【↓】日経平均 大引け| 3日続落、朝高も半導体関連株への売りが響く (5月26日)

日経平均株価

始値  26685.02

高値  26898.75(09:14)

安値  26597.97(14:56)

大引け 26604.84(前日比 -72.96 、 -0.27% )

売買高  10億8581万株 (東証プライム概算)

売買代金  2兆7142億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日続落、前日の米株高を好感も買いは続かず

 2.米株市場はFOMC議事要旨内容が想定内でリスク選好の流れ

 3.エヌビディアが決算発表後に時間外で売られ、半導体株に影響

 4.値上がり銘柄数は値下がり上回り、TOPIXはプラス圏着地

 5.売買代金は盛り上がりに乏しく、3兆円台割り込む状況が続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比191ドル高と4日続伸した。注目されたFOMC議事要旨は市場の想定内の内容と受け止められ、景気敏感株を中心に買い安心感が広がった。

 東京市場では、強弱感対立のなか朝方は日経平均株価が高く始まったものの、その後は買いが続かずマイナス圏に沈む展開となった。

 26日の東京市場は、前日の米株高を引き継いで朝方は上値を追う動きを見せたが、買いは続かず、前場後半から急速に値を消す展開となった。米国では注目されていたFOMC議事要旨の内容が市場の想定内であったことでリスク選好ムードとなった。ところが、画像処理半導体大手のエヌビディア(NVDA)が、決算発表を受けて時間外で売られたことから、東京市場でもこれを横目に半導体関連株への売りがかさみ、全体指数を押し下げた。もっとも個別株の物色意欲は旺盛で、強い値動きを示す銘柄も多かった。値上がり銘柄数は1000を超え、値下がり銘柄数を上回り、プライム市場全体の56%を占めている。TOPIXは小幅ながらプラス圏で着地している。なお、売買代金は盛り上がりを欠き、本日も3兆円台を大きく割り込んだ。

 個別では、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が売られたほか、ファナック<6954>、SMC<6273>など機械株も軟調、村田製作所<6981>も値を下げた。三菱電機<6503>の下げも目立つ。ディー・エヌ・エー<2432>が急落、日本ペイントホールディングス<4612>、日本電子<6951>なども大きく値を下げた。日医工<4541>が安く、ワコム<6727>なども売りに押された。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも頑強な値動きを見せた。川崎汽船<9107>が値を飛ばし、ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢だった。神戸物産<3038>が物色人気となった。FPG<7148>がストップ高に買われ、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>が急伸、ソースネクスト<4344>、エムアップホールディングス<3661>なども値を飛ばした。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、KDDI <9433>、ファストリ <9983>、トヨタ <7203>、アステラス <4503>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約46円。

 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ファナック <6954>、信越化 <4063>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約103円。

 東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)陸運業、(3)輸送用機器、(4)ゴム製品、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気機器、(3)精密機器、(4)水産・農林業、(5)石油石炭製品。

■個別材料株

△E&C <1775> [東証S]

 大幅増配に続き高株主還元姿勢を評価。

△フロンテオ <2158> [東証G]

 医学論文探索AI「Amanogawa」が科研薬 <4521> [東証P]に導入。

△神戸物産 <3038> [東証P]

 4月営業利益は15.3%増で急伸。

△エムアップ <3661> [東証P]

 福岡ソフトバンクホークス初のNFTサービス提供へ。

△ULSグルプ <3798> [東証S]

 20万株を上限とする自社株買い実施へ。

△ODK <3839> [東証P]

 ベクトル <6058> [東証P]との業務提携とクシム <2345> [東証S]からの事業譲受を好感。

△カイゼン <4170> [東証G]

 KDDI <9433> [東証P]と自治体向けウェブサイト構築ソリューションを提供開始。

△ブロードE <4415> [東証G]

 不動産関連企業との業務提携を材料視。

△ラウンドワン <4680> [東証P]

 コロナ禍からの脱出にらみ目標株価引き上げの動きなどを好感。

△ガーラ <4777> [東証S]

 定款の事業目的に暗号資産交換業などを追加へ。

▼ディーエヌエ <2432> [東証P]

 医療ICTベンチャーを子会社で短期的な連結業績の悪化を懸念。

▼三菱電 <6503> [東証P]

 新たに101件の不適切行為が見つかる。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)FPG <7148>、(2)JIA <7172>、(3)ソースネクス <4344>、(4)エムアップ <3661>、(5)河西工 <7256>、(6)オープンドア <3926>、(7)シンクロ <3963>、(8)じげん <3679>、(9)ビジョン <9416>、(10)京都銀 <8369>。

 値下がり率上位10傑は(1)ディーエヌエ <2432>、(2)日本ペHD <4612>、(3)日電子 <6951>、(4)JMDC <4483>、(5)三菱電 <6503>、(6)グリー <3632>、(7)日医工 <4541>、(8)富士石油 <5017>、(9)ハローズ <2742>、(10)フクシマガリ <6420>。

【大引け】

 日経平均は前日比72.96円(0.27%)安の2万6604.84円。TOPIXは前日比1.00(0.05%)高の1877.58。出来高は概算で10億8581万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1036、値下がり銘柄数は718となった。東証マザーズ指数は647.25(10.37ポイント高)。

[2022年5月26日]

株探ニュース

出所:株式会社エムサーフ


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