株価指数先物【寄り前】 +1σと+2σのレンジ内での推移が意識されやすい
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大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 68720 +30 (+0.04%) TOPIX先物 4202.5 +4.5 (+0.10%) シカゴ日経平均先物 68715 +25 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 14日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。7月の米小売売上高が前月比0.6%減少と、予想(0.1%増)に反して落ち込んだほか、8月のミシガン大消費者態度指数も市場予想を大きく下回ったことで主力株に売りが出た。中東情勢を巡る不透明感からWTI原油先物価格が1バレ=82ドル台に上昇したことも重荷になっている。そのほか、四半期決算を発表したアプライドマテリアルズは予想を上回る内容であったものの、収益見通しが市場の高い期待に届かなかったとして5%を超える下落になり、ブロードコム など他の半導体株へ利食いが波及した。 S&P500業種別指数では、エネルギー、公共事業、素材が上昇した一方で、ヘルスケア、情報技術、一般消費財の弱さが目立った。NYダウ構成銘柄ではウォルトディズニー 、シェブロン 、ユナイテッドヘルス・グループ 、ボーイング 、コカ・コーラ の上昇が目立った。半面、セールスフォース 、シスコシステムズ 、ナイキ 、IBM 、アマゾン・ドット・コム が軟調。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は、大阪比25円高の6万8715円だった。14日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比10円高の6万8700円で始まった。6万9010円まで上げ幅を広げた後は6万8650円~6万9000円辺りで保ち合いを継続。終盤にかけてレンジを下抜けると、6万8470円まで軟化する場面もみられた。ただ、引けにかけてショートカバーが入る形で切り返しており、日中比30円高の6万8720円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、小動きで始まることになりそうだ。ボリンジャーバンドの+1σ(6万8030円)と+2σ(7万0130円)とのレンジ内での推移が意識されやすいだろう。14日の米国市場ではアプライドマテリアルズの下げが他の半導体株に広がったこともあり、東京市場でも指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の一角に利食いが入りやすいだろう。値がさハイテク株への利食いが強まるようだと、短期的なショートを誘うことになりそうである。 そのため、日中はアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などをにらんでの展開になろう。日経225先物は前週の上昇で6万9650円まで買われ、+2σに接近する場面もあった。その後は上げ幅を縮める動きをみせていたこともあり、+1σ近辺での押し目狙いのスタンスに向かわせよう。オプション権利行使価格の6万8000円から7万円のレンジを想定。 また、日経225先物は足元のリバウンドによって、一目均衡表の雲下限を上抜けて雲上限を捉えてきた。雲上限は下向きで推移しているため、これに沿った調整が意識されやすいだろう。ただ、遅行スパンは実線に差し掛かってきたことで上方シグナル発生が接近。雲上限を割り込む局面では、その後のカバー狙いのロング対応とみておきたい。 14日の米VIX指数は14.25(13日は14.63)に低下した。一時14.18まで下げる場面もみられており、昨年12月24日につけた13.38が射程に入ってくることでリスク選好に傾きやすいだろう。ただ、中東情勢を巡る不透明感から、WTI原油先物をにらむ展開となりそうだ。 14日のNT倍率は先物中心限月で16.36倍(13日は16.32倍)に上昇した。指数インパクトの大きいAI・半導体関連株が日経平均型を牽引するなかで、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせた。75日移動平均線(16.60倍)接近ではNTロングを巻き戻すリバランスが入っているようだが、25日線(16.30倍)での底堅さが意識されてくる局面では、NTロングによるスプレッド狙いに向かわせよう。 株探ニュース