話題株ピックアップ【昼刊】:JCRファ、F&LC、半導体製造装置関連

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■IDEC <6652>  4,070円   +250 円 (+6.5%)  11:30現在
 IDEC<6652>が大口の買い注文に寄り付き商いが成立せず、カイ気配スタートで水準を切り上げる異彩人気となった。操作スイッチなどに強みを有する制御機器の専業大手だが、ロボティクス分野などで商機を高め、足もとの業績も会社側の想定を上回って好調に推移している。前週末2日取引終了後、同社は27年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の755億円から850億円(前期比17%増)、営業利益は72億円から94億円(同54%増)に増額した。国内や中国を中心に全地域で、半導体やロボット、工作機械関連などの需要が好調で収益見通しを上乗せした。これを好感する買いを呼び込んだ。株価は8月12日につけた上場来高値3975円を気配値のまま通過する展開となっている。

■JCRファーマ <4552>  512円   +28 円 (+5.8%)  11:30現在
 JCRファーマ<4552>が大幅反発している。前週末2日の取引終了後に、日本で製造販売承認取得済みの血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤「イズカーゴ」(一般名パビナフスプアルファ)について、イタリアの製薬会社イタルファルマコと米国・欧州・中南米における開発及び商業化に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表しており、好材料視されている。「イズカーゴ」は、静脈内投与により酵素をハンター症候群の患者の脳を含む全身に送達する医薬品で、21年に日本で承認・発売されているほか、現在グローバル臨床第3相試験を実施している。JCRファとイタルファルマコは、25年12月にデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬である「ジビノスタット」の日本における商業化に関する独占ライセンス契約を締結しているが、今回の契約は両社の戦略的提携関係を更に発展させるもの。契約によりJCRファはイタルファルマコから契約一時金を受領するほか、マイルストーン及びロイヤルティー、並びに製品供給の対価を受領する権利を有することになる。

■F&LC <3563>  5,332円   +265 円 (+5.2%)  11:30現在
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>は3日ぶりに反発している。前週末2日、9月の月次情報を発表した。国内スシローの既存店売上高は前年同月比6.3%増となり、39カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。関東エリアを中心とした長雨や台風の接近、前年大型コラボの反動などのマイナス要因があったものの、商品施策や価値提案が奏功し、売り上げが堅調に推移した。

■日本特殊陶業 <5334>  3,939円   +181 円 (+4.8%)  11:30現在
    日本特殊陶業<5334>は反発。2日の取引終了後、2025年9月1日付で発表したデンソー<6902>からのスパークプラグ及び排気センサー事業の譲受が中止になったと発表したものの、事業譲受の後倒しにより譲受メリッ トが減少していたことに加えて、財務負担への懸念が後退したとの見方から買いが優勢になっているもようだ。27年3月期の業績予想には譲受の実行に向けた準備費用などの発生を織り込んでいたものの、中止に伴う影響は軽微。30年3月期を最終年度とする中期経営計画(26年3月期~)の目標数値には大きな変更がないものの、成長投資などの資本配分を含む事業計画については改めて精査する。同時にデンソーも今回の件について開示。地域ごとに異なるエネルギー事業及び規制環境を背景とし、多様なパワートレインに対する需要が当初の想定より長期的に継続していることを踏まえ、特殊陶に事業譲渡契約の解約を申し入れたという。特殊陶は申し入れに関する交渉が継続し事業譲受プロセスが長期化することは将来見通しの不透明性を高めるなどのデメリットを踏まえた場合、経営資源の配分及び資本効率の観点から適切ではないと判断。デンソーの申し入れを受け入れることにした。

■アドバンテスト <6857>  40,370円   +1,740 円 (+4.5%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>がカイ気配スタートで5連騰、最高値街道をまい進しているほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が軒並み上値追い態勢を鮮明としている。前週末の米国株市場ではハイテク株中心に物色が広がり、特に半導体セクターへの買いが顕著となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.4%高と大幅続伸、約3カ月ぶりの高値圏に浮上している。個別ではAI半導体大手のエヌビディアが5月中旬以来の上場来高値更新を果たしており、東京市場でも同社を主要顧客とするアドテストをはじめ、半導体製造装置大手メーカーに投資資金の攻勢を促す背景となった。

■サイゼリヤ <7581>  6,750円   +260 円 (+4.0%)  11:30現在
 サイゼリヤ<7581>が反発している。同社は2日、9月度の月次情報(レストラン業態のサイゼリヤのみ)を公表。既存店売上高は前年同月比10.4%増と好調さを維持していることが買い安心感につながっているようだ。既存店の客数は同8.4%増、客単価は同1.8%増と伸びたことが寄与。なお、全店ベースの売上高は同11.9%増となった。

■ニトリホールディングス <9843>  3,123円   +114 円 (+3.8%)  11:30現在
 ニトリホールディングス<9843>が大幅高で4日続伸している。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比2.3%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。秋の感謝祭や毎月のテーマ型セール、テレビCM効果などにより、リビングルーム家具、ベッドルーム家具、キッチン用品、寝具寝装品などが好調に推移した。なお、全店売上高は同4.7%増だった。

■ファーストリテイリング <9983>  74,090円   +2,320 円 (+3.2%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が反発している。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比10.8%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。客数は同0.5%減となったものの、気温が低下し、秋冬商品が好調な販売となったことで客単価が同11.3%増と大幅に上昇した。なお、直営店とEコマースを合わせた売上高は同9.9%増だった。

■福山通運 <9075>  6,070円   +190 円 (+3.2%)  11:30現在
 福山通運<9075>は高い。SBI証券が2日付で投資判断「買い」、目標株価8600円で新規にカバレッジを開始した。物流セクターのなかでも特積み(特別積み合わせ貨物運送)業界は全国ネットワークや直接輸送能力、コンプライアンス対応力を持つ大手への集約が進み、運賃適正化と積載効率改善が同時に進むことで利益率回復フェーズに突入すると推察。福山運は同業界の国内最大手の1社であり、物流セクター大転換期を象徴する存在になるだろうとした。これが材料視されているようだ。

■良品計画 <7453>  4,312円   +98 円 (+2.3%)  11:30現在
 良品計画<7453>が反発している。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の国内売上高で、既存店及びオンラインストアの売上高が前年同月比11.6%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。生活雑貨及び衣服・雑貨がともに2ケタの伸長となり、ヘルス&ビューティーやハウスウェアが引き続き好調に推移したほか、気温低下に伴う秋物需要の高まりを背景に紳士・婦人ウェアやインナーウェアも伸長した。また、前年より土日祝日が1日多かったことで2ポイントのプラス影響があった。なお、全店及びオンラインストアの売上高は同15.8%増だった。

■安川電機 <6506>  4,899円   +93 円 (+1.9%)  11:30現在
 安川電機<6506>が5日続伸。同社は9日に決算発表を予定しており、その内容が市場の関心を集めている。SBI証券は2日、同社株の投資判断を3段階の最上位となる「買い」を継続した。目標株価は6250円(従来7000円)とした。7月発表の第1四半期決算は、市場予想を下回ったことが嫌気された。基幹システム移行に伴う生産の影響やロボット事業の営業利益率の低下などが響いた。その後もサーボモータの生産正常化が第3四半期へ後ずれしたことが重石となった。ただ、同証券では生産正常化後の利益回復を評価している。27年2月期の連結営業利益は525億円と会社計画の600億円を下回るとみているが、28年2月期の同利益は725億円と23年2月期の最高益(683億円)を更新すると予想している。

■UBE <4208>  3,372円   +53 円 (+1.6%)  11:30現在
 UBE<4208>は3日ぶり反発。SMBC日興証券が2日付で投資評価「2(中立)」を維持した上で、目標株価を3200円から3400円へ引き上げた。経営施策がスピード感を伴って進展していると評価。C1ケミカルの新工場をはじめ、スペシャリティーの投資の刈り取りが重要になるだろうとみている。これが手掛かりとなっているようだ。

■日本ペHD <4612>  1,169円   +10.5 円 (+0.9%)  11:30現在
 日本ペイントホールディングス<4612>が反発している。この日寄り前に、塗料世界大手でオランダのアクゾ・ノーベル社から東南アジアの建築用塗料事業を13億5000万ドル(約2160億円)で取得する最終契約を3日に締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の買収は特にベトナム、インドネシア、マレーシア、タイを中心に東南アジアでのプレゼンスを強化するのが狙いで、アクゾ・ノーベル社の展開する「Dulux」「Maxilite」「Aquatech」の各ブランドを日本ペHDグループの既存ブランドと併せて幅広く展開することで多様な顧客層をカバーし、顧客ニーズへの対応力を強化するとしている。

■M&Aキャピ <6080>  4,300円   +30 円 (+0.7%)  11:30現在
 M&Aキャピタルパートナーズ<6080>が反発している。前週末2日の取引終了後、南日本新聞社(鹿児島県鹿児島市)と業務提携契約を締結し、鹿児島県内における「地域共創プロジェクト」を始動したと発表したことが好材料視されている。同プロジェクトは、全国の新聞社や放送局などと共同で「事業承継・事業成長の選択肢」を広めるもので、南日本新聞社との提携は第23弾となる。提携により、両社は鹿児島県経済を牽引する中小企業の経営者に対して、M&Aをはじめとする多様な事業承継・事業成長の選択肢を広める活動を加速する。

■インフロニア <5076>  2,348.5円   -347 円 (-12.9%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位
 インフロニア・ホールディングス<5076>はウリ気配スタート。前週末2日取引終了後、4782万6100株の新株式発行(国内募集が1207万6100株、海外募集が3575万株)を実施すると発表した。需給状況に応じて上限717万3900株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。株式価値の希薄化を懸念した売りが先行しているようだ。発行価格は10月21~26日のいずれかの日に決定する。調達資金約1472億円(手取り概算額)は、水ing(スイング)やアルソシア建設(旧三井住友建設)の買収に伴う借入金の返済に充てる。

●ストップ高銘柄
 なし

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

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