株価指数先物【引け後】 ヘッジ対応のロングが強まる可能性

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先物

大阪9月限
日経225先物 67660 +500 (+0.74%)
TOPIX先物 4142.0 +25.5 (+0.61%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比500円高の6万7660円で取引を終了。寄り付きは6万7130円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万7065円)にサヤ寄せする形でやや売りが先行した。その後、ロングが入る形で上昇に転じ、現物の寄り付き直前に6万7280円まで買われたが、直後に軟化し6万6780円まで下落するなど、朝方は荒い値動きをみせた。これが一巡すると膠着感が強まり、概ね6万6900円~6万7150円辺りで保ち合いを継続。ランチタイムでこのレンジを上抜け、朝方につけた高値を突破すると後場はロングが強まり、引け間際には6万7710円まで上げ幅を広げる場面もみられた。

 11日の米国市場では、半導体やAI(人工知能)関連株の一角が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が反発した。これを受けて、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]が買われていたが、午後に入り韓国KOSPI指数が上げ幅を広げたことで一段高となり、日経平均株価を牽引している。

 日経225先物は25日移動平均線(6万5820円)とボリンジャーバンドの+1σ(6万7830円)とのレンジ内で推移しているが、後場には+1σに接近する動きになったことで、ロングを誘う形になったようだ。同バンドは下向きで推移しており、ナイトセッションでは6万7770円辺りまで下がってきている。ナイトセッションで同バンドを捉えてきたことで、+2σ(6万9750円)とのレンジに移行する可能性が出てきた。

 週足では13週線(6万6820円)と+1σ(6万9320円)とのゾーンに入っているが、ゾーンの上限が射程に入ってきそうである。週末には8月のオプション取引の特別清算指数算出(マイナーSQ)を控えていることもあり、積極的にポジションを傾けてくる動きは考えにくい面はある。ただし、水準を切り上げてくるなかで節目の7万円が射程に入ってくると、ヘッジ対応のロングが強まる可能性は意識しておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で16.33倍(10日は16.31倍)と小幅に上昇した。前場は16.21倍に低下する場面もみられたが、午後には一時16.34倍まで切り上げている。下向きで推移する25日線(16.33倍)が抵抗線として意識されやすく、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株をにらんでの展開になりそうだ。半導体株への物色が継続するようだと、NTロングに振れやすくなるとみられ、その場合には75日線(16.59倍)や+1σ(16.71倍)辺りを意識したスプレッド狙いに向かわせよう。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が6950枚、ソシエテジェネラル証券が5569枚、バークレイズ証券が3951枚、サスケハナ・ホンコンが1658枚、モルガンMUFG証券が1466枚、JPモルガン証券が1055枚、SBI証券が914枚、野村証券が849枚、楽天証券が677枚、松井証券が588枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万6313枚、バークレイズ証券が1万2873枚、ABNクリアリン証券が1万1059枚、JPモルガン証券が5870枚、ゴールドマン証券が4564枚、モルガンMUFG証券が3576枚、ビーオブエー証券が2311枚、サスケハナ・ホンコンが1904枚、野村証券が1627枚、UBS証券が1009枚だった。

株探ニュース

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