株価指数先物【寄り前】 75日線突破を想定した押し目狙いのロング対応に

投稿:

先物

大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 66470 +170 (+0.25%)
TOPIX先物 4119.5 +7.5 (+0.18%)
シカゴ日経平均先物 66455 +155
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 25日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。9月の米ミシガン大学消費者態度指数(確報値)が48.1と予想(47.8程度)を上回ったが、4カ月ぶりの低水準だった。1年後のインフレ期待は4.6%と8月の4.0%から上昇し、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が強まったことが重荷になる場面もみられた。しかし、その後は追加利上げ観測で上昇していた米長期金利が低下に転じた。さらに、イランのアラグチ外相が、一定の条件を満たせば7日以内にホルムズ海峡を開放し、最終合意に向けた交渉を再開するとの計画を米国に示したと報じられた。中東情勢やエネルギー輸送を巡る懸念がやや後退したことで、WTI原油先物が1バレル=92ドル台に下落したことが材料視された。

 NYダウ構成銘柄ではマイクロソフト、シャーウィン・ウィリアムズ、アムジェン、キャタピラー、アップルが買われた。半面、セールスフォース、IBM、ナイキ、シェブロン、コカ・コーラが軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、クアルコムなど半導体株の一角が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3日ぶりに反発している。

 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比155円高の6万6455円だった。25日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比50円安の6万6250円で始まった。6万6100円まで売られた後は切り返し、6万6590円まで買われた。買い一巡後はショート優勢で下落に転じると、米国市場の取引開始後に6万5860円まで下落幅を広げている。ただ、中盤にかけて再びプラス圏を回復。引けにかけては6万6300円から6万6500円辺りで保ち合い、日中比170円高の6万6470円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行して始まりそうだ。前週末の上昇局面では25日移動平均線(6万5180円)を上回って推移し、ボリンジャーバンドの+1σ(6万6150円)を突破した。ナイトセッションでは8月半ばの下落局面で割り込んだ75日線(6万6590円)を捉えてきたことで、同線突破を狙ったロングが入りやすい。また、+1σでの底堅さがみられると、+2σ(6万7230円)とのレンジに移行するだろう。

 買い一巡後は+1σと75日線水準での狭いレンジ推移が意識されやすく、まずは+1σ辺りでの押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。一方で、75日線水準では戻り待ち狙いのショートも入りやすいとみられるが、同線を明確に上抜けてくるとショートカバーを誘うことになりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の6万5500円から6万7500円辺りのレンジを想定する。

 25日の米VIX指数は、14.87(24日は15.67)に低下した。原油高や長期金利の上昇が警戒されるなかで24日に16.57まで上昇して25日線(15.56)を一気に上抜く形で、75日線(16.33)を上回る場面もあった。ただ、この日は25日線を下回って推移しており、リスク選好に傾きやすいだろう。

 25日のNT倍率は、先物中心限月で16.12倍(24日は16.11倍)に上昇した。連休中に米半導体株の強い目動きが目立ち、ナスダック指数は22日に4日続伸で最高値を更新。これを受けて連休明けの東京市場では半導体やAI関連株が大きく買われ、日経平均型を牽引、抵抗線として意識されていた25日線(15.99倍)を突破した。ただ、+1σ(16.17倍)とのレンジに位置しているため、同バンド接近ではNTロングの巻き戻しが入りそうであり、半導体株をにらんでの展開となりそうだ。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。