前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■サンリオ <8136> 1,191円 (-263.5円、-18.1%) 東証プライムの下落率トップ。サンリオ <8136> [東証P]が5日ぶり急反落。祝日前10日取引終了後、第1四半期(4-6月)連結決算を発表。売上高は520億3500万円(前年同期比20.7%増)、営業利益は224億3500万円(同11.1%増)だった。「ハローキティ」を中心にキャラクター人気が高まったことが業績拡大に寄与した。物販やライセンス事業が伸びたほか、テーマパーク事業も好調だった。良好な内容だったものの、足もと株価は決算発表に向けて騰勢を強め高値圏で推移していただけに、目先材料出尽くし感から利益確定売りに押される展開を余儀なくされた。 ■メック <4971> 7,690円 (-1,290円、-14.4%) 一時ストップ安 東証プライムの下落率3位。メック <4971> [東証P]が急反落、一時ストップ安となった。10日の取引終了後に、26年12月期の連結業績予想について、売上高を245億円から258億円(前期比23.2%増)へ、営業利益を76億円から83億円(同44.4%増)へ、純利益を55億5000万円から60億円(同19.3%増)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られたようだ。生成AI市場の拡大を背景に、先端 半導体パッケージ基板向け製品の需要が堅調に推移することが見込まれている。同時に発表した6月中間期決算は、売上高125億9400万円(前年同期比34.2%増)、営業利益41億3500万円(同69.4%増)、純利益30億3900万円(同60.5%増)だった。半導体を搭載する半導体パッケージ基板向けに高いシェアを持つ超粗化系密着向上剤「CZシリーズ」が好調だったほか、多層基板向け密着向上剤「V-Bondシリーズ」、微細配線形成を可能にする「EXEシリーズ」などが伸長した。 ■楽天グループ <4755> 745円 (-119円、-13.8%) 東証プライムの下落率4位。楽天グループ <4755> [東証P]が続急落。祝日前10日取引終了後、上期(1-6月)連結決算を発表。売上高は1兆3090億円(前年同期比12.9%増)、営業損益は504億4000万円の黒字(前年同期66億1000万円の赤字)に浮上した。主力のインターネットサービスにおいて新規顧客の獲得やロイヤルユーザーの育成、モバイルユーザーを軸としたクロスユースの促進などに注力したことが奏功した。一方、固定資産の減損損失を計上したことにより、最終損益は109億4100万円の赤字(前年同期1244億3500万円の赤字)での着地となった。これが売り材料視されたようだ。 ■東京綱 <5981> 1,913円 (-199円、-9.4%) 東証プライムの下落率6位。東京製綱 <5981> [東証P]が急反落。前営業日10日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表した。売上高が152億6000万円(前年同期比5.8%増)、営業利益が6億2000万円(同17.1%減)だったとしており、嫌気した売りが出た。主力の鋼索鋼線関連などは増収増益となったものの、スチールコード関連と開発製品関連が苦戦。スチールコード関連はタイヤ用スチールコードの販売数量が増加し売り上げが伸長したものの、資材やエネルギー価格の上昇が負担となり、営業赤字幅が拡大した。また、開発関連製品は高付加価値製品であるCFCC(炭素繊維ケーブル)事業の売上高が減少し営業赤字へ転落した。 ■サン電子 <6736> 10,030円 (-840円、-7.7%) サン電子 <6736> [東証S]が急反落。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高25億7800万円(前年同期比0.3%減)、営業損益600万円の赤字(前年同期9000万円の赤字)、最終利益15億円(前年同期比15.5%減)となり、前年同期に続いて営業赤字となり、最終利益も減益となったことが嫌気された。セレブライト社製品を販売するグローバルデータインテリジェンス事業と販売価格の改定を進めたIT関連事業は増加したものの、エンターテインメント関連事業で遊技機部品などの出荷数量が減少したことが響いた。また、セレブライト社による持ち分法による投資利益が減少したことも最終利益の減少につながった。27年3月期通期業績予想は、売上高192億2200万円(前期比94.0%増)、営業利益21億3100万円(前期1500万円の赤字)、最終利益76億円(前期比21.4%減)の従来見通しを据え置いた。 ■ワコールHD <3591> 4,254円 (-249円、-5.5%) ワコールホールディングス <3591> [東証P]が急反落。同社は8月10日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比88.7%減の15.5億円に大きく落ち込んだことで嫌気されたようだ。 ■マツキヨココ <3088> 2,515.5円 (-41円、-1.6%) マツキヨココカラ&カンパニー <3088> [東証P]が4日ぶり反落。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高2893億4800万円(前年同期比5.7%増)、営業利益214億8700万円(同8.5%増)、純利益148億6500万円(同14.9%増)と増収増益となったが、材料出尽くし感から売られたようだ。都市部への出店に注力したことに加えて、ビューティーフラッグシップ店舗の拡大や品揃え強化などで化粧品が好調に推移した。また、化粧品を中心にPB商品や共創品・高付加価値商品の販売を強化したことで売上総利益率も改善した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高1兆1550億円(前期比3.4%増)、営業利益875億円(同3.0%増)、純利益590億円(同5.8%増)の従来見通しを据え置いた。 ※12日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース