トリプラが年初来高値更新、売り圧力乏しく抜群の収益成長力評価で実需買いを誘引
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tripla<5136.T>が反発、一時121円高の2446円まで上値を伸ばし年初来高値を更新した。今月15日に26年10月期業績予想の上方修正を材料にマドを開けての大幅高を演じたが、その後も目先筋の利益確定売りを吸収する形で緩むことなく上値指向を継続している。 ホテルなど宿泊施設向け予約サイトやAIチャットボットなどの会話ツールを提供するが、円安を背景としたインバウンド需要や日本人の国内旅行回帰の動きが追い風となり、収益成長が加速している。26年10月期は期中2度の上方修正を経て、営業利益段階で前期比ほぼ倍増となる10億2900万円予想と大幅ピーク利益更新を見込む。ただ、株価は中国人訪日客減少に対する懸念などが嫌気され、今年の年央まで約1年にわたり下降トレンドを余儀なくされていた。ところが、中国人訪日客は団体客中心で同社システムの利用頻度は低く、一方で欧米などからの個人客ニーズが旺盛で業績面へのマイナス影響は極めて軽微であることが判明、見直し買いの対象としてマーケットの視線が集まった。株式需給面では売り物が枯れているほか、日柄などのテクニカル的な調整も十分で戻り足に転じる条件が整いつつあった。ここ最近はAI・半導体の一極集中相場の色彩が薄れ、循環物色の輪が広がるなか、同社株は戻り売り圧力の希薄な小型好業績株として波状的な実需買いを誘引している。 出所:MINKABU PRESS