米外為市場サマリー:原油安が影響し一時156円98銭まで軟化
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29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円29銭前後と前日と比べて10銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=178円40銭前後と同55銭程度のユーロ安・円高だった。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは29日、欧州調査会社ケプラーの船舶追跡データを引用し、先週時点でホルムズ海峡と迂回ルートを通じた中東原油の輸送量が戦争前の80%に迫る水準まで回復したと報じた。これを受けて中東のエネルギー供給を巡る警戒がやや後退するとともに米原油先物相場が反落し、エネルギーを輸入に頼る日本の先行きへの懸念が和らいだことなどからドル円相場は一時156円98銭まで下押した。その後は米長期金利が一時5.29%と2007年6月以来の水準まで上昇したことを手掛かりに157円70銭近辺まで上伸する場面もあったが、この日に発表された9月の米消費者信頼感指数や8月の米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が弱い内容だったことからドル買いは続かず。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演で「米連邦準備理事会(FRB)は9月に利上げを決定したため、現在は性急に行動する必要はない」と述べたことが伝わると157円10銭台まで軟化した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1342ドル前後と前日と比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS