明日の為替相場見通し=日米10年物国債をにらみながらの取引
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、世界的に長期や超長期の金利上昇圧力が高まっていることから日米10年物国債などの動向をにらみながらの取引となりそうだ。予想レンジは1ドル=158円60銭~160円10銭。 18日にドイツの10年債や30年債の利回りが15年ぶりの高水準をつけるなど、世界的に金利が上昇傾向にある。同日の米長期金利は持ち高調整の動きから低下したものの、イランとの戦闘に伴う国防関連支出をはじめとした政府債務拡大の思惑や原油高を通じたインフレ再燃への警戒感は根強い。米金利が上昇する場面では日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となるだろう。 一方、原油高がインフレ圧力を高めかねない状況は国内金利の上昇圧力にもつながっている。また、高市早苗政権の財政拡張的なスタンスに対する懸念が強まれば、日本国債と円が同時に売られる展開もあり得る。ただ、米当局は過度な円安に伴う日本の金利上昇が米国債に波及するリスクを警戒しているとみられ、日米が協調して追加の円買い介入を行う可能性があることからドル円相場の上値は抑えられそうだ。 なお、日本時間今晩には7月28~29日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるが、足もとで低調な米経済指標の発表が続いていることからタカ派的な意見が確認されても反応は限定的となりそうだ。 出所:MINKABU PRESS