<動意株・18日>(大引け)=誠建設、日本郵船、日本化など

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 誠建設工業<8995.T>=物色人気にストップ高。前日まで2営業日連続でストップ高に買われていた。同社は大阪府堺市を地盤として分譲住宅を販売。27年3月期第1四半期(4~6月)の連結売上高は前年同期比59.3%増の6億7700万円、営業損益は1300万円の赤字(前年同期は3900万円の赤字)となっている。副首都法の成立に伴い有力候補地の大阪府・市の動向が注目されるなか、スタンダード上場の同社株が株式市場において副首都構想関連銘柄に位置付けられた。超小型株とあって値幅取り狙いの個人投資家の資金流入が続いている。

 海運株=出直り鮮明。商船三井<9104.T>が4日続伸。日本郵船<9101.T>や川崎汽船<9107.T>も堅調に推移し、海運株の出直りが鮮明となっている。ホルムズ海峡の封鎖や、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海上での戦闘行為を背景に、海上輸送網が世界的に混乱し、輸送料に上昇圧力が掛かっている。こうしたなか、デンマークの海運大手であるマースクが前週13日に好決算を発表し、業績予想を上方修正した。日本の海運大手3社も4~6月期決算は良好な結果となり、決算発表に先立ち各社は通期の業績予想を引き上げていた。マースクの決算発表を起点として、海上輸送料の上昇が各社の業績を押し上げる要因となるとの見方が改めて台頭。運用資金を海運株にシフトさせる流れが続いている。18日の東証の業種別指数で海運業は上昇率トップとなっている。

 日本化学工業<4092.T>=上値指向に4日続伸。同社はきょう、福島第1工場でチタン酸バリウムの生産設備を増強すると発表しており、これが材料視されているようだ。これはチタン酸バリウムの供給能力を拡充し、AIデータセンター向けを中心とした高性能MLCC(積層セラミックコンデンサー)市場の需要拡大に対応するもの。この能力増強により、同社の電子セラミック材料におけるAIサーバー向け需要への対応力は、現行比1.5倍に拡大する見込みだとしている。

 日本コンクリート工業<5269.T>=6連騰と上値追い鮮明。きょうは一時18円高(4.8%高)の395円まで駆け上がる場面があった。パイルやポール、各種プレキャスト製品などを手掛けており、近年はデータセンター向け電力インフラ関連特需を取り込んでいる。今後もポール製品のほか、電線地中化に対応した地中送配電線用材などで活躍期待が膨らんでいる。ここ株価を急動意させているが、依然としてPBRが0.4倍台と会社解散価値の半値以下に放置されており、中期的な水準訂正余地は大きい。300円台という値ごろ感と相まって押し目買いニーズが強い。

 FIG<4392.T>=上げ足強め4日続伸。今月7日に開示した26年12月期上期(1~6月)決算は営業利益段階で前年同期比49%増の5億8200万円と好調だった。トップライン、営業利益いずれも通期予想に対する進捗率は過半に達し、後者は58%に達している。これを契機に株価は急浮上に転じている。同社はモバイルクリエイトと石井工作研究所を中心に発足した共同持ち株会社で、移動体管理システム開発のほか、半導体関連装置、車載関連装置、金型などの製造で実力を発揮。更にGPSを活用したタクシー配車システムなど広範にわたるビジネスを展開する。成長分野に位置付けるロボット・オートメーション分野でAGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)など自動化ソリューションに傾注、フィジカルAI関連株の一角として株式市場でも存在感を示している。48時間連続飛行が可能な次世代インフラドローンを開発しており、ドローン関連の側面でも注目度が高い。株式需給面では外資系証券手口で貸株市場を経由した空売りが積み上がっており、その買い戻しが株価に浮揚力を与えている。

 Heartseed<219A.T>=上値指向強め年初来高値を視界に捉える。17日取引終了後、東京都に対して再生医療等製品製造販売業の業許可申請を行ったと発表した。開発を進めている重症心不全に対する他家iPS細胞由来心筋球の将来的な製造販売承認申請と国内商業化・上市を見据えたもの。今回の製造販売業許可の申請は、研究開発フェーズから将来の商業化・上市に向けた実務的な体制構築フェーズへ移行するものになるという。これを手掛かり視する向きがあるようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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