話題株ピックアップ【昼刊】:エムスリー、ヨネックス、精工技研
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■シナネンHD <8132> 7,100円 +900 円 (+14.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ シナネンホールディングス<8132>が大幅反発している。同社は前営業日となる10日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比14.6%増の723億8100万円、最終利益は同2.5倍の12億7300万円となった。大幅増益で着地したほか、自社株買いと消却も発表しており、株価の支援材料とみなされた。エネルギー事業では石油とガスの販売数量は減少したものの、電力の販売数量は大きく増加した。電力は利幅が縮小し減益となった半面、石油とガスは単価上昇が寄与し増益となった。自社株の取得総数は10万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.92%)、取得総額5億円を上限とする。取得期間は8月12日から来年1月31日まで。今年8月31日には自社株6万7700株を消却する。 ■ミルボン <4919> 3,245円 +318 円 (+10.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 ミルボン<4919>が5連騰し年初来高値を更新している。10日の取引終了後に、26年12月期の連結業績予想について、売上高を548億円から556億円(前期比5.2%増)へ、営業利益を63億円から65億5000万円(前期比15.9%増)へ、純利益を43億円から46億円(同33.8%増)へ上方修正したことが好感されている。中東情勢の影響などに伴う原材料・資材の仕入価格の上昇が下期に見込まれるものの、ヘアケア用剤を中心に海外市場における販売が想定を上回って推移していることが売上高・利益を押し上げる。なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高268億7800万円(前年同期比8.3%増)、営業利益33億4700万円(同72.7%増)、純利益24億1600万円(同5.8倍)だった。また、上限を90万株(自己株式を除く発行済み株数の2.83%)、または18億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は8月12日から12月17日までで、株主還元の充実と資本効率の更なる向上を目的としている。 ■エムスリー <2413> 1,699.5円 +161.5 円 (+10.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位 エムスリー<2413>が続急伸している。10日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの株式保有割合が5.03%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「発行者の経営陣との間で経営方針について意見交換を行い、提出者の提案する事項の一部または全部の実行を通して発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレートガバナンスを改善すること」としており、報告義務発生日は8月3日となっている。 ■ヨネックス <7906> 2,848円 +218 円 (+8.3%) 11:30現在 ヨネックス<7906>が大幅に4日続伸となっている。同社は10日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の178億円から189億円(前期比14.2%増)に引き上げた。売上高予想も1780億円から1810億円(同10.6%増)に上方修正。スポーツ市場全体が引き続き堅調に推移すると見込んでいるほか、想定為替レートを一部円安方向に見直したことが主な要因だとしている。 ■精工技研 <6834> 22,490円 +1,420 円 (+6.7%) 11:30現在 精工技研<6834>が急速人気化。大口の買い注文に値がつかず、気配値のまま5日・25日移動平均線が収れんする2万1000~2万2000円のゾーンを一気に上放れてきた。持ち前の光学技術を武器に光通信用デバイスや光コネクター研磨機など関連製造機器で実績を積み上げており、特に近年はAIデータセンター向けで高水準の需要を獲得している。そうしたなか、一昨日10日取引終了後に27年3月期業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の83億円から120億円(前期比55%増)に大幅増額し、従前の過去最高利益更新見通しが一段と上乗せされる形となった。データセンター内外で使用される光コネクター需要が、大容量・高速通信ニーズを反映し顕著な伸びで収益押し上げに寄与している。好業績を背景に株主還元も強化、今期の年間配当は従来計画の24円から30円に増額する。前期配当は分割修正後換算で20円の実績であり、そこから10円の大幅増配となる。AIインフラ関連の象徴株として、改めて投資マネーが集中した。 ■日本山村硝子 <5210> 3,005円 +178 円 (+6.3%) 11:30現在 日本山村硝子<5210>が大幅続伸している。10日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、営業利益を18億円から26億円(前期比31.1%減)へ、純利益を23億円から29億円(同11.3%減)へ上方修正したことが好感されている。売上高は720億円(前期比0.3%減)の従来見通しを据え置いたものの、上期に国内のガラスびん関連事業における溶解窯の停止に備え在庫が増加したことや、プラスチック容器関連事業で国内・中国ともに価格改定を含めて順調に推移していること、またニューガラス関連事業において電子部品用ガラスやガラスセラミックス製品の出荷が好調なことなどが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高182億1100万円(前年同期比2.2%減)、営業利益11億9500万円(同19.4%減)、純利益16億2800万円(同0.8%減)だった。 ■物語コーポレーション <3097> 5,780円 +340 円 (+6.3%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位 物語コーポレーション<3097>は大幅反発し、年初来高値を更新した。前営業日10日の取引終了後、26年6月期の連結決算の発表にあわせて、27年6月期の通期業績予想を開示した。売上高を1730億8400万円(前期比14.1%増)、営業利益を138億6400万円(同14.1%増)とした。年間配当予想については中間・期末各23円の46円(前期は43円)を見込んでおり、これらを好感した買いが集まっている。なお、26年6月期は売上高が1516億8900万円(前の期比22.4%増)、営業利益が121億4500万円(同31.4%増)だった。収益力の強化に向けて都市型価格の導入や配膳ロボットの台数拡大などを進めた。 ■VTホールディングス <7593> 516円 +30 円 (+6.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率8位 10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は51%増益で着地」が好感された。 VTホールディングス <7593> [東証P] が8月10日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比51.2%増の20.5億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の34億円に対する進捗率は60.4%に達し、5年平均の50.6%も上回った。 同時に発表した「2.58%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。 発行済み株式数(自社株を除く)の2.58%にあたる300万株(金額で15億円)を上限に、8月12日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。 ■meito <2207> 3,440円 +180 円 (+5.5%) 11:30現在 meito<2207>が大幅高で3日続伸し年初来高値を更新している。10日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、純利益を21億円から46億円(前期比49.9%増)へ上方修正し減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。第1四半期に純投資目的の保有株式の売却により約4億円を営業外収益に計上したことに加えて、第2四半期にも純投資目的以外の保有株式の売却により約16億円を特別利益に計上する見込みであることが要因。なお、売上高305億円(同4.8%増)、営業利益18億円(同46.3%増)は従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高63億3700万円(前年同期比2.0%増)、営業利益1億7900万円(同61.9%減)、純利益9億9300万円(同1.6%増)だった。主力商品のファミリーサイズ(大袋)を上回る内容量の多い「パーティーパック」や、テレビCMを実施した「ぷくぷくたい」が伸長し増収となったが、主な原材料価格の高止まりなどによる売上原価率の上昇や人件費の増加が利益を圧迫した。 ■インフォマート <2492> 588円 +26 円 (+4.6%) 11:30現在 インフォマート<2492>が反発している。10日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの株式保有割合が8.54%から9.74%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「発行者の経営陣との間で経営方針について意見交換を行い、説明を求めることを通じて建設的な対話を継続し、経営陣の方針及び企業戦略について理解を深めるための基礎を築くことにより、発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレートガバナンスを改善すること」としており、報告義務発生日は8月3日となっている。 ■スクエニHD <9684> 3,001円 +130 円 (+4.5%) 11:30現在 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>はマドを開けて上放れし、4連騰となっている。前営業日10日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高が784億2300万円(前年同期比32.3%増)、営業利益が170億800万円(同88.6%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まっている。ゲームを展開する主力のデジタルエンタテインメント事業が大幅な増収増益で業績を牽引。同事業ではHDゲームにおいて「ファイナルファンタジーVII リバース」や「冒険家エリオットの千年物語」などの新作タイトルが底堅く推移したほか、スマートデバイス・PCブラウザなど向けの「ディシディア デュエルム ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエストスマッシュグロウ」が売り上げ拡大に貢献した。 ■ダスキン <4665> 4,664円 +170 円 (+3.8%) 11:30現在 ダスキン<4665>が大幅高で4日続伸している。10日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を2015億円から2029億円(前期比4.3%増)へ、営業利益を90億円から101億円(同15.5%増)へ、純利益を98億円から106億円(同15.5%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間55円・期末70円の年125円から中間60円・期末75円の年135円(前期118円)へ引き上げたことが好感されている。フードグループ主力のミスタードーナツ事業が引き続き好調に推移していることに加えて、全社費用が想定よりも減少する見込みとなったことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高499億2600万円(前年同期比5.6%増)、営業利益37億7600万円(同79.0%増)、純利益28億9000万円(同53.8%増)だった。 ■INPEX <1605> 3,721円 +109 円 (+3.0%) 11:30現在 INPEX<1605>が4日続伸。11日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日比1.07ドル高の1バレル=83.20ドルに上昇した。イラン最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長が、米国が行動を改め、戦闘終結に向けたイランの?条件を受け入れない限り、ホルムズ海峡の封鎖は解除されないと述べたと伝わり、イラン情勢に対する警戒感が高まり原油価格が上昇した。同社は7日に26年12月期純利益予想の上方修正と増配、自社株買いを発表したことが好感されており、足もとでは見直し買いも流入している。 ■パンパシHD <7532> 933.7円 +7.3 円 (+0.8%) 11:30現在 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が4日続伸している。10日の取引終了後に発表した7月度の月別販売高状況(速報)で、国内リテール事業の既存店売上高が前年同月比3.8%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。中旬以降に気温が高く推移したことで、下旬にかけて季節品や外出需要品の売り上げが伸長した。また、戦略的に強化を進めている映画関連のコンテンツ企画商品や、キャラクター商品などのトレンド商品も売り上げ増に貢献した。 ■ミナトホールディングス <6862> 2,948円 +500 円 (+20.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 ミナトホールディングス<6862>はストップ高の水準となる前営業日比500円高の2948円でカイ気配となっている。前営業日10日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を480億円から810億円(前期比2.2倍)、営業利益を35億円から100億円(同2.4倍)に引き上げた。営業利益及び経常利益は減益予想から一転、過去最高益を見込む。あわせて中間配当予想を12円増額の24円に変更しており、これらを好感した買いが集まっている。年間配当予想は42円(前期は18円)となる。4~6月期の業績が当初計画を上回って推移したことなどを踏まえた。汎用DRAM及びNANDフラッシュメモリといった汎用メモリの需給ひっ迫と価格上昇が継続するなか、前期までに確保した在庫の活用と追加調達を通じて顧客の需要を取り込み、売上高を230億2700万円(前年同期比4.4倍)、営業利益を47億7100万円(同35倍)まで拡大した。なお、在庫販売の業績への寄与は7月以降、限定的となる見通し。中間配当予想の増額については記念配当12円を上乗せする。同社は今年12月17日に設立70周年を迎える。 ■ビープラッツ <4381> 474円 +80 円 (+20.3%) ストップ高 11:30現在 ビープラッツ<4381>がストップ高。同社は前営業日となる10日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。最終損益は2700万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)となった。黒字転換を手掛かり視した買いが入ったようだ。売上高は1億6600万円(前年同期比0.8%減)となった。契約社数が2社減りストック収入が減少したものの、1契約あたりのストック収入平均単価は上昇基調を継続。前期の固定資産の減損損失により減価償却費がなくなり、売上原価が減少したことが損益改善につながった。 ●ストップ高銘柄 ダイジェット工業 <6138> 1,972円 +400 円 (+25.5%) ストップ高 11:30現在 シンデン・ハイテックス <3131> 6,160円 +1,000 円 (+19.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 フィーチャ <4052> 733円 +100 円 (+15.8%) ストップ高 11:30現在 など、8銘柄 ●ストップ安銘柄 メック <4971> 7,480円 -1,500 円 (-16.7%) ストップ安 11:30現在 以上、1銘柄 株探ニュース