株価指数先物【寄り前】 +1σ・75日線突破を狙った押し目狙いのロング対応
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大阪12月限ナイトセッション 日経225先物 65940 +840 (+1.29%) TOPIX先物 4104.5 +21.5 (+0.52%) シカゴ日経平均先物 65925 +825 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 23日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。NYダウは続落、ナスダック指数は5日ぶりの下落となった。9月の米総合購買担当者景気指数(PMI)が58.4と2021年7月以来の高水準となり、製造業とサービス業で新規受注や雇用が増加した。米連邦準備理事会(FRB)のバー理事は講演で、物価安定を達成するため追加的な政策調整が必要になる可能性が高いと述べ、追加利上げに前向きな考えを示した。インフレへの懸念を強める経済指標やFRB理事発言を受けて、米長期金利が上昇したことが重荷になった。 NYダウ構成銘柄ではセールスフォース、シェブロン 、ボーイング 、キャタピラー が買われた。半面、マクドナルド 、ホーム・デポ 、アマゾン・ドット・コム 、ナイキ 、メルク が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、ブロードコム やマイクロン・テクノロジー が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7日ぶりに下落している。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は18日の大阪比825円高の6万5925円だった。18日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比230円高の6万5330円で始まった。中盤にかけて6万4590円まで軟化する場面もみられたが、その後はロング優勢の流れを強め、祝日取引で6万7140円まで買われた。買い一巡後は利益確定に伴うロング解消が優勢となり、23日の米国市場の取引開始後には6万5690円まで上げ幅を縮め、日中比840円高の6万5940円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、ギャップアップで始まりそうだ。23日の米国市場では主要な株価指数は下落したものの、半導体株が牽引する形でナスダック指数は前日まで4日続伸で最高値を更新していた。この流れからアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]など、指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株が日経平均型を押し上げよう。 買い一巡後は利益確定に伴うロング解消が入るとみられるものの、祝日取引で25日移動平均線(6万5240円)を突破して、一時6万7140円まで買われて75日線(6万6560円)を上抜く場面もみられた。25日線が支持線として意識されやすく、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。半導体やAI関連株が強いリバウンドをみせてくると、75日線突破を狙ったロングに向かわせやすく、同線を明確に上抜けてくることでショートカバーを誘う可能性もある。 ボリンジャーバンドは収斂しており、一時+1σ(6万6290円)を突破して+2σ(6万7340円)に接近する場面もあった。バンドが収斂するなかでトレンドが出やすく、+1σや75日線を捉えてくると、上へのバイアスを強めてくる展開もありそうだ。また、一目均衡表では雲上限(6万7040円)に抑えられる形になったものの、雲下限(6万5760円)が支持線として機能すると、再び雲上限の突破を狙った動きが強まりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の6万5500円から6万7000円のレンジを想定。 23日の米VIX指数は15.18(22日は14.21)に上昇した。ただ、16日に18.94まで切り上がった後は原油安や金利低下、半導体株高などから低下傾向をみせていた。23日も14.12まで下げた後の切り返しであり、25日線(15.58)が抵抗線として意識されているため、リスク回避姿勢は強まらないだろう。 18日のNT倍率は先物中心限月で15.94倍(17日は15.70倍)に上昇した。アドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアなどのリバウンドを受けてNTショートの巻き戻しが入り、抵抗線として意識されている25日線(16.01倍)に接近していた。本日は半導体やAI関連株が買われる可能性があるなかで、NTロングに向かわせやすいとみておきたい。 株探ニュース