54%増)に増額した。国内や中国を中心に全地域で、半導体やロボット、工作機械関連などの需要が好調で収益見通しを上乗せした。これを好感する買いを呼び込んだ。株価は8月12日につけた上場来高値3975円を気配値のまま通過する展開となっている。

■F&LC <3563>  5,340円   +273 円 (+5.4%)
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>は3日ぶりに反発。前週末2日、9月の月次情報を発表した。国内スシローの既存店売上高は前年同月比6.3%増となり、39カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。関東エリアを中心とした長雨や台風の接近、前年大型コラボの反動などのマイナス要因があったものの、商品施策や価値提案が奏功し、売り上げが堅調に推移した。

■特殊陶 <5334>  3,947円   +189 円 (+5.0%)
    日本特殊陶業<5334>は反発。2日の取引終了後、2025年9月1日付で発表したデンソー<6902>からのスパークプラグ及び排気センサー事業の譲受が中止になったと発表したものの、事業譲受の後倒しにより譲受メリッ トが減少していたことに加えて、財務負担への懸念が後退したとの見方から買いが優勢になっているもようだ。27年3月期の業績予想には譲受の実行に向けた準備費用などの発生を織り込んでいたものの、中止に伴う影響は軽微。30年3月期を最終年度とする中期経営計画(26年3月期~)の目標数値には大きな変更がないものの、成長投資などの資本配分を含む事業計画については改めて精査する。同時にデンソーも今回の件について開示。地域ごとに異なるエネルギー事業及び規制環境を背景とし、多様なパワートレインに対する需要が当初の想定より長期的に継続していることを踏まえ、特殊陶に事業譲渡契約の解約を申し入れたという。特殊陶は申し入れに関する交渉が継続し事業譲受プロセスが長期化することは将来見通しの不透明性を高めるなどのデメリットを踏まえた場合、経営資源の配分及び資本効率の観点から適切ではないと判断。デンソーの申し入れを受け入れることにした。

■アドテスト <6857>  40,300円   +1,670 円 (+4.3%)
 アドバンテスト<6857>がカイ気配スタートで5連騰、最高値街道をまい進したほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株が軒並み上値追い態勢を鮮明とした。前週末の米国株市場ではハイテク株中心に物色が広がり、特に半導体セクターへの買いが顕著となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.4%高と大幅続伸、約3カ月ぶりの高値圏に浮上している。個別ではAI半導体大手のエヌビディアが5月中旬以来の上場来高値更新を果たしており、東京市場でも同社を主要顧客とするアドテストをはじめ、半導体製造装置大手メーカーに投資資金の攻勢を促す背景となった。

■ファストリ <9983>  74,690円   +2,920 円 (+4.1%)
 ファーストリテイリング<9983>が反発。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比10.8%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。客数は同0.5%減となったものの、気温が低下し、秋冬商品が好調な販売となったことで客単価が同11.3%増と大幅に上昇した。なお、直営店とEコマースを合わせた売上高は同9.9%増だった。

■JCRファ <4552>  503円   +19 円 (+3.9%)
 JCRファーマ<4552>が大幅反発。前週末2日の取引終了後に、日本で製造販売承認取得済みの血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤「イズカーゴ」(一般名パビナフスプアルファ)について、イタリアの製薬会社イタルファルマコと米国・欧州・中南米における開発及び商業化に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表しており、好材料視された。「イズカーゴ」は、静脈内投与により酵素をハンター症候群の患者の脳を含む全身に送達する医薬品で、21年に日本で承認・発売されているほか、現在グローバル臨床第3相試験を実施している。JCRファとイタルファルマコは、25年12月にデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬である「ジビノスタット」の日本における商業化に関する独占ライセンス契約を締結しているが、今回の契約は両社の戦略的提携関係を更に発展させるもの。契約によりJCRファはイタルファルマコから契約一時金を受領するほか、マイルストーン及びロイヤルティー、並びに製品供給の対価を受領する権利を有することになる。

■ゲンキGDC <9828>  3,330円   +125 円 (+3.9%)
 Genki Global Dining Concepts<9828>は8日ぶりに反発。同社は寿司チェーン「魚べい」などを展開している。前週末2日、9月の月次売上高を発表した。既存店売上高は前年同月比12.4%増となり、6カ月連続で前年実績を上回っていることが好感された。客数、客単価ともに前年同月を上回った。

■サイゼリヤ <7581>  6,740円   +250 円 (+3.9%)
 サイゼリヤ<7581>が反発。同社は2日、9月度の月次情報(レストラン業態のサイゼリヤのみ)を公表。既存店売上高は前年同月比10.4%増と好調さを維持していることが買い安心感につながったようだ。既存店の客数は同8.4%増、客単価は同1.8%増と伸びたことが寄与。なお、全店ベースの売上高は同11.9%増となった。

■ニトリHD <9843>  3,121円   +112 円 (+3.7%)
 ニトリホールディングス<9843>が大幅高で4日続伸。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比2.3%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。秋の感謝祭や毎月のテーマ型セール、テレビCM効果などにより、リビングルーム家具、ベッドルーム家具、キッチン用品、寝具寝装品などが好調に推移した。なお、全店売上高は同4.7%増だった。

株探ニュース

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