前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―
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■ウシオ電 <6925> 4,360円 (+347円、+8.7%) ウシオ電機 <6925> [東証P]が5日続急伸。同社は4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比27.7%増の489億8700万円、経常利益は同3.3倍の53億800万円だった。大幅な増収増益で着地し、評価された。半導体関連での需要が拡大し、関連する光源の販売が伸びた。ビジュアルイメージング事業を中心に構造改革効果も現れた。前期に計上した事業構造改善費用が減少し、4-6月期の最終損益は30億2800万円の黒字(前年同期は28億2700万円の赤字)に転じた。 ■レンゴー <3941> 1,614.5円 (+121円、+8.1%) レンゴー <3941> [東証P]が続急伸。同社は5日午後1時ごろ、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比72.5%増の178億9800万円となり、上半期計画の250億円に対する進捗率は71.6%となった。売上高は同10.6%増の2757億5000万円で着地。主力の板紙・紙加工関連事業が製品価格改定の効果で増収増益となったことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想については従来計画を据え置いた。 ■リンテック <7966> 6,920円 (+480円、+7.5%) リンテック <7966> [東証P]が続急伸。同社は5日、皮膚に貼り付けることで程よい刺激を与える「樹脂製マイクロニードルパッチ」を、帝京平成大学と共同で開発したと発表。これに反応した買いが入ったようだ。同大学の東洋医学研究所と連携して開発した。従来の金属製の鍼と異なり、金属アレルギーの人でも安心して使用することが可能。成人男性16人を対象とした試験では局所的な血流量の増加が確認され、筋肉の張りや凝り、炎症などの早期改善につながることが期待されるという。鍼灸院での治療や在宅医療などでの活用を目指していく。 ■FIG <4392> 933円 (+62円、+7.1%) FIG <4392> [東証P]が続急伸。同社は4日、グループのREALIZEが開発した用水サンプリングロボット「MoMa-SLIM」が、中外製薬 <4519> [東証P]子会社である中外製薬工業の宇都宮工場内バイオ原薬製造棟に導入されたと発表。これが株価を刺激したようだ。MoMa-SLIMは、他社の自律搬送ロボット(AMR)とロボットアームを組み合わせ、REALIZEが制御・システム統合を行ったもの。同ロボットは製薬用水の品質確認のために毎日実施されるサンプリング(検体採取)業務の自動化に活用され、作業の標準化や省人化、ヒューマンエラー低減につながるとしている。 ■AREHD <5857> 3,290円 (+200円、+6.5%) AREホールディングス <5857> [東証P]が続急伸。4日取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比43.8%増の1971億7700万円、最終利益は同2.4倍の86億1200万円となった。大幅な増収増益となり、好感された。電子分野で金回収量が増加するなか、AIデーターセンター関連需要が急増した。更に、貴金属価格が上昇し利益を大きく押し上げた。 ■ミネベア <6479> 4,096円 (+249円、+6.5%) ミネベアミツミ <6479> [東証P]が4日続急伸。5日付の日本経済新聞は26年4-6月期の連結営業利益が「前年同期比5割増の260億円強だったようだ」と伝えた。データセンター向けに主力のベアリングなどが伸び、同期間として5年ぶりに最高益を更新した、という。旺盛なAI需要を背景にデータセンター建設が相次いでおり、同社が手掛ける精密部品への引き合いが強まっている、としている。 ■朝日工 <1975> 3,975円 (+235円、+6.3%) 朝日工業社 <1975> [東証P]が続急伸。同社は8月4日大引け後(16:00)に決算を発表、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12.8%増の23.3億円に伸びたことで好感されたようだ。 ■洋缶HD <5901> 4,239円 (+244円、+6.1%) 東洋製罐グループホールディングス <5901> [東証P]が5日ぶり急反発。同社は5日午前11時30分、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を引き上げた。今期の売上高予想は従来の見通しから100億円増額して1兆400億円(前期比8.0%増)、最終利益予想は15億円増額して315億円(同42.7%減)に見直した。更に、取得総数700万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.6%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いも発表しており、これらを好感した買いが集まった。鋼板関連事業などでの販売数量が増加することになり、業績予想を見直した。自社株の取得期間は8月26日から27年8月25日まで。4-6月期の売上高は2676億2600万円(前年同期比11.4%増)、最終利益は153億3400万円(同7.2%減)となった。 ■北洋銀 <8524> 1,216円 (+66円、+5.7%) 北洋銀行 <8524> [東証P]が続急伸。5日、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。純利益は前年同期比40.3%増の82億9500万円となった。中間期の計画に対する純利益の進捗率は約62%に上り、順調なスタートとなった。これを受け、買い戻しが優勢となった。貸出金利息や有価証券利息配当金、株式等売却益が増加した。預金利息など資金調達費用や国債等債券売却損の増加を補う形で最終増益につなげた。 ■ヤマハ <7951> 1,315円 (+70.5円、+5.7%) ヤマハ <7951> [東証P]が続急伸。同社は4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。営業利益予想をこれまでの見通しから45億円増額して425億円(前期比45.2%増)、最終利益予想を30億円増額して310億円(同30.7%増)に引き上げており、好感された。米国における関税還付の影響を織り込んだ。売上高予想は据え置いた。4-6月期の売上高は前年同期比12.0%増の1163億3500万円、最終利益は同4.5倍の106億9000万円だった。北米、欧州を中心に楽器販売が堅調に推移したほか、円安効果も表れた。 ■フジHD <4676> 4,084円 (+208円、+5.4%) フジ・メディア・ホールディングス <4676> [東証P]が5日ぶり急反発。4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)連結決算を発表した。売上高が1488億4000万円(前年同期比28.2%増)、営業損益が160億2500万円の黒字(前年同期127億7900万円の赤字)、最終利益102億1800万円(前年同期比9.5倍)だったとしており、業況を評価した買いが入った。フジテレビジョンの地上波テレビ広告収入でネットタイム、ローカルタイム、スポットの全てが増収となったことに加えて、デジタル事業におけるFODの課金収入や配信権販売の増加、アニメ事業の使用料収入などが寄与しメディア・コンテンツ事業が大幅に黒字転換した。都市開発・観光事業におけるホテル・リゾート事業で前期の関西万博の反動減があったものの、メディア・コンテンツ事業の収益好転効果が吸収した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高6257億円(前期比13.4%増)、営業利益401億円(前期は87億6600万円の赤字)、最終利益261億円(前期比4.0倍)の従来見通しを据え置いた。また、今年2月に発表した都市開発・観光事業への外部資本導入の検討状況を発表。多数の事業会社やファンドから提案を受け、その手法、時期、規模などについて検討を進めているとし、公表する必要のある事項が決定され次第、適切に開示するとしている。 ■明電舎 <6508> 11,250円 (+560円、+5.2%) 明電舎 <6508> [東証P]が5日続急伸。株価は5月27日につけた1万1400円の年初来高値を更新した。SMBC日興証券は4日、同社株の目標株価を1万1500円から1万3000円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。国内外での収益拡大が想定以上に進展していることを評価した。同証券では27年3月期の連結営業利益予想を333億円から377億円(会社予想330億円)に引き上げた。電力インフラ事業で電力会社向けの受注採算改善が進展していることや、社会システム事業では国内外で案件構成の改善がみられる点などを反映した。28年3月期の同利益は415億円を見込んでいる。 ■ニチアス <5393> 3,647円 (+173円、+5.0%) ニチアス <5393> [東証P]が大幅高で4日続伸。4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を2700億円から2880億円(前期比14.3%増)、営業利益予想を450億円から490億円(同32.4%増)に引き上げており、業況を評価した買いが集まった。高機能製品事業における半導体製造装置向け需要が当初の想定を上回っていることを反映した。なお、4-6月期は売上高が719億5400万円(前年同期比16.0%増)、営業利益が111億3600万円(同20.7%増)だった。 ■SB <9434> 230.8円 (+10.4円、+4.7%) ソフトバンク <9434> [東証P]が大幅反発。同社は4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比9.4%増の1兆8147億2200万円、最終利益は同3.3%増の1500億7000万円となった。第1四半期の着地点は良好との見方が広がった。更に会社側はクラウド・AI関連での売上高の年平均成長率が27年度まで30%になる見通しを示しており、買いを誘う格好となったようだ。4-6月期は全セグメントで増収となり、ファイナンス事業や、法人向けソリューションサービスを手掛けるエンタープライズ事業の利益が拡大。PayPayの決済取扱高が伸びたほか、企業向けのクラウドやセキュリティーソリューションなどが堅調に推移した。 ■日本製鉄 <5401> 672円 (+26円、+4.0%) 日本製鉄 <5401> [東証P]が5日ぶり大幅反発。4日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を11兆円から11兆2000億円(前期比11.3%増)、事業利益を5300億円から6300億円(同22.5%増)、最終利益を2200億円から2900億円(同17倍)に引き上げており、好感した買いが集まった。USスチールの利益が米国鋼材市況の上昇や収益改善施策の効果発揮で前回予想を大きく上回る。加えて、在庫評価差益の拡大なども利益を押し上げる。なお、4-6月期は売上高が2兆8211億9600万円(前年同期比40.4%増)、事業利益が1455億1100万円(同58.1%増)、最終損益が752億9900万円の黒字(前年同期は1958億3300万円の赤字)だった。 ※5日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース