株価指数先物【寄り前】 自律反発狙いのロングが中心
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大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 66130 +650 (+0.99%) TOPIX先物 4044.0 +31.5 (+0.78%) シカゴ日経平均先物 65960 +480 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 19日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米財務省が流動性支援のために国債買い入れ消却を増額すると発表した。これを受けて米債券市場では長期金利が低下し、主力株の一角に買いが入った。また、メルクが12%を超える上昇となり、NYダウを押し上げている。同社は「一部の皮膚がんを対象にモデルナ と共同開発してきた治療法の治験で良好な結果を得た」と伝わった。モデルナは176%超と急伸している。 NYダウ構成銘柄ではメルクのほか、セールスフォース 、アムジェン 、ウォルト・ディズニー 、ナイキ が買われた。半面、キャタピラー 、ハネウェル・インターナショナル 、ゴールドマン・サックス・グループ 、トラベラーズ が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジー やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ 、ブロードコム が下げており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落率は2%を超えている。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比480円高の6万5960円だった。19日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比520円高の6万6000円で始まった。日中の大幅な下げに対する自律反発狙いのロングが入り、一時6万6900円まで買われた。買い一巡後は戻り待ち狙いのショートが優勢となり、米国市場の取引開始後には6万5740円まで上げ幅を縮める場面もみられた。終盤にかけては6万5740円から6万6300円辺りで推移し、日中比650円高の6万6130円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。ただし、直近2日間の大幅な下げに対する自律反発狙いが中心とみられ、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期的なショートを誘う可能性がありそうだ。ナイトセッションで25日移動平均線(6万5760円)を上回って終えたことで、まずは同線を支持線とした底堅さを見極めることになろう。75日線(6万6280円)辺りでの攻防が続くと、押し目狙いのロングも慎重にさせそうである。 週足では13週線(6万7100円)を中心にボリンジャーバンドの-1σ(6万4740円)と+1σ(6万9460円)とのゾーンで推移している。13週線接近で上値の重さが意識されてくるようだと、-1σ水準を意識した戻り待ち狙いのショートが強まる可能性がある。オプション権利行使価格の6万5000円から6万7500円辺りのレンジを想定する。 また、米国では主要な株価指数は上昇したものの、半導体株の一角が売られており、SOXは2%を超える下落だった。指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の底堅さを見極めながらの相場展開となりやすく、キオクシアホールディングス<285A>などの荒い値動きによっては、先物市場で仕掛け的な売買が入りそうだ。 19日の米VIX指数は14.89(18日は15.84)に低下した。一時15.95まで上げる場面もみられたが、その後は長期金利の低下を受けて、再び15.00を割り込んできている。-1σ(14.89)まで下げてきたことで、リスク選好に向かわせやすいだろう。 19日のNT倍率は先物中心限月で16.31倍(18日は16.29倍)に上昇した。25日線(16.24倍)を割り込み、16.11倍まで下げる場面もみられたが、その後はNTショートを巻き戻す形でリバランスが入っていた。再び25日線を下回ってくるとNTショートに振れやすくなるとみられ、値がさ半導体株の下げ止まりを確認したいところである。 株探ニュース