<動意株・12日>(大引け)=京写、精工技研、ソリトンなど
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京写<6837.T>=4連騰で中段もみ合いテイクオフ。きょうは一時4.8%高に買われ、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも示現。日足一目均衡表の雲に突入したことで上値は目先重い可能性もあるが、業績高変化にもかかわらずPER12倍台、PBR0.5倍前後の時価近辺は中期スタンスで拾い場との思惑が働いている。前週発表された同社の27年3月期第1四半期(26年4~6月)決算は営業利益が前年同期比97%増の3億6100万円とほぼ倍増に近い伸びを記録した。プリント配線板メーカーで片面板の供給能力では世界首位の実力を有する。同社は電子部品の実装事業も展開しているが、AIデータセンターのサーバー向けで旺盛な需要を捉え、収益に反映させている。AI・半導体関連が総じて戻り足を示すなか、中小型の同社株にもリターンリバーサル狙いで見直し買いが流入した格好だ。 精工技研<6834.T>=物色人気に4日ぶり大幅反発。前の光学技術を武器に光通信用デバイスや光コネクター研磨機など関連製造機器で実績を積み上げており、特に近年はAIデータセンター向けで高水準の需要を獲得している。そうしたなか、一昨日10日取引終了後に27年3月期業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の83億円から120億円(前期比55%増)に大幅増額し、従前の過去最高利益更新見通しが一段と上乗せされる形となった。データセンター内外で使用される光コネクター需要が、大容量・高速通信ニーズを反映し顕著な伸びで収益押し上げに寄与している。好業績を背景に株主還元も強化、今期の年間配当は従来計画の24円から30円に増額する。前期配当は分割修正後換算で20円の実績であり、そこから10円の大幅増配となる。AIインフラ関連の象徴株として、改めて投資マネーが集中した。 ソリトンシステムズ<3040.T>=後場上げ幅を急拡大。午前11時30分ごろに26年12月期の連結業績予想について、売上高を212億円から223億円(前期比12.8%増)へ、営業利益を31億5000万円から39億円(同37.1%増)へ、純利益を23億5000万円から26億7000万円(同16.2%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を30円から42円へ引き上げ年間配当予想を72円(前期54円)へ増額したことが好感されている。自治体強靱化とGIGAスクール構想第2期の進捗を背景に、自治体や学校などにおけるネットワーク環境の強化やクラウド利用時のセキュリティー対策需要が堅調に推移していることから、認証アプライアンス「NetAttest EPS」や多要素認証クラウドサービス「Soliton OneGate」が伸長したことが要因。また、粗利率の高い自社製品/サービスの販売が好調に推移したことで、営業利益率も改善が見込まれている。 サンテック<1960.T>=急速人気化。大きくマドを開け一時20%を超える急騰を演じた。2月10日につけた年初来高値1674円を大きく上回ったが、時価1700円台は最高値を形成した1991年以来約35年ぶりとなる。独立系電気工事の大手だが、送配電線工事などのほか関連機器・設備の設計及び製造も手掛けており、総合エンジニアリング企業としての側面が強い。国外でも東南アジア中心に高実績を有し、海外売上高比率が全体の約半分を占めている。データセンターや半導体工場関連の案件に傾注し、生成AIインフラ需要獲得で前期業績は営業利益段階で前の期比4割強の増益と飛躍期に突入した。今期は海外大型案件の一巡もあって営業10%減益を見込むが、会社側見通しは保守的と捉える向きも少なくない。そうしたなか、同社は10日取引終了後に27年3月期第1四半期(26年4~6月)を発表、営業利益は前年同期比3.5倍の9億5800万円と変貌した。これは対上期進捗率で96%に達しており、これが投資マネーの琴線に触れ物色人気が集中した。 宮入バルブ製作所<6495.T>=急動意。株価は120円台近辺で大底圏を這っていたが、目先は短期筋の攻勢顕著で、マドを開け株価の居どころを変えてきた。一時16.7%の大幅高を演じ140円まで上値を伸ばす場面があった。同社はLPガス関連のバルブ類を川上から川下に至るまでワンストップで提供するほか、液体水素バルブなど新境地を開拓している。足もとでは価格上昇効果などを反映した製品売上高の拡大に加え、工場の稼働率上昇で収益性が高まっている。同社が10日取引終了後に開示した27年3月期第1四半期(26年4~6月)決算は営業利益が前年同期比2.6倍の6800万円と大幅な伸びを達成、今上期計画の5500万円を既に上回った。これが株価を強く刺激する格好となっている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS